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2024.08.14

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2024年8月10日 Marigold Summer Gold Shine2024

Marigold Summer Gold Shine2024

2024年8月12日(月・祝) 神奈川・保土ヶ谷公会堂
(観衆373人)

試合詳細レポート

 

シングルマッチ 15分1本勝負
○翔月なつみ 5分52秒
回転十字固め
マイラ・グレース●

 ロックアップをスカして翔月がバックを取り、ヘッドロックでじっくり絞る。マイラが身軽な動きで切り返してリストロックの応酬へ。マイラがエルボー連打からローキック、ソバット、水面蹴りと放つが翔月がジャンプでかわして「ナメんな!」とビッグブートを発射。これをかわしてスクールボーイで丸め込んだマイラがそのままクロスフェイスに捕らえる。

 翔月がロープブレイクすると、マイラはロープを絡めたアームロックで追撃し、ロープに飛んでジャンピング・ラリアットを狙う。これをキャッチした翔月が脇固めで捕らえ、ロープの反動を使ったダブルニードロップ。さらにフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、マイラが首固めで切り返してジャンピング・ラリアット。さらにフィッシャーマンズ・スクリューで叩きつけてバックドロップを狙うが、翔月が暴れてロープをまたいでエプロンへ。ニーリフト連打で振り払ってサムソンクラッチで丸め込み、串刺しバックエルボーを発射。マイラはこれをエプロンへ逃れ、コーナーに上ってダイビング・ルー・テーズ・プレス。

 マイラは側頭部にトラースキックを叩き込み、「フィニッシュ!」とみちのくドライバーII。翔月が2で返すとマイラがロープに飛ぶも、翔月はカウンターのハイキックを叩き込み、トルネード・クラッチからの回転十字固めで3カウントを奪った。

 

<試合後コメント>

翔月なつみ

「急にマイラとシングルってことになったんですけど、次後楽園終わったらシングルのリーグが始まるってことで。どんなカードになるか知らないですけど、自分シングルのチャンピオンなんで。ホントに誰だろうが負けてる場合じゃないので、今日はサクっと。マイラは意外と3ヶ月で成長してんなって。引き出しも増えて。今日のシングルで頑張ってる感じしたんで、シングルリーグでは当たれないけど、私がさらに強くなって帰ってきたときに、このベルト欲しがってたんでいつか挑戦しても面白いと思います。どんどん力つけてシングルリーグ優勝してやりますよ。ありがとうございました」

 

マイラ・グレース

「ああ!今日も負けた!今日勝てばタイトルに絡むことも叶ったかもしれないのに!私は全然勝てていないけど、何度もそのチャンスは掴んできた。私はタイトルに挑戦するに値すると思う」

シングルマッチ 15分1本勝負
○ボジラ 6分9秒
ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め
田中きずな●

 試合前にはきずなが握手を求めるが、ボジラは両手の中指を立てて返答。きずなは頬を膨らませながら下がっていく。

 ゴングが鳴るとロックアップで組み合うも、ボジラは軽々と突き飛ばす。きずなは手4つを求めるが、ボジラが応じようとするとつま先を踏みつけてロープに飛ぶ。ボジラがショルダータックルで撥ね飛ばすときずなは場外へ逃れ、コーナーの影に隠れるもボジラはサーチ&デストロイ。鉄柱にぶつけた後に観客席へと放り込む。

 きずなはフラフラとリングに戻るが果敢にエルボーを連打。ボジラは涼しい顔で受けきってエルボー一発でふっ飛ばし、きずなのフライング・クロスボディも軽々キャッチ。きずなはこれをDDTで切り返して反撃。さらに追撃を狙うが、ボジラが変形ロックボトムでその芽を摘む。

 ボジラは串刺しボディスプラッシュ。さらに「ワンモア!」と2発目を狙うが、かわしたきずなが串刺しドロップキック。コーナーに振ろうとするが、ボジラが河津掛けで切り返してネックブリーカー。さらにボディスラムを狙うが、きずなが着地してエルボー連打。ボジラは鬱陶しそうにベイダーハンマーで振り払い、コーナーに上って行く。

