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Blog 2024年7月20日 Marigold Summer Gold Shine2024

2024.07.20

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2024年7月20日 Marigold Summer Gold Shine2024

Marigold Summer Gold Shine2024

2024年7月20日(土) 東京・新木場1stRING
(観衆284人=超満員)

 

試合詳細レポート

▼オープニング

 

 大平ひかるリングアナによる対戦カード発表の後に大会がスタート。

 旗揚げ2戦目から恒例となっていたジュリアの前説も復帰に伴って無くなり、マリーゴールドの第二章を感じさせるオープニングとなった。

 

シングルマッチ 15分1本勝負
○野崎渚 7分21秒
胴締めスリーパー・ホールド
南小桃●

 石川の欠場によってカードが急遽変更。瀬戸レアvs 南小桃vs 野崎渚の3WAYマッチから野崎vs小桃のシングルマッチとなり、小桃にシングル戦線でのアピールチャンスが降って湧いた形に。

 

 試合前に小桃が握手を求めるも、野崎は追い払うような仕草とともに拒否。

 ゴングが鳴ると、小桃がロックアップで組み付くも野崎が余裕でロープに押し込み、離際にガットショットからヘッドロック。小桃の脱出を許さずしつこく絞り上げていく。

 小桃がヘッドシザースで抜け出すも、野崎は起き上がり際に顔面へビッグブート。小桃は折れずにアームドラッグからの低空ドロップキックで反撃し、エルボーを猛連打。微笑みとともにこれを受け切った野崎がダブルチョップでコーナーまでふっ飛ばし、そのままマシンガン・ダブルチョップ。小桃が絹を裂くような悲鳴を上げる。

 さらに野崎はロープにもたれかかる小桃に貫通ビッグブートからおしゃれキック。さらに腕をロープにくくりつけながらのスタンド式キャメルクラッチで絞り上げ、高速ブレーンバスターからロープに振って行くが、小桃がドロップキック連打。3発目をかわした野崎が組み付いてスリーパーホールドに捕らえるが、小桃はなんとかロープに足をかける。

 野崎は「どうしたコラ」と小刻みに顔面を蹴りつけ、「寝てるならコイツを喰らえ!」と顔面バーン。さらに嗜虐的に顔面をグリグリと踏みつけていき、「終わりだ!これでも喰らえ!」とザキゴェを狙う。小桃はスモールパッケージ、スクールボーイと丸め込みからドロップキックを連打。さらに変形DDTから腕十字に持ち込むも、決まり切る前に野崎がロープブレイク。

 小桃は首固めからの変形トルネード・クラッチで隙を作ってドロップキックを狙うが、野崎がカウンターのビッグブートから顔面への低空トラースキック。さらにスリーパーホールドからドルミルへと移行すると小桃はたまらずタップ。

 

<試合後コメント>

南小桃

「新木場、野崎さんとのシングル。なにも出来なかった。でも明日は野崎さん、CHIAKIさんとタッグで勝負するので。今日よりもっと威力のあるドロップキックで、無理と思われてるかも知れないけど、絶対に勝ちたいと思います。ありがとうございました」

シングルマッチ 15分1本勝負
○ボジラ 8分48秒
ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め
松井珠紗●

 ボジラが待ち受ける中で松井が入場。リングインとともに松井が突っ込んでいってドロップキックを連打する中でゴングが鳴る。

 松井がロープワークで翻弄するも、ボジラはどっしり構えてショルダータックル。奇襲での速攻勝利に失敗した松井は一旦距離を取りつつ、無謀にも手4つでの力比べを挑む。

 ボジラが組み合おうとすると、松井はつま先を何度も踏みつけた上でヒザへの低空ドロップキック。さらにロープへ飛ぶが、キャッチしたボジラがリフトアップして豪快に投げ捨てる。続けてボジラは串刺しスプラッシュからミサイルキックを叩き込むも、松井はなんとか肩を上げる。

 ボジラはロコモーション式のブレーンバスターを3連発。松井はたまらず場外へとエスケープするが、ボジラは追っていって強烈なエルボー。さらにエプロンへのバックドロップからスライディングキックで場外に蹴落とす。さらに追撃を狙うが、松井は足払いからリング鉄柱に足を幾度も打ち付けてからストレッチ・マフラー。さらにリングを広く使ってスピードでボジラを翻弄し「ナメんな!」と強烈なエルボー。これには流石のボジラもうめき声を上げて一瞬怯むが、すぐさま反撃のエルボー。松井はふっ飛ばされながらも胸の埃を払うような仕草から「来いよ!」と挑発。ボジラは大怪獣の雄叫びを上げ、ヘッドバッドの猛連打。

 ボジラは松井をコーナーに上げ、雪崩式ブレーンバスター。これで足を捻ったか松井はしばらく立ち上がれずにいたが、ギブアップを断固拒否してふらふらと起き上がる。ボジラは強烈なスピアーで起き攻めし、必殺のパワーボムを狙う。

