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2024.10.08
NEWSMARIGOLD Fantastic Adventure2024
2024年10月5日(土) 大阪・大阪176BOX
(観衆285人)
試合詳細レポート
▼オープニング
大平ひかるリングアナによって全対戦カードが発表され、大会スタート。
シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
---|---|---|
○田中きずな | 8分42秒 Re:Dream |
フライング・ペンギン● |
両者しっかり握手を交わしてからゴング。
ロックアップでの力比べはペンギンの圧勝も、きずなはエルボー連打からドロップキックを発射。これをかわして自爆させたペンギンが低空ドロップキックからダブルレッグロックで捕らえるが、きずなはなんとか抜け出してクリーンブレイク。
足を止めてのエルボー合戦となり、きずなが連打で打ち勝つもペンギンがショルダータックルで吹っ飛ばす。さらにペンギンはボディスラム2連発からペンギン・スプラッシュもカウントは2。ペンギンはロープに振ってから絡め取ってコブラツイスト。なんとかブレイクしたきずながエルボーを連打していくと、ペンギンは「そんなもんか!」と挑発し高速ブレーンバスターからキャメルクラッチ。きずなは苦しみながらもロープに足をかける。
ペンギンがロープに振っていくときずなはフライング・クロスボディを発射も、ペンギンがキャッチしてシュミット式バックブリーカー。間髪入れずに逆片エビ固めに捕らえ、えげつない角度で反り上げるがきずなは這っていってロープを掴む。
ペンギンは「終わり!」とRKOからカバーに入るが、きずなはブリッジで抜けてロープに飛び「ナメんな!」とフライング・ネックブリーカーから鎌固め。さらに首投げで転がしてからのランニングニーを叩き込み、ミサイルキックで追撃。さらにきずながロープに飛ぶが、ペンギンがキャッチしてバックフリップ。
ペンギンがロープに飛んでラリアットで叩き伏せ、セカンドコーナーから「よっしゃ行きますよ~!」と叫んでからのスイングDDT。師匠であるスペル・デルフィンのムーブを見せるが、きずなが下から首固め。ペンギンも回転エビ固めで切り返し、きずなとエビ固めのシーソーゲームを展開。競り勝ったきずながエルボーからのスピンキックを叩き込み、Re:Dream式ネックブリーカーからRe:Dreamで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
フライング・ペンギン
「絶対2だろ今の!返したと思ったんだけど、運も実力だよ。次は田中きずなぶっ潰してやるから、またマリーゴールド呼んでください!次は絶対勝ちます!」
田中きずな
「今日ペンギンさんと初対戦だったんですけど、なんか今2だとか言ってましたけど、自分がしっかり3獲ったので今日は私の勝ちです。後楽園で弓月がタイトルへの挑戦が決まってて、パートナーとして自分はあんなにも結果を残せてないから悔しくないわけないし、私は弓月とタッグのベルトを巻くっていう目標があるから弓月に負けてられないんで、どんどん弓月に追いついてこれからも一緒に上を目指して頑張っていこうと思います。まずはでもホールで弓月のことを全力で応援したいと思います!」
ハンディキャップマッチ 15分1本勝負 | |||
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5分55秒 体固め |
マイラ・グレース● | ||
勇気みなみ● | |||
○ボジラ | 南小桃● | ||
石川奈青● |
石川&小桃&勇気はマイラとお揃いの髪型にして登場。4人でヘアスタイルをアピールしながら仲良く入場する。