 きずなはコーナー上に追っていってエルボー連打。さらにヘッドバッドからサミングを見舞い、デッドリードライブからRe:Dream。完璧に決めるもボジラは余裕を持ってキックアウト。

 きずなはコーナーに上っていくが、ボジラがデッドリードライブからドリル・ア・ホール・パイルドライバーでぶっ刺して3カウントを奪った。

 

<試合後コメント>

田中きずな

「今日、ボジラさんと初対戦、初シングル、正直、カードが組まれた時はその場で逃げ出したいくらい怖かったんですけど、組まれたからには私が倒してやるって気持ちで挑んだんですけど、ボロボロになってしまってすごく悔しいです。でもこれからも対戦チャンスはたくさんあると思ってるので。もう怖くないので、次はもっともっと強くなって、次は私がボジラ倒したちと思います。ありがとうございました」

 

ボジラ

「一体何回言えば分かるんだ?SIZE DOES MATTERSDM!デカさこそが正義なんだ!こんな試合やる前から私が勝つことが明らかだ。こんな試合は重要じゃない。次は誰が来ようがぶっ潰すだけなのは変わりない。さあ、次は誰が来る?!」

タッグマッチ 15分1本勝負
○後藤智香 9分32秒
チョークスラム→片エビ固め
南小桃●
天麗皇希 ビクトリア弓月

 皇希と小桃の対面でゴング。皇希が上から手4つを求めるが、小桃はつま先を踏みつけてリストロック。手首の取り合いからヘッドロックの応酬となり、皇希がショルダータックルで制する。さらにコーナーに振ってtWin toWer2人でトレイン攻撃。後藤のアトミックドロップから皇希がビッグブートを見舞う連携から皇希がボディスラム。皇希がロープに振って行くが、小桃がドロップキックで反撃し弓月にタッチ。

 弓月は皇希にドロップキックからコルバタ。さらにドロップキックで追撃し、ロープ際で貫通ドロップキック。さらにロープに飛ぶが、皇希がカウンターのビッグブートからカナディアン・フェイスバスターを狙う。弓月はこれを回転エビ固めで切り返すが、即座に返した皇希がドロップキック。後藤にタッチ。

 後藤は弓月にコーナーエルボー連打からコーナーにセットし、串刺しヒップドロップ。さらにヒップアタックを狙うが、弓月がカニバサミで倒して尻へのローキック&ドロップキック。弓月が引き起こすと、後藤は振り払ってエルボーを見舞い「来いよ!」と真っ向からの打ち合いを求める。

 足を止めてのエルボー合戦を制した後藤がロープに飛ぶが、エプロンから小桃が捕縛し、弓月が串刺しドロップキックから変形DDT。小桃にタッチ。

 小桃は後藤にドロップキックからボディスラムを狙うが、耐えた後藤がぶっこ抜いてボディスラム。さらに「保土ケ谷!回すぞ!」とジャイアントスイングを狙うが、小桃がサムソンクラッチで切り返し、さらに回転エビ固め、スクールボーイと丸め込み攻勢。さらにバックスライドを狙うが、後藤が「舐めんな!」と振り払ってラリアットからジャイアントスイングで11回転。続けて串刺しヒップアタックから510-Nを狙うが、小桃が振り払ったところで弓月がエルボーで加勢。小桃&弓月がサンドイッチドロップキックを見舞い、小桃が変形DDT。さらに2人でロープに飛ぶが、後藤が小桃に飛行機投げ、皇希が弓月にパワースラムを見舞って迎撃。

 後藤&皇希が小桃にダブルのリフトアップ式フェイスバスターを見舞い、後藤が510-Nで突き刺すも弓月がカット。弓月は皇希にもトラースキックを発射するが、かわした皇希がRKO。後藤は小桃にエルボー猛連打からロープに飛んでラリアットを発射。これをキャッチした小桃がトルネード・クラッチから怒涛の連続エビ固めも後藤はなんとかキックアウト。小桃がロープに飛ぶが、後藤がキャッチしてGCSで叩きつけて3カウントを奪った。