 松井はこれをウラカン・ラナで切り返し、スライディング・クロスボディを3連打。松井は「行くぞーッ!」と雄たけびを上げ、コーナーに上ってダイビング・クロスボディを発射。これを軽々キャッチしたボジラがボディスラムで叩きつけ、ドリル・ア・ホール・パイルドライバーで突き刺して3カウントを奪った。

 

 コーナーに上ったボジラは観衆とともに「SIZE DOES MATTER!」と大合唱し、荒々しく引き上げていった。

 

<試合後コメント>

松井珠紗

「新木場で、大怪獣ボジラとシングルマッチ。あぁ~……クソ~!全然、全然敵わなかった。でもこれで終わりにしないんで。あの180cmのモンスター!あたしがこのちっこい代表の私が!大怪獣を下して、それで皆さんに最高に気持ちいい瞬間をお見せします!まだまだ修行が足りないんで、もっと誰にでも勝てるように、ボジラにも、全員に勝てるように修行し直します。ありがとうございました」

 

ボジラ

「遊びは終わりだと言ったはずだ!先週は皆に負けた姿を見せてしまったが、私はすべてのシングルベルトを巻くべき人間だ。これから皆は思い知ることになる。SIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だということを!次の試合も私から目を離すな!」

シングルマッチ 15分1本勝負
○林下詩美 7分16秒
ジャーマン・スープレックス・ホールド
CHIAKI●

 CHIAKIはイスを持って入場。野崎をセコンドに連れており、正々堂々の勝負とはならなそうな雰囲気を醸し出す。

 ゴングが鳴ると、CHIAKIは手4つを仕掛けつつガットショットからヘッドロック。さらにショルダータックルでぶつかって行くが、詩美は倒れず耐えて逆にショルダータックルでなぎ倒す。

 詩美がロープへ飛ぶが、場外から野崎が足を掴んで転ばせ、CHIAKIが低空ドロップキックで場外へと蹴落とす。野崎が詩美を観客席に叩き込んで暴行を加えていき、CHIAKIはその様子をニタニタと笑いながら眺める。

 野崎が詩美をリングに放り込むと、CHIAKIは「これがイケメンの顔だオラッ!」と詩美の鼻をつまみ上げながらのキャメルクラッチ。観衆から「顔はやめて!」と悲鳴が上がると、CHIAKIは「なんでだよ!」と毒づきつつ「顔集中攻撃だ!」とコーナーでのアイアンクロー。さらに串刺しバックエルボーを発射するが、これをかわした詩美が串刺しバックエルボーからドロップキックで反撃の狼煙を上げる。

 詩美はロープへの串刺しラリアットを見舞うも、2発目をCHIAKIがカウンターのスピアーで阻止。さらに「イケメン!コラ!」と顔面ウォッシュを見舞っていくが、これをキャッチして振り払った詩美がドロップキック。CHIAKIも即座に跳ね起きて顔面へのドロップキック。

 CHIAKIはフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、振り払った詩美がサイドバスターからスライディング・ラリアットを発射。これをかわしたCHIAKIが十字架固めからの低空ドロップキックを見舞い、顔面をグリグリと踏みつけてからキャメルクラッチ。さらにアイアンクローで痛めつけるが、詩美はこれを腕力だけで外してバックフリップからスライディング・ラリアット。

 詩美がコーナーに上っていくが、野崎が足を掴んで阻止。CHIAKIはフィッシャーマンズ・スープレックスからアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、詩美がリバースしてアルゼンチン・バックブリーカー。さらにロープに飛ぶが、CHIAKIがパワースラムで迎撃する。

 CHIAKIはアルゼンチン・バックブリーカーからムーンウルフを狙うが、背面着地した詩美がジャーマン・スープレックス。さらにローリング・エルボーを発射も、CHIAKIがレフェリーを盾に。マトモにエルボーを受けたレフェリーが失神してしまう。

 リングが無法地帯となる中でCHIAKIがイスを持ち込んで振り下ろすが、詩美がキャッチ。野崎がイスを奪って詩美目掛けて振り下ろすも、これがCHIAKIに誤爆。

 詩美が野崎、CHIAKIにそれぞれラリアットを見舞ってなぎ倒し、さらにレフェリーが復帰したのを確認した詩美がジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけてCHIAKIから3カウントを奪った。

 

<試合後コメント>

林下詩美

「おいCHIAKI!野崎も。お前らあんな悪いことして!イスなんか持ってきやがって。でも私がそんな奴ら相手にどんだけ闘ってきたと思ってんだ。イス持ってきたって、2人がかりだって負けねーよ。なんでもかかってこいよ!」

 

CHIAKI&野崎渚

CHIAKI「あぁ、林下詩美。どうやら林下詩美の方がイケメン度合いがちょっとだけ上だったみたいだな?スゲー惜しいところまでいったと思うんだけど……最後、なんか俺にイスが降ってきたんですけど?」