ボジラが入場してくると4人は笑顔で握手を求めるが、ボジラは両手の中指を立てて拒否。石川&小桃&勇気が奇襲してエルボーを連打する中で試合開始のゴング。なお、ボジラをトモダチだと思っているマイラは複雑な心境なのか奇襲に参加せず。
ボジラは3人を振り払い、飛びかかって来た石川&小桃&勇気を空中で突き飛ばしてからマイラと対峙。マイラは「トモダチ~♪ベストフレ~ンズ♪」とボジラとの友情をアピールすると、ボジラは笑顔でマイラを肩車。美しい友情が垣間見えた……かと思いきや、ボジラは場外に逃れていた3人へマイラを投擲。
ボジラは小桃をリングに投げ込んでからブレーンバスター。さらにボディスラムも石川&勇気がカット。2人でボジラにブレーンバスターを狙うが、逆にボジラが2人をブレーンバスターで軽々と投げ捨てる。
背後からマイラが組み付いて胴絞めスリーパーホールドも、ボジラはコーナーに叩きつけて脱出し命乞いするマイラをベイダーハンマーでKO。ボジラは石川ら3人をコーナーに重ねて串刺しスプラッシュを発射。必死に回避する3人だったが、ボジラが小桃にラリアット、石川&勇気にダブルラリアット。3人を川の字に寝かせた上でまとめてセントーンで圧殺。
ボジラがコーナーに上ってミサイルキックを発射も、3人が同時に回避して自爆させ、マイラも加えたクアドラプル低空ドロップキックを2連撃。怒り狂ったボジラが全員をちぎっては投げちぎっては投げの大暴れ。マイラがロープを使ったチンクラッシャーで隙を作り、小桃&勇気がダブルドロップキック。さらにマイラ&勇気のダブルバックドロップに石川&小桃がダブルドロップキックを合わせる4人がかりの連携攻撃でついにボジラへ有効打を与える。
小桃&勇気がボジラをロープに振ろうとするが、ボジラは腕力だけで振り払ってそれぞれにラリアット。さらに勇気をツームストーン・パイルドライバーで突き刺し、小桃の上に石川を担いで2人へ同時にバックフリップ。マイラはティヘラを狙うが、ボジラはキャッチして小桃の上にパワーボム。小桃&マイラの上に石川&勇気を重ね、ダブルバイセップスポーズを決めながらの踏みつけフォールで4人から同時に3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ボジラ
「4人がかりで来てもこの“モンスター”ボジラは当然のように勝利した!貴様らは再確認することになるだろう。SIZE DOES MATTER!デカさこそが正義なのだから、たとえ5人、6人と来ても私はいとも簡単に打ち倒すだろう。この“マイティー”ボジラの強さに刮目せよ!」
石川奈青&南小桃&勇気みなみ&マイラ・グレース
石川「いやぁ~!4vs1なのにボジラにあんなまとめて負けてしまって、本当に悔しいです。私たちはリーグ戦に出れなくて、いつも第1試合とか第0試合とかで闘ったり組んだりしてすごい今日も同じ髪型で絆はあったはずなんですけど。絶対リベンジしたいと思います!」
小桃「4vs1……死にかけました…。でも次は頑張ります」
勇気「私はボジラさんと、この4vs1が初めてだったんですけど、殴るに蹴るにしても一発一発が全部ふっ飛ばされちゃって。私ももっと大きくなってまた対戦したいです」
マイラ「(※日本語で)ボジラ、トモダチデスカ~? BoBo、BoBo……」
石川「マイラ!ウィーアーフレンド!トモダチ!トモダチ!(※3人でお揃いの髪型をアピールしながらマイラを慰める)」
タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
---|---|---|
○CHIAKI | 10分52秒 フィッシャーマンズ・バスター→片エビ固め |
瀬戸レア● |
野崎渚 | 松井珠紗 |