 

 後藤が勝利の「あっちか!こっちか!ごちか!」と雄たけびを上げ、マイクを要求。

 

後藤「tWin toWerが勝ったぞォ~ッ!私は来週後楽園ホールで奈七永さんの横に立って、中島安里紗&Sareeeに挑みたい!そしてビクトリア!DREAMSTARで必ずお前よりいい成績を残してやる。覚悟しとけ!」

弓月「オイ、ゴチカ。私がお前なんかに負けるわけねーだろバーカ!ふざけんじゃねーぞ馬鹿!ナメんなよ?ナメんなよ?」

 

 後藤と弓月が小突き合いの末に視殺戦を展開した。

 

<試合後コメント>

天麗皇希&後藤智香

皇希「まずは智香、勝利おめでとう!私は今日まで819日のタイトルマッチ、未来さんとの戦いに向けて自分に思うところもあったし、足りないと思うところもまだまだたくさんあって。今日もtWin toWerでこうして勝ったってことは私の中で1つ自信に繋がったし、タイトルマッチに向けていい試合が出来たんじゃないかなと思ってます」

後藤「私は来週後楽園に向けて必ず奈七永さんの横に立って、まだ中島&Sareeeのお返事は頂いていませんが、必ずいただきたいと思っています。そして、ビクトリア弓月。リングでも言いましたけど、お前よりも確実にいい成績を残して、そして皇希とどうなるか分からないけど、皇希ともバチバチいい試合をして、まあ今ゴチカは勢いに乗ってるんで。皇希なんか、楽しみます!」

皇希「私、タイトルマッチ控えてるんで(笑)」

後藤「……私も白のベルト欲しいって言ったのに。まあこのままのゴチカの勢いで必ず!皆さん期待しててください!」

 

ビクトリア弓月&南小桃

弓月「今日初めて小桃さんとタッグを組んだんですけど、結果は負けてしまいましたけど、私すごいきぃたんとタッグは何度も組んでるんですけど、私は小桃さんとのタッグもすごく楽しかったです。また組みたいと思いました。そして、何回tWin toWerと戦えば良いんだよ。なんだあのゴチカのマイク。ナメんじゃねーぞ。必ずDREAMSTAR、私はお前をぶっ潰して優勝。底を狙ってるんで。皆さん楽しみにしていてください」

小桃「今日は弓月とのタッグ。弓月とはもう長い間一緒にいるので、今日組めて嬉しかったし、私も全くみたいなと思いました。次組んだときはあのデカい2人を絶対に倒したいと思います」

タッグマッチ 20分1本勝負
MIRAI 13分4秒
MIRAIのラリアット→ジャーマン・スープレックス・ホールド
松井珠紗●
○林下詩美 青野未来

 MIRAIと青野の対面でゴング。ロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの攻防からヘッドシザースの応酬、互いにネックスプリングで跳ね起きてクリーンブレイク。両者タッチ。

 詩美と松井の対面。松井がロープに飛んでドロップキックを発射も詩美が回避。松井がアームドラッグからロープに飛んで行くが詩美がショルダータックルで迎撃。MIRAIが加勢に入って連携ショルダータックルを決め、そのままタッチを受ける。

 MIRAIは担ぎ上げたうえでリングを一周してからボディスラムで叩きつけ、リバース・パロ・スペシャル。ここに詩美が加わってスタンド式のキャメルクラッチを見舞う連携サブミッション。

 MIRAIと松井がエルボー合戦を展開し、打ち勝ったMIRAIがコーナーに振って行くが松井がコーナーへ駆け上がって三角飛びダイビング・クロスボディ。青野にタッチ。

 青野はMIRAIにランニング・ミドルキック。詩美が入ってきて2人で青野にトレイン攻撃を狙うが、上手くかわした青野がそれぞれに串刺しドロップキック。さらにMIRAIへ串刺し低空ドロップキックで追撃し、サッカーボールキックを連打。MIRAIも後頭部への低空ドロップキックで反撃も、青野は再びサッカーボールキック。足を止めてのエルボー合戦へと発展し、MIRAIが変形ドラゴンスクリューからカーブストンプ、低空ドロップキックと連撃。さらにロープに飛ぶが青野がキャッチしてその場式の変形パワースラム。