野崎「いやいや、アレはね?貴女を助けようと思ってイスを持って、詩美を殴ろうとしたの。貴女が押さえてないからいけないんじゃない?」

CHIAKI「そーいうことじゃなくてさぁ、なんか明日からタッグベルトのアレが始まるから。もうちょっと気合入れ直していきましょうね」

野崎「気合い、気合いねぇ?」

CHIAKI「作戦をね」

野崎「まあ、まあね。イスの使い方を連絡するわ。こんな感じで、みたいな。まだやり始めたばっかだから、これからだと思って。でも明日は大事なトーナメント。ベルト欲しいじゃん?」

CHIAKI「もちろん」

野崎「たった1回の誤爆で色々言わないで」

CHIAKI「確かに」

野崎「気を付けて」

CHIAKI「じゃあ、また明日!」

初代ツインスター王座決定トーナメント 1回戦 151本勝負
○桜井麻衣 14分58秒
シャイニング・バスター→片エビ固め
マイラ・グレース●
MIRAI ゼイダ・スティール

 両国国技館大会では誤爆からの敗北を喫し、互いのせいにし合って喧嘩していたマイラ&ゼイダだったが、仲直りした様子で陽気に入場。ただ、どこかにしこりがあるのかぎこちない様子も見せる。

 

 MIRAIとマイラの対面でゴング。

 ロックアップでの力比べからバックの取り合い、リストの取り合いが展開。マリアがグラウンドに引き倒して丸め込むも、MIRAIは余裕を持って返してクリーンブレイク。再び向き合ってバックの取り合いからグラウンドでの首の取り合い。MIRAIがヘッドロックからテイクダウンしレッグロックからリバース・インディアン・デスロック。マイラがローリングして抜け出すも、その際にエクステが取れてしまってしょんぼり。

 マイラはMIRAIに「オネガイシマース」うやうやしく握手を求める。MIRAIはその手をはたき落としてエルボーを発射も、マイラは前後開脚でこれをかわしてローキック、ソバット、水面蹴り、低空ドロップキックと華麗な連撃。マイラがロープに飛ぶも、MIRAIがドロップキックで迎撃してボディスラム。さらにロープに振ろうとするが、マイラが足を取って転ばせ串刺しヒップアタックからゼイダにタッチを求める。しかし、2人の息が合わずタッチに失敗。桜井が救援に来てMIRAIとともにトレイン攻撃を見舞い、ショルダータックルでふっ飛ばして桜井にタッチ。

 桜井はコーナーでマイラの顔面をグリグリと踏みつけ、パリ風おパラダイスロックで固めて「この庶民外人がッ!」とありがたいお言葉から低空ドロップキック。MIRAIにタッチ。

 MIRAIはマイラにボディスラム2連発からミラマーレに捕らえるが、ゼイダがカット。迫るMIRAIをロープにくくりつけると、マイラが619で一矢報いてゼイダにタッチ。

 ゼイダはMIRAIにエルボー連打。桜井がカットに来て2人でゼイダをロープに振ろうとするが、ゼイダが2人にまとめてコードブレイカー。さらにMIRAIをコーナーに振って串刺しジャンピングミドルから「ビッ!」と叫びながらドロップキック。さらにエルボー連打からソバット、コンプリートショットからのクロスフェイスと猛攻をかけるがMIRAIは軽々とロープへ。ゼイダは再びクロスフェイスを狙うが、腕を絡め取ったMIRAIが担ぎ上げて変形バックフリップ。桜井にタッチ。

 桜井はコーナーに上ってゼイダへミサイルキック。さらに串刺しビッグブートからブルドッギング・ヘッドロック、STFと連撃。ゼイダは苦戦しながらもなんとかロープを掴む。

 桜井は貫通ビッグブートを狙うが、これをかわしたゼイダがロープに宙吊りにしてからのカーブストンプ。続けてコーナーに振って串刺しバックエルボーを連打し、串刺しジャンピングニーで追撃。さらにロープに飛んでビッグブートからダイビング・クロスボディを見舞うもカウントは2。ゼイダがマイラへタッチ。

 マイラは桜井にエルボー連打も、桜井は一歩も引かず打ち返してロープに飛ぶ。マイラはジャンピング・ラリアットで迎撃してフィッシャーマンズ・スクリュー、バックドロップと連撃。桜井はこれを返して顔面へのビッグブートから串刺し攻撃を狙うが、エプロンに逃れたマイラがコーナーに上ってダイビング・ルー・テーズ・プレス。これはMIRAIがカット。

 ゼイダが桜井を、マイラがMIRAIを相手取って同時にトラースキックを見舞って場外に叩き出し、マイラがプランチャ。ゼイダもトペ・スイシーダを狙うが、ロープに引っかかって不発に終わる。