レアとCHIAKIの対面でゴングが鳴った瞬間にレアがドロップキックを発射も、軽々かわしたCHIAKIがエルボー&ストンピングを連打。さらに野崎が松井を、CHIAKIがレアをロープにくくりつけ、CHIAKIが「復帰おめでとぉ~♪」とレアの顔面を雑巾でゴシゴシ。さらに野崎との串刺しドロップキックの編隊飛行。CHIAKIがレアを逆エビ固めで追撃してから野崎にタッチ。
野崎はロープ際で腰へのストンピングを連打し、シュミット式バックブリーカーから逆エビ固め。これは松井がカットするが、野崎がすぐに場外へ排除。レアはエルボーを連打して行き、野崎の串刺しビッグブーツもかわして串刺しドロップキック。野崎はさしてダメージを受けた様子もなく「ナメんな!」と腰へのストンピング連打。そのまま逆エビ固めを狙うが、レアがサムソンクラッチで切り返す。野崎はすぐに肩を上げるも、起き上がった瞬間に松井が飛んできてドロップキックで援護。松井がタッチを受ける。
松井は野崎にフライング・クロスボディを発射。野崎がキャッチするも松井がDDTで切り返し、カットに来たCHIAKIをカニバサミで野崎の上に倒す。松井は2人にまとめてフットスタンプを見舞い、野崎へ串刺し攻撃を狙う。野崎はこれをビッグブーツで迎撃し、ショットガン・ドロップキック、串刺しビッグブーツ、おしゃれキックと連撃。野崎が小刻みなニーリフトでダウンさせてからCHIAKIにタッチ。
CHIAKIは松井にスピアーを突き刺し、マウントを取ってビンタを連打。ブチ切れた松井がマウントエルボー連打から顔面への膝蹴りを連打。CHIAKIは顔面かきむしりで脱出も、松井がダイビング・クロスボディで反撃。さらにクロスボディを発射も、キャッチしたCHIAKIがシュミット式バックブリーカー。松井は折れずにエルボー猛連打から串刺しニーからスライディング・クロスボディ。さらにコーナーに上っていくが、野崎が髪を掴んで妨害。CHIAKIが雪崩式ウルヴァリン(※アイアンクロー・スラム)。さらにフィッシャーマン・バスターを狙うが、松井がカサドーラ・フットスタンプからフットスタンプ、ミサイルキックと意地の反撃を見せてレアにタッチ。
レアはロープに飛んでドロップキックを4連撃。さらにキーロックもCHIAKIが上体を起こしてカバー。レアはさらにドロップキックを狙うが、CHIAKIがキャッチして風車式バックブリーカーから側転式ダブルニードロップ。続けてアルゼンチン・バックブリーカーに捕らえるが松井がカット。CHIAKIがロープに飛ぶが、松井がブサイク・ニーで迎撃。
援護を受けたレアがCHIAKIをボディスラムで叩きつけてからフットスタンプ。さらに変形キャトル・ミューティレーションを決めるも、すぐに野崎がカット。レアはCHIAKIにトルネード・クラッチ。返されるとロープに飛ぶが、CHIAKIがパワースラムで迎撃しアルゼンチン・バックブリーカーからのムーン・ウルフ。これも松井がカットするが、野崎が松井のアゴ先にトラースキックを叩き込んでKO。
CHIAKIはレアに滞空時間の長いフィッシャーマン・バスターを見舞って3カウントを奪った。
<試合後コメント>
野崎渚&CHIAKI
CHIAKI「あぁ、ダーク・ウルフ軍、最強だぜぇ~!」
野崎「ずっと気になってたんだけどさ、それ決定でいいの?(笑)」
CHIAKI「俺ん中ではもう決定だよ!」
野崎「そーなの?!なんか話し合うって予定だった気がすんだけどな……」
CHIAKI「まあまあまあ、先に言ったほうが勝ちなんでね。所属なんでね、一応ね」
野崎「その特権?(笑)それ言われたらなんも言えねーわ(笑)」
CHIAKI「今日は瀬戸レアの復帰戦だったらしいんだけど、まだまだ甘ちゃんかなって感じかな?しっかりと3獲らせてもらいました」
野崎「復帰戦だなんだってすごい気合入ってたかもしれないけど、なんだろな。ノザキ様の優しい言葉を1つだけかけてあげるなら……元気がない!つまらない!もっともっと刺激をくれよ。ノザキ様とCHIAKIに。全然私たちまだまだ動ける。もっともっと追い込んでくれる奴。私の頭の中にあるのは青野未来。ソイツしか見えてないから。練習にもなんない。1つもだよ。息上がってない。こんな試合久々だね。まあこれからだと思ってね。いつでも相手してやるよ、瀬戸レアァ……」