 青野はコーナーに上っていくが、MIRAIが追いすがって雪崩式の攻撃を狙う。松井がカットに入り、青野のパワーボムに松井がミサイルキックを合わせる連携攻撃を狙う。これを詩美がカットして青野にミサイルキック。MIRAIは青野にボディスラムからリバーススプラッシュ式セントーン。詩美にタッチ。

 詩美は青野に串刺しバックエルボーからラリアットを発射も、青野は真っ向からラリアットで迎撃。互いにロープに飛んでラリアットの正面衝突が続く。詩美がなぎ倒すも、青野は即座に起きてお返しのラリアットからダブルアーム・スープレックス。松井にタッチ。

 松井はコーナーに上って詩美へダイビング・クロスボディからスライディング・クロスボディ。さらにMKDを狙うがMIRAIがカットし、詩美&MIRAIが松井へダブルのブレーンバスター。詩美が串刺しラリアットを狙うが、松井が回避したところへ青野が飛び込んできて串刺しラリアット。さらに青野&松井がダブルの串刺し低空ドロップキックを見舞い、松井がコーナートップからミサイルキック。松井はロープに飛んでブサイク・ニーを狙うが、詩美がホップアップしてエルボーを叩き込みジャーマン・スープレックス・ホールドを狙う。松井はカサドーラ・フットスタンプで切り返し、ロープに飛んでコルバタを狙うがキャッチした詩美がサイドバスターを狙う。振り払った松井がコルバタからブサイク・ニーを叩き込み、ロープに飛ぶも詩美がカウンターのラリアット。

 詩美が再びジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、松井は必死にロープに捕まって耐える。しびれを切らした詩美がロープに飛ぶが、青野が飛び込んできてラリアット。松井がブサイク・ニーで追撃し、「決めるぞッ!」とMKDの体勢も、MIRAIがカットして変形ドラゴンスクリュー。さらに詩美がガットレンチ式フェイスバスターで叩きつけ、詩美&MIRAIがサンドイッチラリアット。さらに詩美がラリアットを放つも、松井がウラカン・ラナで切り返す。これはMIRAIがカットし、青野もラリアットで排除。

 詩美のジャーマン・スープレックス・ホールド+MIRAIのジャンピング・ラリアットの合体攻撃が決まって松井が3カウントを奪われた。

 

<試合後コメント>

林下詩美&MIRAI

詩美「今日はなんとなんと林下詩美、デビュー6周年記念ということで。ありがとうございます!保土ケ谷の林下詩美6周年を祝いに来てくれた方、ありがとうございました。完璧に勝利しました。やっぱ3週間欠場してたから、3週間っていうのはデカくてまだ自分の中で120%は出せていないんだけど、ほとんど元の林下詩美に戻ったと思ってます。7年目が今日から始まるわけですが、7年目の林下詩美ももっと進化して進化を止めずに進んでいきたいと思います。ありがとうございました」

MIRAI「自分は今までシングルプレイヤーだと自分自身思っていたんですけど、最近タッグの勝率も良くてこのベルトも獲れたので、だんだん自分に自信もついてきましたし、自分はもっともっと大きい背中を後輩たちにも皆さんにも見せて行かなきゃいけないなと思ってるんので。7年目の林下詩美も突き進んでいくと思うんですけど、自分自身ももっと突き進んでこれからのマリーゴールドを引っ張っていきたいと思います。魂込めて!」

詩美「ごきげんよう」

 

青野未来&松井珠紗

松井「くそぉ」

青野「また負けたなぁ。私も助けに行けなかったし、知らない間に試合が終わってて。松井見たら血だらけで。今日は健闘したんじゃない?でも悔しいでしょ!詩美、同期なんでしょ?もっと出来るよ松井は!」