 マイラは桜井にランニング・ビッグブートからロープに飛ぶが、MIRAIがエプロンから背中へのラリアット。桜井はブレーンバスターで叩きつけ、桜井のレッグラリアート+MIRAIのラリアットのサンドイッチ攻撃。桜井はシャイニング・バスターを狙うが、ゼイダがカットして変形キルスイッチ。マイラが桜井にトラースキックからロープに飛ぶが、桜井がカウンターのドロップキックからロープに飛んでレッグラリアート。MIRAIがラリアットで追撃し、桜井がシャイニング・バスターで叩きつけて残り時間2秒でギリギリの勝利を収めた。

 

桜井「新木場大会にお越しの庶民の皆様ごきげんよう!ミライサクがタッグトーナメント1回戦、突破しました!この調子で勝ち続けて優勝狙いますので、730日後楽園で私たちが優勝する姿を見に来て頂戴!それでは、ごめんあそばせ

 

<試合後コメント>

MIRAI&桜井麻衣

桜井「タッグトーナメント1回戦、ミライサクが勝ちました!久しぶりのミライサクでこうやって、このトーナメントはすっごい自分たちにとってチャンスなので、絶対私はMIRAIとタッグのベルトを獲りたいと思ってる」

MIRAI「両国の負けを全部吹っ切れてるわけじゃない。引きずってないわけじゃない。けど、前を向いて、しかも桜井麻衣が隣ならなんでも出来る気がするので。絶対に2人でタッグの初代チャンピオンになります!」

桜井「皆さん、30日の後楽園、ぜひ見に来てください!」

MIRAI「絶対に勝ちます!以上!」

桜井「ごめんあそばせ♪」

 

マイラ・グレース&ゼイダ・スティール

ゼイダ「冗談じゃない!貴女が怒ってるのも分かるけどメチャクチャな試合だった。このクソみたいなリングは汗で滑るし私は足首を骨折しそうになった!」

マイラ「見てよ!髪の毛を引き抜かれた!私の頭皮はボロボロよ!汚い手を使われた酷い試合だった!」

ゼイダ「でも私たちには今あんなベルト必要ないのよ」

マイラ「いつか私達の元にくることになる」

タッグマッチ 15分1本勝負
後藤智香 11分32秒
アメジスト・バタフライ→片エビ固め
瀬戸レア●
○天麗皇希 高橋奈七永

 4人それぞれクリーンに握手を交わして行くが、後藤が「奈七永!来いよ!」と挑発。奈七永はこれに応じようとするが、レアが「自分行きます!」と先発を買って出る。

 

 ゴングとともにレアが突っ込んでガムシャラなエルボー猛連打。これを受け切った後藤は「パッション注入されてねーだろ!」とブチ切れて強烈なエルボーからボディスラム。さらに飛行機投げから「奈七永!来いよ!」とレアを相手コーナーへ放り捨てる。

 奈七永と後藤の対面。後藤がエルボー連打でロープに押し込むも、奈七永がリバースしてエルボー連打でお返ししてからショルダータックル。さらにレアと2人でコーナーに振ると、レアが串刺しドロップキック、奈七永が串刺しラリアット。レアが羽交い締めにする中で奈七永が後藤にマシンガンチョップ。カットに来た皇希も重ねて2人にまとめてマシンガンチョップ。後藤は「ヤダ!ヤダーーッ!!」と本気の悲鳴を上げる。

 奈七永&レアが2人でロープに振っていくが、後藤&皇希がダブルのビッグブート。皇希が後藤をアトミックホイップの形で放り投げて奈七永を圧殺。

 後藤は胸を叩いて「来いよ!受けてやる!」とパッションを爆発させる。奈七永が容赦なく逆水平チョップを連打すると、奈七永は「来いよ」と仰向けになってジャイアントスイングを要求。後藤は逆水平チョップの連打で応えるが、奈七永が「ナメんなコラ!」とふっ飛ばしてレアにタッチ。

 レアは後藤へフェイスクラッシャーから低空ドロップキック。さらにエルボー連打からロープに振ろうとするが、後藤がキャッチしてセカンドコーナーへと乗せてヒップドロップ。さらに串刺しヒップアタックで追撃し、得意のジャイアントスイングで10回転。両者タッチ。

 皇希と奈七永がショルダータックルで正面衝突。徐々に追い込まれていく皇希だったが、雄叫びを上げながらエルボー連打で猛反撃。奈七永も真っ向から受けきったうえで強烈な一撃で吹っ飛ばす。奈七永は「来いよ皇希!」と顔面を突き出し、皇希のビッグブートを何発も受けきったうえでショルダータックルからのブレーンバスター。奈七永はバックドロップを狙うが、後藤がビッグブートでカット。2人でロープに飛んで奈七永にダブルのビッグブートを見舞い、皇希が奈七永をバックドロップで投げきる。

 皇希はカナディアン・フェイスバスターを狙うが、奈七永がショルダースルーで切り返してシャイニング式の延髄切り。レアにタッチ。

 レアは皇希にドロップキック4連打から皇希のボディスラムをスクールボーイで切り返しつつ脇固めへ。さらにリバース・フルネルソンからのキャトル・ミューティレーションを決めるが後藤がカット。皇希&後藤が2人でロープに飛ぶが、奈七永が飛び込んできてダブルラリアット。さらに奈七永が皇希にラリアットを見舞い、レアがドロップキックで追撃。