シングルマッチ 20分1本勝負 | ||
---|---|---|
○桜井麻衣 | 9分32秒 STF |
後藤智香● |
先に入場して待ち受けていた後藤は、桜井がリングインした瞬間にビッグブーツで奇襲しエルボー連打。慌ててゴングが鳴らされるが、桜井は反撃に転じるでもなく真顔でじっと後藤を見つめる。後藤は一瞬怯むも、強烈なビンタを叩き込んで自身にも活を入れる。
桜井が怒りのエルボー連打から串刺しドロップキック。後藤も「ナメんな!」とショルダータックルでやり返してエルボー合戦に持ち込むも、打撃戦は桜井が圧勝。
桜井が場外に放り出すと、両者は再びエルボー合戦を展開。後藤が観客席へと叩き込んでイス攻撃を見舞い、場外でのジャイアント・スイングというなりふり構わず貪欲に勝利を目指す覚悟を見せる。
しかし、さしてダメージを受けた様子も無い桜井がイスでぶん殴って反撃し、観客席に叩き込んでお返し。リングに戻してからは髪を掴みながらのキャメルクラッチ、髪を掴みながらの顔面踏みつけと後藤の心を折りにかかる。
しかし、後藤は「ナメんな!」とコブラツイスト。ロープに逃れた桜井へ串刺しヒップアタックを連打し、がむしゃらなマウントエルボー。後藤は「負けないぞ!」と叫んでブレーンバスターを狙うが、逆に桜井がブレーンバスター。さらにクラッチを解かずにフロントネックロックで絞り上げた後に足を使ったファイナルカット。続けてコーナーに上ってミサイルキックを狙う。
後藤は下からエルボー&ビンタを見舞ってデッドリードライブで投げ落としてスライディング・ラリアット。さらにボディスラムから510-Nを狙うが、着地した桜井がスクールボーイで転がしてシャイニング式延髄斬り。さらにロープに飛ぶが、キャッチした後藤が510-N。さらにラリアットを狙うが、桜井がカウンターのレッグラリアート。
後藤はすぐに起きて再びラリアットを狙うが、桜井が絡みついて逆打ち。後藤は「まだだ!」とGCSを狙うが、桜井がバックドロップで切り返す。後藤は雄叫びを上げて立ち上がりラリアット。さらにスクールボーイで転がしてからラリアットを狙うが、桜井がカウンターのビッグブーツ。さらにシャイニング・ケンカキックから蝶野正洋直伝STFで捕らえると後藤は無念のギブアップ。
桜井「176BOXにお越しの庶民の皆様ごきげんよう!おいゴチカ!」
後藤「え?」
桜井「『え?』じゃねーよ?!お前の今日の目は良かったと思うけど、まだまだ練習足んないんだよ!そんなんじゃミライサクが圧勝だよ。明後日の後楽園まで必死こいて残りの時間練習して、死ぬ気でぶつかってこい!」
後藤「桜井麻衣!……ウェッ、オエッ……練習、練習、練習しか無いよな!強くなるには!こないだ言われっぱなしで悔しくて、なにがなんでも勝とうと思ったこの前哨戦で。でも、まだギブアップ。でも皇希とのtWin toWer、1+1=2じゃない。10!もっと!100!1+1は1000にもなる!だからtWin toWer、絶対にそのツインスターのベルトを巻く!覚悟しとけ!」
<試合後コメント>
桜井麻衣
「ゴチカ、ずっと前から『悔しいです』『勝ちたいです』って言ってて、それがなんか口だけだなと思ってたけど、今日やっと本当に悔しんだなという気持ちを感じたよ。でもその『悔しい』『勝ちたい』って気持ちは本当に大事だから、それをもっと出せ。それで練習をもっともっともっと頑張れ」
後藤智香
「あんな会見で言われっぱなしで悔しくて!どんな手を使っても、なにがなんでも勝つしかない前哨戦で勝って、皇希とツインスターのベルト獲りに行きたかった。でも、またギブアップ……悔しくて……あぁ。でも、皇希とtWin toWerのタッグは1+1=2じゃない!100にも1000にもなる!そんなパワーを持ってます!だから、あと2日!しっかりみっちり練習して、覚悟を持ってツインスターのベルトを巻きに行きます。必ず獲ります!」