松井「なんかそんな上からばっかやめてくださいよ~。悔しいなんて自分が一番思ってるんですよ。林下詩美と同期なのにこんなに差があって。全然足んないなと思って。私が一番悔しいですよ。でも未来さん!未来さんって、林下詩美と私より先輩で、シングル、白いベルト持ってるんですよね?なんで青コーナーなんですか、私たち」

青野「なんでだろ」

松井「なんででしょうね?わたしそれも悔しくて。ベルト持ってるのに!やっぱ前の団体までの評価とか、今までの功績とかがまだマリーゴールドで3ヶ月以上経ってもまだ全然消えてなくて。だから私はそういう序列、丸ごと改めてぶっ壊していきたいなって思いました。どうですか?!」

青野「私も悔しいよ。なんで先入場なんだろ、青なんだろって思ってるよ。それはでもMIRAIのときからずっとそう。でも、まだ足りないってことだと思ってるから。そこは元アクトレスとか関係ないんだけど、そういうとこだと思う。そういう見方されてるんだと思う。だから変えてこうよ。別に一緒に手を組むとかじゃないけど!」

6人タッグマッチ 30分1本勝負
○CHIAKI 21分59秒
フィッシャーマンズ・バスター→体固め
石川奈青●
野崎渚 桜井麻衣
ジュリア 高橋奈七永

 819日のジュリア日本ラストマッチで対戦するジュリアと桜井の対面でゴング。しばらく動かずじっと見つめ合い、額を突き合わせてのメンチの切り合いから小突き合って一旦離れる。髪を掴みながらのロックアップでの力比べから桜井が押し込むが、ジュリアはビンタで返答。ロープワークの攻防を制したジュリアがショルダータックルで倒し、野崎&CHIAKIとともに桜井をロープにくくって顔面を踏みつけながら3人でポーズを決める。

 さらにジュリアら3人でトリプルブートから3人でドロップキックを発射も、桜井が回避。奈七永&石川が入ってきてショルダータックルで全員を吹き飛ばす。

 さらにパッション・シスターズが相手3人をパラダイスロックで固め、3人で踏みつけながら「この庶民が!」と合唱してからトリプルドロップキック。

 ジュリアと奈七永の対面。奈七永がコーナーエルボー連打からスリーパーホールド。さらにサーフボード・ストレッチ、フェイスクラッシャー、エルボードロップ、逆エビ固めと猛攻。ロープを掴んでブレイクするジュリアだったが、奈七永は何度も顔面を踏みつけていく。

 足を止めてのビンタ合戦となり、打ち勝った奈七永がパッション・シスターズを率いてトレインラリアットから3人で「パッション!パッション!」と叫びながらのマシンガン・チョップ。さらに3人で腕を組んでのトリプルエルボードロップ。

 ジュリアと桜井の対面。桜井が顔面へのビッグブートを連打し、引き起こして強烈なビンタ。さらにブレーンバスターを狙うが、ジュリアが逆にブレーンバスターで叩きつけて顔面への低空ドロップキック。野崎にタッチ。

 野崎は桜井の顔面へビッグブート。奈七永が加勢に入って2人でロープに飛ぶが、ジュリア&CHIAKIが場外から足払いをかけて転ばせ、野崎が低空ドロップキックで排除。野崎は桜井にビッグブートからおしゃれキック。さらにスリーパーホールドで捕らえるも、桜井はチンクラッシャーで切り返して脱出し、顔面へビッグブート。奈七永にタッチ。