 レアはさらにロープに飛ぶが、皇希がカウンターのビッグブートで顔面を撃ち抜く。皇希がカナディアン・フェイスバスターを狙うが、レアが回転エビ固めで切り返す。さらにレアがロープに飛んで行くが、皇希がパワースラムで迎撃。皇希がロープに飛んでドロップキックで顔面をぶち抜き、スパインバスターからのジャックナイフ式エビ固め。これは奈七永がギリギリでカット。

 奈七永が皇希を追撃するが、皇希は奈七永を場外に放り出すことに成功。皇希&後藤がレアへダブルのリフトアップ式フェイスクラッシャーを見舞うtWin toWer連携を決め、皇希がコーナーに上ってアメジスト・バタフライを投下。これで3カウントが叩かれた。

 

 試合後、奈七永と後藤が場外で殴り合いを展開。さらに皇希がパッションマークを奈七永に突きつけると、奈七永がその指に噛みついて一蹴した。

 

<試合後コメント>

天麗皇希&後藤智香

後藤「おっしゃ!皇希!勝った!勝ちました!『tWin toWer、最近あんまり調子よくないんじゃないの?』って言われることも多かったんですけど、ツインスターが決まって、そして今日は不戦勝という形ではありますが、それでも準決勝に進むことに変わりはないので。この勢いで準決勝、決勝、そしてもちろん優勝を狙っていきます!」

皇希「まず、本当だったら今日はツインスターの初戦、石川と奈七永さんと当たる予定だったんですけど……まずは石川!どうだ、勝ったぞ!不戦勝という結果で、トーナメント的には進むことが決まってたけど、私の気持ち的には奈七永さんに勝ってこそ私はトーナメント進めると思っていたので。直接ピンフォールは取れなかったけど、奈七永さんを退けてtWin toWerがこうやって勝てたってことは、1個ツインスターのベルトを巻くのにふさわしく慣れたんじゃないかと思いました」

後藤「奈七永さん(を)押さえといてよ!いた~い!(※赤く腫れた胸を撫でながら)」

皇希「痛かったねぇ。この痛みを2人とも忘れず進んでいこう。そして今日奈七永さんから新たないいエネルギーをもらったと思うので、必ず私たちtWin toWerがツインスターのベルトを巻きます!」

後藤「巻きます!」

 

高橋奈七永&瀬戸レア

(※レアがボロボロと悔し泣きする中でコメント開始)

奈七永「今日、タッグトーナメントが始まったんだよ。始まって、私はパッション・シスターズの高橋奈七永&石川奈青でエントリーされたんだよ。されたと思ったら石川の欠場で不戦敗!腹立つわぁ~。マジ腹立つ。でもtWin toWerも不戦勝なんて栄誉があることじゃないと思うから、その分ぶつかっていったんだけどさ。瀬戸レア!初めて同じリングに立ったね。オイ!パッションあんのか?!」

レア「ありまぁす!」

奈七永「なんで泣いてんだよ!」

レア「……」

奈七永「なんで泣いてんだ。悔しいのか?」

レア「くやしいです」

奈七永「悔しいか。やり返したいよな?」

レア「はい!」

奈七永「やり返していこうよ」

レア「はい!」

奈七永「いつかじゃなくて、もう次。やり返すつもりで日々やってこうよ。私の隣に立ったんだから、パッション・シスターズ(仮)な?パッション・シスターズ(仮)の(仮)が取れるのか、違う道に行くのか、お前次第だ!だけど一発目のエルボー、いいエルボーだったよ!そのパッションを忘れんな!」

レア「はい!」

奈七永「tWin toWer、安心して勝っていけると思うなよ!やり返してやるからな!石川と一緒に!」

レア「負けっぱなしじゃ終わらないから、また対戦お願いします……」

6人タッグマッチ 301本勝負
翔月なつみ 18分45秒
裏投げ→片エビ固め
田中きずな●
青野未来 ビクトリア弓月
○Sareee ジュリア

 青野とジュリアというマリーゴールドでは初めての対面でゴング。

 じりじりと距離を詰めて手4つで組み合って腕力勝負。リストロックの応酬からグラウンドでの首の取り合い、バックの取り合いと互角の攻防からクリーンブレイク。再び向き合ってロックアップでの力比べへ。青野がヘッドロックからローキック連打。ジュリアが振り払ってエルボーを叩き込めば、青野もエルボーで応じて打ち合いに。青野がロープに飛ぶも、ジュリアがドロップキックで迎撃してきずなにタッチ。

 きずなは弓月とともに飛び出していき、ダブルの串刺しバックエルボー。ジュリアも串刺しバックエルボーで追撃し、弓月のドロップキックからきずなのスクールボーイ、ジュリアも加わって3人でのトリプル低空ドロップキック。さらにきずながロープに飛んでドロップキック。2発目を狙うが、青野がカウンターのドロップキックでふっ飛ばし、ボディスラム叩きつけてからサッカーボールキック。翔月にタッチ。