6人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
---|---|---|
ビクトリア弓月 | 30分00秒 時間切れ引き分け |
天麗皇希 |
MIRAI | 翔月なつみ | |
林下詩美 | 青野未来 |
MIRAIと皇希の対面でゴング。皇希がビッグブーツを放つも、回避したMIRAIがグラウンドに引き込み圧倒。皇希もなんとか食らいついてクリーンブレイクし両者タッチ。
詩美と青野の対面。ロックアップでの力比べは詩美が競り勝つ。続く手4つでの力比べでは青野が勝り、ロープに振ってラリアットを発射。詩美もラリアットで迎撃して相打ちに、両者距離を取りタッチへ。
弓月と翔月の対面。互いにロープに振り合いながら攻撃をかわし合うスピーディーな攻防が続きアームドラッグ&足払いの攻防からクリーンブレイク。翔月が自軍コーナーに弓月を叩きつけて串刺しドロップキック。更に皇希が串刺しビッグブーツ、青野が串刺しドロップキック、翔月が串刺しドロップキックとトレイン攻撃の猛攻。さらに皇希がビッグブーツ、青野がサッカーボールキック。そして皇希にリフトアップされた翔月がダブルニードロップを見舞う連携攻撃。翔月が青野にタッチ。
青野はボディスラムからボディシザース。さらに青野のサーフボード・ストレッチに翔月がミドルキックを合わせる連携攻撃。さらに青野がボディスラムで叩きつけて皇希にタッチ。
皇希は弓月にボディスラムから170cmプレス、逆エビ固めと連撃。弓月がロープブレイクすると、皇希が翔月にタッチ。
翔月はロープの反動を使ったダブルニードロップからロープに振るが、弓月がヘッドシザーズ・ホイップから低空ドロップキックで一矢報いて詩美にタッチ。
詩美は翔月をショルダータックルでふっ飛ばしていき、変形無双からキャメルクラッチ。これを皇希がカットすると、詩美が翔月をボディスラムで叩きつけてからMIRAIにタッチ。
MIRAIは翔月をショルダータックルでふっ飛ばし、足を腕でロックして放つ変形カベルナリア。そこへ詩美がチンロック、弓月が腕固めを合わせるサブミッションの三重奏。さらにMIRAIは翔月をロープに振るが、翔月がドロップキックで反撃。タッチを求めていくが、MIRAIがそれを許さず。弓月のドロップキックから詩美のスライディング・ラリアットが追加で決まり、MIRAIがSSコロンビアwithミケーレ。さらにMIRAIがハリケーン・ドライバーを狙うが、翔月が回転エビ固めで切り返し、卍固めを狙っていく。MIRAIはこれを振り払ってハリケーン・ドライバーで突き刺し、左腕を掲げてラリアットをアピール。翔月は飛びついて逆打ちで切り返し、青野にタッチ。
青野はMIRAIにサッカーボールキック。詩美がカットに入って2人で青野に向かっていくも、青野はMIRAI&詩美にまとめて串刺しドロップキック。弓月がカットに来るも、青野はMIRAI&弓月にまとめて串刺しドロップキック。さらにMIRAIを座らせて串刺し低空ドロップキックと得意技で畳み掛け、右腕を掲げてラリアットを宣言。MIRAIは下からすくい上げてバックフリップで叩きつけ、詩美にタッチ。
詩美は青野に串刺しバックエルボーからドロップキック。さらにロープへ飛ぶが、青野がキャッチしてボディスラムからサッカーボールキック。詩美が「来いやぁ!」と両手を広げて挑発すると、青野は怒涛のミドルキック連打。受け切った詩美がラリアットを発射も、青野もラリアットを放って正面衝突。2人はラリアットとラリアットで意地をぶつけ合っていき、詩美がなんとか競り勝つも青野が即座に起き上がってラリアット。さらにショートレンジ式レインメーカーを見舞って皇希にタッチ。
