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Blog 10・24後楽園ホール大会記者会見

2024.10.16

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10・24後楽園ホール大会記者会見

15日、都内某所にてマリーゴールドが記者会見を実施。24日に開催される後楽園ホール大会に出場する選手たちが意気込みを語った。

記者会見詳細レポート

 

▼山田奈保デビュー戦 シングルマッチ

山田奈保vs松井珠紗

 

山田「改めまして、マリーゴールド練習生の山田奈保と申します。1024日の後楽園ホールにてデビューさせていただくことになりました。そして、改めて松井珠紗さん。山田奈保のデビュー戦にお応えくださって、本当に本当にありがとうございます!ご存じの方もいらっしゃるかと思うんですが、もうメッチャクチャ松井珠紗さんが大好きなんです!大好きで大好きで大好きなんです!プロレスも直接教わったり、本当に色んな気持ちがあるんですけども、大好きだからこそ私は松井珠紗さんに勝ちます!松井珠紗さんを超えます!なので、1024日、全力で当たらせていただきますのでよろしくお願い致します!ありがとうございます!」

 

松井「マリーゴールド、背番号33番、 #松井かわいい こと松井珠紗です!山田奈保とは前の団体で一緒に活動することも多くて、奈保からも言った通り色々教えたりとかもあったんですけど、ここマリーゴールドでは新しいフィールドで新しい挑戦をしに来たと信じているので、今までにない山田奈保。今までの人生すべてをかけてぶつかってきてほしいと思います。また、私、デビュー戦の相手するの初めてなんですよ。だから、スゴい楽しみで。私自身6年前に後楽園ホールでデビュー戦をしまして、そのときの記憶はすごくあって。やっぱり、デビュー戦って一生に1回のとっても大切なものだと思うので、奈保にそのデビュー戦の最高の思い出をボコボコにされたという形で刻みたいと思います。よろしくお願いします」

▼タッグマッチ

林下詩美&天麗皇希vs後藤智香&瀬戸レア

 

詩美「マリーゴールドのクールにロイヤル、そして美しい。林下詩美です。自分はシングル大好きではあるんですが、もちろんタッグも大好きなので。最近マリーゴールドのタッグ戦線を見ていてすごく盛り上がってるし、楽しそうで羨ましいなという気持ちでいっぱいです。このカード、隣には皇希、そして相手にはゴチカと瀬戸レア。瀬戸レアとは初めて当たるのかな?なので、そこも含めとても楽しみにしています。皆さん是非会場に林下詩美を見に来てください」

 

皇希「マリーゴールドの背番号9番、天麗皇希です。まずは詩美さん、私ともう1度タッグを組んでくれてありがとうございます。本当にメチャクチャ嬉しいです。本当に詩美さんとはシングルリーグで名古屋でシングルマッチで闘って、そのときは少しは自分が成長した姿を詩美さんに見せられたんじゃないかと思ってるんですけど、今回はタッグとして隣でまた成長した姿を見せられたらと思ってます。そして智香、私は智香ともシングルリーグで闘ってて、そのシングルリーグでは負けてるんですけど、正直メチャクチャ悔しくて悔しくて。でも、私はそのシングルで智香と闘って今まで見えてなかったものがすごくたくさん見えた良い試合だったと思ってるので、またこのタッグでこうして闘うことで智香の見えてない部分、見たかった部分、もっともっとたくさん見れるんじゃないかと思ってるので。次は私も油断せずに自分の持てる全力で、全部を智香にぶつけて闘いに行きたいと思っています」

 

後藤「マリーゴールドの背番号51番、ゴチカこと後藤智香です。……皇希!詩美さんと組めて嬉しい?……ハッ、そうですか。私はメチャクチャ嫉妬してます。タッグ、tWin toWerとしてやって来ましたが、お客さんが見たいのは皇希と林下詩美。クールにカッコいい、ロイヤルタッグ?……ハァ。そうかそうかと。メチャメチャ嫉妬してます。まあでも、私、さっき皇希が言った通り、油断してたみたいですが、シングルリーグで皇希から3を獲って勝ち取ったのは私です。自信を持って闘いに行きますが、その皇希の隣には優勝した林下詩美。オォイ!瀬戸レア!どうする?!瀬戸レアッ!『初めて』ですね?!貴女とタッグを組むのは?!」