 奈七永がCHIAKIをショルダータックルで吹っ飛ばすと、その先にいたジュリアがタッチ。

 ジュリアと奈七永の対面。ショルダータックルでのぶつかり合いからエルボー合戦となり、制したジュリアがビッグブートを発射も、キャッチした奈七永が首投げからサッカーボールキック。エルボードロップで追撃も、かわしたジュリアが絡め取ってビアンカ。奈七永がブレイクするも、ジュリアは容赦せず顔面を踏みつけていく。ジュリアがランニングニーを発射も、キャッチした奈七永がビンタからドラゴンスクリュー、足4の字固め。身動きが取れないジュリアに桜井&石川がフットスタンプを見舞っていき、さらに桜井がダイビング・ボディプレスを2連撃。奈七永は足4の字固めを解いてコーナーに上がり、「ジュリア!冷蔵庫爆弾!」と叫んで飛び込んでいくが、ジュリアが剣山で迎撃。ジュリアもコーナーに上がり、奈七永へミサイルキック。互いにバックドロップを狙う攻防から奈七永がヘッドバッドを猛連打。ロープに飛ぶが、ジュリアがカウンターのドロップキック。ここで野崎&CHIAKIが加勢に入るが、奈七永は3人を次々とラリアットでなぎ倒して石川にタッチ。

 石川はコーナーに上ってジュリアへダイビング・クロスボディ。さらに「ジュリア!ジュリアーッ!」と叫びながら怒涛のエルボー連打。足を止めてのビンタ合戦となり、石川が膝をついたところへジュリアがランニングニー。石川は雄たけびを上げながら立ち上がってジャーマン・スープレックスも、ジュリアは即座に起きてバックドロップ。石川がゆらりと立ち上がるとジュリアは再びバックドロップ。

 場内から大・石川コールが起こる中でジュリアがグロリアス・ドライバーを狙うが、石川はN.A.Oで切り返し、足をクラッチしてのハイアングル・ジャーマン・スープレックス・ホールド。さらにコーナーに上って行くが、CHIAKIが足を掴んで妨害。ジュリアが雪崩式ダブルアーム・スープレックスで叩きつけるとCHIAKIにタッチ。

 CHIAKIは石川にロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを2連撃。3発目を石川が首固めで切り返し、桜井が捕縛したところへ石川、奈七永がラリアット。奈七永のバックドロップ+石川のランニング・ネックブリーカー・ドロップの合体技から桜井がダイビング・エルボードロップを見舞い、石川がCHIAKIにスイング式の水車落とし。これはジュリアが強烈なヘッドバッドでカット。さらにジュリアは桜井にもヘッドバッドを連打。

 CHIAKIはイスを振りかぶるが、奈七永が必死のカット。石川がイスを奪い取ってジュリア、CHIAKIをぶん殴る。ぶん殴る前にイスの座面が抜けてしまっていたが、石川は座面パーツで自身の頭をぶん殴って気合を入れ、CHIAKIにリバースタイガー・ドライバー。さらにロープに飛ぶが、CHIAKIがもう1脚のイスを投擲して動きを止め、アイアンクロー・スラム。

 桜井がCHIAKIにビッグブート、野崎が桜井にビッグブート、奈七永が野崎にショルダータックル、ジュリアが奈七永にビッグブート。石川がジュリアにビンタも、ジュリアがエルボーでぶっ飛ばす。CHIAKIがスピアーを狙ってロープに飛ぶが、石川はタチアガールで切り返す。さらにランニング・ネックブリーカー・ドロップを狙うが、CHIAKIがパワースラムで迎撃。CHIAKIがクロスアーム・スリーパーに捕らえたところをジュリア&野崎がダブルのノアール・ランサー。最後はCHIAKIが滞空時間の長いフィッシャーマン・バスターで叩きつけて3カウントを奪った。

 

ジュリア「ほどやが大会にお越しの……失礼しました!もっかい!(笑)保土ケ谷大会にお越しの諸君!ごきげんよう!ごきげんよォ~!おう、びっくりしたよ。おパッション・シスターズ、めちゃくちゃつえーじゃんオイ!パッション!(※奈七永にビンタ)何回もお返ししてやるよテメーに!(※奈七永がビンタでお返し)パッション!それからよ、CHIAKI、そして野崎渚、もっと早く2人に出会いたかったなぁ。どうだった今日。CHIAKI!勝ったなCHIAKI!」