皇希はアメジスト・インパクトを狙うが、詩美が必死の抵抗。皇希は串刺しビッグブーツからロープへ飛ぶが、詩美がすくい上げてバックフリップ。MIRAIにタッチ。
MIRAIが皇希の髪を掴みながら引き起こすと、皇希は怒りのビッグブーツ連打。MIRAIも逆水平チョップ連打でやり返し、串刺しラリアットから腕十字、三角絞め、変形オモプラッタと変幻自在のサブミッション攻勢。これをカットされると、MIRAIはマシンガン・チョップから串刺しラリアット。さらに串刺しラリアットを狙うが、皇希がカウンターのビッグブーツからレインメーカー式RKO。皇希はMIRAIの腕を掴みながらのビッグブーツを猛連打。MIRAIは敢えて抵抗せず「もっと来いやコラァ!」と挑発して真っ向から受け切る意地を見せた上で強烈な逆水平チョップで反撃。ビッグブーツと逆水平チョップの打ち合いが続くが、翔月がリングに飛び込んでMIRAIにミドルキック。全員が入り乱れる展開となるが、MIRAIが青野にラリアット、皇希が詩美にビッグブーツを見舞って撃退し、再び一騎打ちの様相を呈する。
MIRAIは自身の顔を指差しながら「来いよオラァッ!」と咆哮。再び逆水平チョップとビッグブーツの打ち合いが展開され、打ち勝った皇希が串刺しビッグブーツ。MIRAIは即座にラリアットで反撃も、皇希もバックドロップで反撃。両者倒れ込み、タッチへ。
再び翔月と弓月の対面。同時に放ったドロップキックが空中で相打ちとなり、目まぐるしいロープワークの応酬を制した翔月がドロップキック。翔月はロープへの串刺しランニング・ダブルニーから串刺しドロップキック、串刺しランニング・ダブルニーと連撃しフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。翔月がロープに飛ぶが、弓月はカウンターの払い腰。両者膝立ちになりながらエルボーを打ち合っていき、翔月がニーリフト連打も弓月は素早くスリーパーホールドに捕らえる。グラウンドに引き込んで胴絞式に移行してじっくり絞め上げるが、翔月はなんとかロープへ。弓月は再びスリーパーホールドに引き込もうとするが、翔月はグラウンドでの変形卍固めで切り返す。弓月は意識を手放しかけるが、なんとかロープに足をかける。
翔月はロープに振ってラリアットを放つが、かわした弓月がまたもスリーパーホールドでグラウンドに引き込む。翔月がぐったりし始めたのを見た青野が慌ててカットするも、MIRAIが青野を排除。弓月は、ロープを背に座り込む翔月の顔面に貫通ドロップキックを見舞い、ダブルリスト・アームサルト。そこへ詩美&MIRAIのサンドイッチラリアットから弓月のトラースキックが炸裂。さらに弓月は翔月に変形ケツアル・コアトルを狙うが、翔月が十字架固め、首固め、トルネード・クラッチからの横十字固めと巧みな丸め込みで粘りに粘る。
カットプレーに次ぐカットプレーで6人が入り乱れる中、青野が詩美にミサイルキック、皇希がMIRAIにアメジスト・バタフライ、翔月が弓月にダイビング・ダブルニードロップを発射。1人だけ回避に成功したMIRAIが弓月のカバーに入っていた翔月をカット。翔月がMIRAIに延髄斬りを見舞って排除しようとしたところで30分フルタイムドローを告げるゴングが鳴った。
翔月「おい弓月!今日の試合くらいじゃ体重落とせてねーんじゃねーか?明後日、間に合うのかよ。体重を規定通りにしてくるのは当たり前。その上で私が勝って、お前にはまだまだこのチャンプの座は重いってことを知らしめてやるよ」
弓月「お前は体重体重うるせぇなあ?お前そんなに体重が重要か?私は体重なんかよりもお前に勝つことしか考えてねーぞ?まあ、私まだデビューして11ヶ月くらい。まだ1年経たないんですけど、11ヶ月で皆さんに私がベルトを巻いている姿をお見せします」