レア「?! は、はいッ!」

後藤「なんかメチャメチャすかしてるけど!」

レア「はい」

後藤「強いけど!」

レア「はい」

後藤「ビビってないよねッ?!」

レア「もち、ビビってません」

後藤「はいッ!」

レア「はい」

後藤「ということで!ここでガツンとゴチカと!」

レア「はい」

後藤「ジョジョラーッ!」

レア「はい」

後藤「2人が勝って、この!見て!クールにロイヤルぶってるこの顔を!歪ませてやりましょうッ!」

レア「はい」

後藤「はいッ!」

レア「……はい。マリーゴールドの背番号0番、瀬戸レアです。智香さんとゆがましてやる、やります」

後藤「えぇッ?!何ッ?!」

レア「えぇ……」

後藤「『歪ませてやる』のッ!この顔をッ!見て?!……『歪ませてやる』ッ!」

レア「はい」

後藤「はいッ!」

レア「はい」

後藤「えぇッ?!」

レア「はい」

(※テンパったままのレアが記念撮影を忘れて退席しようとする)

後藤「写真撮るんだよッ!」

レア「はい」

後藤「どうやってやんの?ジョジョポーズ」

レア「こうです」(※『ジョジョの奇妙な冒険』4巻表紙のジョセフ・ジョースターのポーズ)

後藤「でもこっちの手こうしよ」(※右手をゴチカポーズにさせる)

レア「はい」

▼パッション注入マッチ シングルマッチ

高橋奈七永vs石川奈青

 

石川「マリーゴールド、百万石のニューヒロイン、石川奈青です。パッション・シスターズ、最初の始まりは新木場大会でパッション注入マッチで無様に負けた石川に、両国国技館で神取忍&井上貴子と対戦するというときに『隣に立とう』と高橋奈七永が自分に手を差し伸べてくれたところから始まりました。そのときの自分は本当に無様で何も出来なくて、本当に差し伸べてくれた奈七永の手に嬉しい気持ちはもちろん、だからこそ隣にタッグパートナーとして立っても恥ずかしくないように、このコスチュームだって奈七永と隣に立てるように、このパッションのフラッグだって、隣に立ってパッション・シスターズを盛り上げるために、タッグの連携だって、いろんな技だって自分でいっぱいいっぱい考えて、自分で考えて動いてきました。それでも一番隣に、近くにいるタッグパートナーに自分のパッションが伝わってないなんて!本当に本当に悔しくて、悔しくて悔しくてたまらない!結果には残せてないかもしれないけど、自分で考えてこうやっていっぱいいっぱい形にして動いてきたのに、それでも伝わらない!この悔しい気持ち、絶対に後楽園ホールで高橋奈七永に認めてもらいたい!でも、認めてもらうだけじゃなくて絶対に貪欲に、自分の力で11つ勝ちにこだわって絶対に絶対に自分が勝ちにいきたいと思います。勝ちにこだわって絶対に絶対に勝つ!これが高橋奈七永の隣で1番学んだことだと思うので。絶対に自分が勝ちたいと思います!そして私のパッションを高橋奈七永に証明したいと思います!」

 

高橋「こんにちパッション!高橋奈七永です。パッションとはプロレスだけではなくて人生において必要なことだと思ってます。そしてパッションは思い遣りでもあります。私は誰かの何かのキッカケになるのが好きで、私と試合をすることによって目の色が変わる。そんな瞬間を見るのが好きです。今までたくさんそんな選手を見てきました。前回の石川とのパッション注入マッチでは、石川が目の色変わるとかそんな瞬間に到達するまでもなく石川はギブアップしました。そうやって、なんか……逃げてんじゃないかなって思います。ギブアップすることは悪いことではないけども、逃げてんじゃないの?『こうやってやったのに!』ってコスチューム真似して、フラッグも作って、『やったのに!やったのに!』って。“百万石のニューヒロイン”じゃなくて“悲劇のヒロイン”だよなあ、お前?あのさ、なにかのキッカケになればと思って隣に立って、隣に立って伝わってこねーんだよ、お前のホントのパッションが!本ッ当の!お前の心の中、もっと見せてみろよ!ずっとずっと負け続けて!……2回目のパッション注入マッチは異例中の異例です。そんだけパッション注入する私の人生の時間を石川、どうか無駄にはしないでくれ」

 

石川「(※机を叩いて立ち上がる)無駄ってなんだよッ!無駄なものなんて1つもねんだよ!私には私のなあ!パッションがあんだよ!オラッ!お前の好きなパッションだろーが!見えるかこの文字が!パッションだよ、来てみろよオイ!(パッションフラッグを突きつける)」

 

 奈七永が掴みかかるも、石川はフラッグを闘牛士のヌレータのように使ってひらりとかわす。ブチ切れた奈七永がビンタを叩き込み、フラッグで首を絞め上げる。

 

奈七永「オイ!こうやってパッションによ!包まれてるうちが華だよこの野郎!アァ?!口だけにすんじゃねーぞテメーコラ!」

▼スーパーフライ級選手権試合 151本勝負

【王者】翔月なつみvs【挑戦者】ハミングバード

※初代王者は初防衛戦。

 