CHIAKI「ジュリア!俺もお前ともっともっと早くに出会ってプロレスやりたかった!本音を言えば、もっともっとまだまだ教わりたいこと、たくさんある。でも、今日こうして組むことが出来て、そして勝つことが出来て、良かった。ありがとう、ジュリア!」

野崎「ジュリア、まさかお前と組むとは本当に思ってなかったよ。でも、今日どうでした?最高でしたよね?(※場内大歓声)まさか、ジュリアと闘うんじゃなくて組むなんて、このプロレス人生で思ってなかったし。だから人生って面白い。だからプロレスっておもしれーよなぁ!残念ながら私、819日はマリーゴールド出れないから、ジュリア、今日でお別れです。ありがとうございました(ジュリアと握手し互いに一礼)」

ジュリア「それからよ、石川ァ!石川ァッ!お前はプロレスが好きか?」

石川「大好きだよッッ!!」

ジュリア「なあ、お前の思いの強さっていうのは私がたまたまロッシー小川の家にいたときに、たまたま石川奈青もロッシー小川の家にいて、偶然揃って。そこでさ、『プロレスやらせてください!』って頭下げてた姿見てさ、なんかお前のことだけは他人事じゃいられないんだよな。お前が色々苦労してきて、色々あって今ここに立ってる。プロレスラーはみんな色んな修羅場を乗り越えて強くなってくと思うんだけど、お前はホントにホンットに強い女!そんじょそこらのを超えるような強い女になるって私は思ってるよ。だから、だからさ、イヤにならずにプロレス大好きでい続けて、大好きなプロレス、続けて続けて頑張って続けてたら、いつかお前は夢掴み取ることが出来ると思うよ。諦めんなよ!信じてるぞ!石川奈青ッ!ありがとう!(※石川が泣きながらジュリアと握手し、しっかり抱き合う)」

 

石川「(※号泣しながら)そう!私は強いんです!だから!強いから!マリーゴールド、ジュリアがいなくなっても石川奈青が強い強い石川奈青がいるから!絶対に大丈夫なんです!青野未来とか高橋奈七永とか、桜井麻衣じゃなくて、石川もいるから!だから!ジュリアさんは安心して世界でもっともっと輝いてください!マリーゴールドには石川もいます!強い強い石川がいると言わせてください!ありがとうございました!」

 

奈七永「石川ァ!ジュリアによ、2人でタッグのベルト巻いて届けようよ。見とけよテメー。おォん?いつまでも上から目線いんじゃねーぞコラッ!あぁ?!世界で揉まれて揉まれて苦しい思いして逃げて帰ってくんじゃねーぞ絶対!分かったか!」

ジュリア「安心しろ。私はな、アンタ、高橋奈七永にもいつまでもいつまでも上から目線でいてやるよ」

 

桜井「そろそろ長いお話は終わりにしていただいてよろしいかしら?オイ!ジュリア!私はお前をぶっ潰すことだけ考えてきたよ。19日、後楽園ホールで私はその目的を果たす!そして、アンタをぶっ潰してやる!そして、アメリカに向けてのはなむけにしてやるよ。覚悟しとけ!」

 

ジュリア「ジュリアの日本ラストマッチという重い重いものを背負って、重みに苦しみながらお前はジュリアを背負ってプロレスやってけばいいよ。覚悟あんだよな?ジュリアを一生背負ってけ」

桜井「お前こそ覚悟しとけ!」

 

 ジュリアと桜井が額を突き合わせての視殺戦を展開。桜井が先に突き放すと、ジュリアは「終わり?」と挑発。桜井がビンタで追撃すると、ジュリアはノーザンライト・ボムでぶっ刺して場外へ蹴落とし「帰れ!」と吐き捨てて格の違いを見せつけた。

 

ジュリア「……オイ、ドン引きしてんじゃねーぞお前ら。笑えよぉ、もっと。じゃあ改めて!保土ケ谷の諸君、ごきげんよう!いよいよジュリアは次回819日後楽園ホールで日本のラストマッチ。今日はその最後の私が組んだパートナー、CHIAKI様、ノザキ様、そしてジュリア様。3人で締めたいと思います。皆さん準備はよろしいでしょうか?私が『アリベデルチ!』と言ったら皆さん大声で『またな!』と叫べ!準備はいいか!準備はいいかオイ!行けるか?!それじゃあ諸君!また会う日まで!アリベデルチ!またなっ!」