翔月「体重クリアしねーとチャンピオンとは出来ねーんだよ!分かってんのかコラ!55.6!0.6オーバーしてんだろうがよ?!チャンピオンの資格はねーんだよ。分かったかコラ!体重管理出来てこそチャンピオンなんだよ。いいか!落としてから挑戦してこいバカ!」
皇希「おいMIRAI!今日はさぁ、勝敗付かなかったけど、もう1回次、10月7日にお前のその顔をボコボコにして!仙台のときみたいにもっかいアゴ外してやるよ!」
MIRAI「おい皇希、なにが言いたいんだよ?ビビってんのか?」
皇希「ビビってねーよ!」
MIRAI「まあ、皇希のブーツは確かにすごいのかもしれない。けど、明後日、7日はこのMIRAIの左腕!ラリアットでしっかりリングに沈めてやるよ。違い、見せつけます。以上!」
青野「OK!メッチャ盛り上がってる!明後日、後楽園に向けてメチャクチャバチバチしてる!この続きは明後日、後楽園ホールで見に来てください!ということで、今日は引き分けなので、みんなで締めましょう!詩美さん、そうしましょう!(※詩美に2本目のマイクを運んでくる)みんなでバチバチ締めましょう!」
詩美「皆さんも立って立って!みんなで締めるから立って!」
青野「全員で締めましょう!」
詩美「今日はドローだったけど、10月7日の後楽園ホールはタイトルマッチもありますし、もちろんこのDREAM✴STAR GP 2024優勝者・林下詩美もバチバチに輝く試合を見せるので皆さんお楽しみにしていてください!」
青野「それでは!シャイン・フォーエバー!」
詩美&青野「マリーゴールド!」
<試合後コメント>
林下詩美&MIRAI&ビクトリア弓月
弓月「翔月なつみとのタイトルマッチ前最後の前哨戦。アイツから3獲れなくてメチャクチャ悔しいんですけど、アイツは体重のことしか考えてないのかな?私はそんなことよりもそのベルトを獲ることしか考えてない。当日必ず55kg以下に落としてお前から初防衛戦で3を獲って、お前のベルトを獲ります」
MIRAI「皇希、正直アゴ、メチャクチャいてーよコノヤロー!皇希のブーツは正直すごい、すごいかもしれないけど!仙台と同じ結果は2度と起こらねーよ。仙台と同じ結果には2度とさせてやらねー。今日リング上で泣いてましたけど、本当に大丈夫かオイ。もっと気ィ引き締めて、明後日もっとバチバチのボコボコに打ってこい!それを全部受け切ってラリアットで沈めてやるよ!」
詩美「マリーゴールド、面白いんじゃないですか?負けん気の強い、絶対引かない奴ばっかりで見ててもすごく自分がゾクゾクするような試合でした。10月7日、後楽園ホール。2人はタイトルマッチありますけど、自分も1月3日大田区に向けて完璧に仕上げていきたいと思います」
翔月なつみ&青野未来&天麗皇希
翔月「前哨戦でドローってことで、結果としてはメチャクチャ悔しいです。自分が最後弓月とになって絶対獲るって思ってたのに逆にやられたりもあって。スリーパー危なかったし。弓月、意外とああいう技も持ってんだなって今日感じられたので、明後日の対策になったので、次はこんなダラダラせずに、明後日は弓月が言ったように短期決戦、15分で必ず勝って初防衛。自分が締めたいと思います」
皇希「今日は前哨戦っていうことで、私も私の1個前にやった智香もあまりいい結果は残せてないんですけど、それでも2人で積み上げてきたものがあるので、しっかりと10月7日は結果を残したいと思います」
青野「私の今日の収穫としては、林下詩美。やっぱり詩美と当たると私はメッチャ熱くなれる。もっとやりたいって思える。そんな選手と一緒の団体にいるってことがすごく幸せで。私も今Sareeeが持ってる赤いベルト、私アレ欲しいんで。詩美が挑戦することが決まってますけど、どのタイミングか分かんないけど、私は林下詩美にも負けない、あの人を超えたい。そう思いました」
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