 翔月はきずなをボディスラム叩きつけてからサッカーボールキック。Sareeeにタッチ。

 Sareeeは容赦ないストンピングの雨あられから「おっしゃ!一発行くぞ!」とドロップキックでロープ際まで吹っ飛ばす。救援に来たジュリアを排除した後にきずなをボディスラムで叩きつけてから鎌固め。青野にタッチ。

 青野はきずなをロープに振って行くが、きずなは「ナメんな!」と飛びつき式のネックブリーカーで反撃し弓月にタッチ。

 弓月はハイスピードで突貫し青野にドロップキック、コルバタ、ドロップキックと連撃。青野のパワースラムをフロントネックロックで切り返す機転も見せるが、青野がぶっこ抜いてボディスラムからサッカーボールキック。さらに青野がリストロックに捕らえながらのミドル&ローの連打からキャプチュード。翔月にタッチ。

 翔月は弓月をコーナーに振って串刺しドロップキック。さらに青野の串刺しドロップキックから翔月の串刺しランニング・ダブルニーが立て続けに決まる。翔月はエルボーを発射も、かわした弓月がトラースキックからSTO。さらにコーナーへの振り合いを制してスワンダイブ式フェイスクラッシャーを見舞い、弓月のフェイマサー+きずなのフェイスクラッシャーの合体攻撃。さらに弓月は翔月に払い腰2連発からの一本背負い。「まだだ!」とダブルリスト・アームサルトで叩きつけるもカウントは2。弓月がジュリアにタッチ。

 ジュリアはコーナーに上って翔月へミサイルキック。さらにショットガン・ドロップキックでコーナーまでふっ飛ばし、リストクラッチ式のベアハッグ・スープレックス。さらにSTFで絞り上げるがSareeeがカット。ジュリアはファルコンアローを狙うが、着地した翔月がビンタ。ジュリアもビンタで返していくが、キャッチした翔月が脇固めに捕らえる。脱出しようとするジュリアを転がして強烈なサッカーボールキックを叩き込み、ロープの反動を使ったダブルニードロップ。

 さらに翔月はフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、振り払ったジュリアが強烈なエルボーを連打。ヒザから崩れ落ちた翔月へジュリアがランニングニーを発射するが、翔月が足を刈ってグラウンドに引き込み、マウントエルボーを連打してからサッカーボールキック。翔月はフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、ジュリアは「させるか!」とブレーンバスターで反撃。翔月は即座に跳ね起きてハイキックをクリーンヒットさせ、Sareeeにタッチ。

 Sareeeはジュリアのアゴをぶち抜くミサイルキック。場内がどよめくが、ジュリアはすぐに起き上がって真っ向からのエルボー合戦。ジュリアはビンタを見舞ってロープに飛ぶが、Sareeeがカサドーラ・フットスタンプで切り返し、ロープ際で顔面をぶち抜くドロップキック。さらにSareeeが裏投げを狙うが、振り払ったジュリアがジャーマン・スープレックス。Sareeeは即座に起きてジャーマン・スープレックスでやり返してロープに飛ぶ。ジュリアはカウンターのエルボーバッドで撃ち抜いてバックドロップ。きずなにタッチ。

 きずなはSareeeへドロップキックを4連打。さらにコーナーに上って行くが、青野が髪を掴んで妨害。Sareeeは「ナイス!」と青野を称えつつ雪崩式フィッシャーマンズ・スープレックス。すぐさまコーナーに上って行くが、今度は弓月がSareeeの髪を掴んで妨害。ジュリアが「OK!新木場行くぞ!」とSareeeを雪崩式ダブルアーム・スープレックス。きずながSareeeをフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで叩きつけるもカウントは2

 きずなはエルボーを連打していくが、Sareeeは涼しい顔で両手を広げて受け切る。きずなの連打が止まるとSareeeが強烈な一撃できずなをふっ飛ばしてしまう。それでもきずなは折れることなく雄叫びを上げながらエルボーを連打。ロープに飛ぶが、Sareeeは「ナメんな!」とカウンターのドロップキック。

 ジュリアがカットに入ってSareeeへヘッドバッドを見舞うと、きずながスクールボーイで隙を作ってコーナーからの雪崩式腕十字。完璧に決まるも翔月がカット。ジュリアのバックドロップ+弓月のドロップキックで翔月を排除するが、青野がダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒す。

 Sareeeがきずなを押さえつける中で青野がハイキックを発射するが、これがSareeeに誤爆。きずながSareeeへ変形レッドアイを見舞うがカウントは2

 きずながロープに飛ぶも、青野が追走ラリアット。さらに翔月が串刺しダブルニーアタックを突き刺し、Sareeeがダイビング・フットスタンプ。きずながカウント2で返すと、SareeeSareeeが信じられないといった驚愕の表情。しかしSareeeはすぐに引き起こし、裏投げで脳天から突き刺して3カウントを奪った。