 

<試合後コメント>

 

ジュリア&野崎渚&CHIAKI

ジュリア「ありがとうございました、保土ケ谷大会!CHIAKI、よう獲ったな!相手はおパッション・シスターズやで!高橋奈七永がいるおパッション・シスターズに今日はCHIAKIが勝ちましたよ!」

CHIAKI「なんだよ石川奈青。お前俺に2回も負けてんだけど。どういうこと?まあまあまあ俺がその分マリーゴールドに来て育ったって証拠だし、なによりジュリア、指名をもらって今日のスペシャルタッグだったんだけど、まあ最後だって意識するとメッチャ悲しい、悔しいのが正直なところだけど、ドンと強くなって今度はジュリアを迎え入れるのをいつでも待ってるし、早くCHIAKIが恋しくなって帰ってくるように俺も待ってるから。ジュリア、またよろしくお願いします」

ジュリア「よろしく(笑)お前はマジでノザキ様が付いてんだから。(※野崎へ)ちょっと厳しく厳しくお願いしますよ(笑)」

野崎「いいんだね?厳しくやっちゃっていいんだね?(笑)OKOK!」

ジュリア「コイツはいいものを持ってるなっていうのを最初から思ってた。だけどお前のこと物足りねーなって思ってたからさ。ノザキ様がスパルタで鍛えてくれるっていうからさ」

野崎「ビシバシやるから。成長したCHIAKIを楽しみにしとけよ」

ジュリア「楽しみにしてる。そして、野崎さん、CHIAKI、ホントに今日私のワガママ、この3人が並んだらカッコいいんじゃないかなってず~っとず~っとここに入ってみたいなって希望が今日叶ったんでね。無事勝ててよかったし、そして次は何より819日、私の後楽園ホール最後の試合、日本で。桜井、今日私の気迫に大分ちょっと負けてたんじゃないの?まだまだ足んねーんだよ。足んねーんだよお前も。気持ちはわかるよ?気持ちはわかるけど、もっとそれを見せてこいよ。じゃないと私、お前が最後で後悔しちゃうかもしれないなあ?そんなのよしてね。イヤだったら今でも対戦相手変えたっていいんだぜ、桜井。819日、楽しみにしとけよ。アリベデルチ!またな!」

 

高橋奈七永&石川奈青&桜井麻衣

奈七永「ジュリア、ホントにいつまでもジュリアジュリアのお祭りじゃない。これからおパッション・シスターズもそう、それぞれのこともそう。これからが大事なんで。そこの意識忘れずに。石川!ウチら2人でしっかりベルトを」

石川「獲ります!」

奈七永「獲ろう。やってやろう」

桜井「望むところですよ」

奈七永「せいぜい19日、しっかりジュリアから勝ちをもぎ取っとけよ。じゃないとウチらがベルト挑戦しに行く意味もねーから。価値上げといてくれ」

桜井「ジュリアラストマッチ、最後に選んでくれてありがとう。でも私は、エモい試合にしたいなんて全く思ってないから。今まで楽しかったこともあるけど、辛かったことのほうが多かった。その思い、アンタに初めて1vs1でぶつけてやるから。存分に楽しもうよ。私も最高に楽しみにしてるよ。じゃあごめんあそばせ」

(※桜井は先に退席)

石川「今日もパッション・シスターズ組んでいただいているのに自分のせいで負けてしまったんですけど、でもジュリアに『石川は強い』ってちゃんと目を見て言っていただいたんで、強い石川をもっともっとマリーゴールドで、もちろんタッグのベルトを奈七永さんと獲って、ジュリアに届くようにもっともっともっともっと強くなりたいと思います!皆さん見ててください!」

奈七永「今日言ったこと忘れないでいこうぜ!パッション!」

石川「パッション!」

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