 

Sareee「ウチら、マリーゴールドのチャンピオントリオが勝ったぞ~ッ!おいジュリア!復帰したと思ったら私に負けて、次はガキたちの子守りかお前。まあいいや。ジュリア、また必ず闘うぞ、ウチら!わかってんのかテメー!」

ジュリア「おいおいおいおい、ロッシー小川!私子守りなんてやってる暇無いんだけど?でもね、子守りだなんて思ってないよ。お前も!お前も!マリーゴールドの未来だろ?ジュリアと組めてよかったと思うよなぁ?」

 

 きずながマイクを取るも、ジュリアを素通りしてSareeeの前に立つ。

 

きずな「Sareeeさん!」

ジュリア「うぉおおい?!」

きずな「Sareeeさん、私と弓月は近い将来、マリーゴールドのエースを目指しています」

ジュリア「私にも言ってよ?!」

弓月「『目指しています』じゃない!私たちがマリーゴールドのエースになるんだよ!そうだよな?!」

きずな「目指してるんじゃなくて、私と弓月が近い将来マリーゴールドのエースになるんです!だから、こんなところでつまずいていられないし、私はまた貴女と闘いたい!」

 

 蚊帳の外に置かれてむくれたジュリアが「……もういいよ、好きにして」と退場しようとするが、弓月が呼び止める。

 

弓月「Sareee!あと特にジュリア、戻ってこい!おい!行くな!私、ジュリアと1度も対戦したこと無いんですよ。だから私はお前と組むんじゃなくて、お前と対角で闘いたい!だからお前、ジュリアとSareee!お前ら組めよ!組め!お前復帰がおせーんだよ!お前らが組んで、私たち19歳タッグとお前らぶっ潰してマリーゴールドのエースに上り詰めてやるから。私たちと対戦しろ!」

ジュリア「弓月、お前だけだよ。そう言ってくれたのは!でも、でもなあ、Sareeeと組むのぉ……?(観衆から大きな「見たい!」コール)えぇ~……どうしよっかなぁ~、どうしよ……。わかった。お前と組んでやってもいいぞ1回だけな?」

Sareee「いやいや。若手を育てるってことは、若手にチャンスをあげるってことはいいことだと思うよ。私もやっていきたいよ、それは。でもなあ、お前なにも結果残してきてないやつが指図してきてんじゃねーよ。私とジュリアが組むってどういうことかわかってんのか?お前も失礼なんだよ、大体。『組んでやる』とかどーとか。ふざけんじゃねーよ!」

ジュリア「えぇ~……でもなあ、ホントになあ……」

 

 ジュリアが苦笑いを浮かべて言葉を濁していると、レアが緊張に震えて涙を流しながらリングへ上がってくる。

 

ジュリア「ど、どうした……?」

レア「私も!この中に入れてください」

ジュリア「あっち?こっち?どっち?(※弓月&きずな、ジュリア&Sareeeを交互に指さして)」

レア「ジュリアさん、Sareeeさんと組ませてください!(観衆から「そっち?!」の声)」

ジュリア「そっちかぁ……。どーする?……Sareeeが『いいよ』って言ってる」

弓月「いやいやいや?!そっち?!……まあ、それならこっちも3人でやるしか無いよなあ。もう1人用意するしか無いよねえ。誰にしよ……。決めた!詩美さん!」

 

 観衆から詩美コールが起こると、詩美が戸惑いながら出てくる。

 

弓月「詩美さん、私たちと一緒に組んで闘ってくれませんか?」

詩美「そっかぁ、たしかに2人じゃ心細いよね。私が入ってこの6人で試合しましょうか」

 

 誰も次の言葉を発さず、気まずい沈黙が流れる。

 

ジュリア「……言い出したのはきずな、おめーだろ?どっち?やんの?やんないの?」

きずな「やります!」

ジュリア「……いつ?いつ?!」

きずな「…………」

ジュリア「じ、じゃあ、近い内にく、く、組んで……まったくもー!これだから若い子たちはいいねえ?!というわけで、いつかわかんないけど近い内に組んでくれよ、せっかくだからこのカード!2度とあるかわかんないこのカード!ここにいるお前ら、絶対見に来いよ!OK!じゃあお前ら締めろ!帰るぞ!」

 

 敗者組が退場していくと、入れ替わるようにtWin toWer2人がリングに上ってくる。

 

皇希「未来さん、その白いベルト、すっごい素敵ですね。私は今tWin toWerでツインスターのタッグベルト狙ってるんですけど、私の目標の中の1つに、未来さん、貴女からベルトを獲りたい。前の団体からずっと思ってました。そのベルト、私に挑戦させてください」

後藤「皇希、おんなじ気持ちだね。前の団体で一緒だった未来さんが白いベルトを獲って、こんな刺激的なことはございません。もちろん皇希とツインスターのタッグのベルトを獲って、その先で未来さんの持つその白いベルトに挑戦させてください。お願いします!」

 

青野「皇希、智香!おせーよ!名乗り出んのが!私は両国でこのベルトを巻いた瞬間、誰が名乗り出るのか待ってた!なんでそのときに来ないんだよ!……まあ、でもいいでしょう。私もツインスターのベルト、もちろん獲る気満々なんで。初代で2冠になるんで。まあいいよ。皇希、智香、2人とも順番にやってやるから待ってろ!では!今日は勝ったんでチャンピオン3人で締めましょう。皆さん一緒にマリーゴールドと叫んでください!シャイン・フォーエバー!」

翔月「マリーゴールド!」

<試合後コメント>

Sareee&青野未来&翔月なつみ

Sareee「マリーゴールドのチャンピオントリオということで、当たり前の勝利だったかなと私は思ってます。ジュリアとまさか、たった1週間でこうやってリングで再会するなんて考えてなかったんでビックリしましたけど、思った通り、ジュリアとはいつ闘ってもバチバチやり合っていける相手だなと今日改めて感じましたね。そして、きずなと弓月は、なんかジュリア&Sareee組に挑戦したいとか言ってきましたけど、なんの結果も残してない奴が勝手に決めてんじゃねーよって、ちょっと腹立ちましたね。今日勝って言うならまだしも、勝ってねーだろっていう。そこになんとかレアが……なにレアって言うんだっけ?」

青野「瀬戸」

Sareee「瀬戸レアが来ましたけど、あんなビービービービー泣いてきてんじゃねーよって思いますね。ホントに。でもいいんじゃないですか?林下詩美とも闘いたいと思っていたので、いつ組まれるか分かりませんが楽しみです」

青野「自分は今日、ジュリアさんと初対戦で。もっとやりたかったなというのが正直なところで。もう時間もないので、ちょっと遠慮してられないところもあるんで。ジュリアと絶対にまたやりたいので、小川さん、お願いします。そして弓月ときずな。確かにあの2人は勢いもあってマリーゴールドの未来だというのも私も感じています。でも、“未来”だから。今真ん中にいるのは間違いなく自分たちチャンピオンなんで。明日もトーナメント初戦がありますけど、きずな&弓月をしっかり潰して私たちがトーナメント勝ち上がって、ツインスターで2冠を獲ります。見ていてください」

翔月「自分も初めてジュリアと対戦して、ホントに刺激的だったけど、まだまだ足りないし、自分ももっとバチバチ。せっかくチャンピオンになったんでバチバチやっていきたいです。あと、きずな、弓月。明日自分たちと試合があるのにSareeeさんとジュリアとやりたいってナメてんのかって感じだし、こっちは初代の責任を背負ってやってるので。もちろん、2冠、自分たちがタッグも当たり前に獲るし、なんか白も挑戦したいって言ってた後藤智香、皇希も。あの2人だって先にタッグ獲りたいとか言ってたのに、白?先に挑戦名乗り出て。うかうかしてるようじゃホントに自分たちが全部ベルト総なめにして、自分が唯一全部のベルト獲れると思ってるんで。みんなは55kg以下、獲れないと思うんですけど、自分が全部巻いて、ここにいる2人からも獲って、自分ももっともっと上を目指していきたいと思っています。そして高め合える3人だと思ってるんで、刺激的な試合をこの3人でやり続けられると思うので、楽しみにしていてください」

 

――Sareee選手、ジュリア選手とのタッグ結成を嫌がっていたが……

Sareee「嫌がったというか、あっちがなんか嫌そうじゃなかった?ジュリアが。なんでそんな『えぇ~』って言われなくちゃいけないんだよって」

 

――実際に組んだらどのようなタッグになると思うか

Sareee「そりゃあ、最強ですよね。きっと」

ビクトリア弓月&田中きずな
きずな「今日は対戦相手がチャンピオン3人で。もちろん弓月と2人で組んで、2人でタッグのベルトを巻きたいって気持ちはあるんですけど、個人として目標にしているベルトの相手もお互いにいて。なんとしても勝ちたかったけど、最後は自分がSareeeさんから獲られてしまって、すっごい悔しいんですけど、最後に言った通り自分も弓月もマリーゴールドのエースになるので。カード組んでもらうからにはしっかり私たちが勝利したいと思ってます」
弓月「マイクでも言った通り。私、Sareeeさんとは1回闘ったことあるんですけど、ジュリアさんとは私がデビューしてから1度も闘ったこと無いんです。だからこそ、私は対角で闘いたかったし、もし本当にこのカードが組まれるのであれば、私は必ずぶっ潰して、そしてきぃたん、そして詩美さんと勝利して、私たちはタッグのベルトも狙っていくし、今日は触れなかったけど、翔月なつみ、私はお前が持ってるそのベルト、メチャクチャ狙ってんだよ。だから触れなかったけど、必ず挑戦してお前からそのベルトをかっさらってやるから。楽しみにしとけよ」

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