 まずは調印式が実施。両選手およびロッシー小川代表が調印書にサインを行う。

 

翔月「初代スーパーフライ級チャンピオンの翔月なつみです。今回、早々に2回目の防衛戦が決まりました。前回、初回ということでメチャクチャ気合入ってたんですけど、弓月に15分と提案されて承諾し、そして15分ドローという悔しい結果に終わりました。そこで謎の鳥がやって来て私に挑戦したいということで。すぐ決まったことは私としては嬉しい限りですので。どんな選手か分からないですけど、私はこの鳥をはたき落とすだけなんでね。次、松井とかも挑戦を狙ってきてくれてしますし、自分は弓月とも決着をつけないといけないと思ってますので、それまでは必ず防衛して対戦に挑みたいと思います」

 

ハミングバード「1024日に翔月なつみを下して、このスーパーフライ級のベルトを巻くハミングバードです。以後お見知りおきを。私がこのベルトを日本、いや地球上で1番価値のあるベルトにします。以上です」

 

――ハミングバード選手、初参戦にしてタイトルマッチ挑戦となるが、マリーゴールドという団体およびスーパーフライ級というベルトに狙いを定めた理由は

ハミングバード「そうですねぇ。55kg以下。こんなタイトル、今までになかったと思います。そして一番最初に試合をしたのが両国。次にこないだ防衛戦しましたけど、まだそれしかしてないんですよ。ということは、まだ何色にも染まってないってことですよね?だから、私がこのベルトをハミングバード色にします」

 

――ファンからすると全く情報がない状態だが、どんなところに注目してほしいか

ハミングバード「そうですねぇ……とにかく、私だけ見てればいいです。気付いたら試合が終わってて、翔月なつみは視線が天井を捉えてて、レフェリーが3カウントを叩いている。そんな景色が見られると思います」

 

――翔月選手、チャンピオンとして全く情報がない選手をどう迎え撃つか

翔月「そうですねぇ。全然情報が無い選手っていうのは海外の選手くらいだったので。未知数で、本当にどんな技が繰り出されるのか分からないですし、対策のしようがないというのが危機感を感じているところではあるんですけど。正直、なんかまだ感じるものはないですね。『コイツ、ヤバそう』っていう空気は私は感じてないので。まあ余裕じゃないですかね?私はこのベルト、何色にも染まってないって言ってましたけど、既に翔月なつみの色に染まってきてるんで。ここで新しい鳥を踏み台にさせていただいて、そして私の翔月なつみのベルトとしてさらに価値を上げていきたいと思います」

 

 会見を終わって記念撮影に移行しようかというところで翔月が挙手。

 

翔月「私からも質問よろしいでしょうか。ハミングバードさん、日本に来て私を指名していただいたのはありがたいんですけども……」

ハミングバード「いえ、翔月なつみを指名したんじゃなくて、そのベルトが欲しいだけ」

翔月「うん。私を指名したってことだろ。だから」

ハミングバード「まあベルトが欲しいからね。他の人だったらその人だったし」

翔月「ちなみに、55kg以下ですか?」

ハミングバード「もォ~~ちろんだよ!(笑)どっかからレフェリー連れてきて今計ってもいいくらいだよ!」

翔月「じゃあ今回は体重は大丈夫ってことだね。前回、キミは知らないかもしれないけど、バタバタしたことがあったんですよ」

ハミングバード「へェ~~~。そ~なんだぁ~」

翔月「大丈夫ですね?」

ハミングバード「もちろん大丈夫だよ。今やる?」

翔月「大丈夫です」

ハミングバード「今体重計買ってこようか?」

翔月「大丈夫です。もう1個いいですか?小川さん、この前防衛したらポスター(の写真)大きくしてもらえるって聞いてたんですけど、なんか13日の大田区(のポスター)もすごいちっちゃかったんですけど。ちょっとどういうこと?」

ロッシー「それは一方的なお願いであってね?」

翔月「いやいやいや!」

ロッシー「了承してないわけだから」

翔月「了承したでしょォ?!会見で!してない?」

ロッシー「わすれちゃったぁ」

翔月「忘れちゃったの?!病院行ったほうがいいですよ、それ」

ハミングバード「小川さん、私からも。もうすぐすごく寒くなるから、マリーゴールドのジャージが欲しい」

翔月「それは所属してる人しかもらえないから」

ハミングバード「このベルト獲ったらジャージ買ってください、私に」

翔月「そのへんのドンキで買えよ!」

ハミングバード「いやいや、マリーゴールドのやつがほしいの」

翔月「マリーゴールド?手書きでなんか書いとけよ。石川もやっとったぞ」

ハミングバード「出来るかな?」

翔月「出来る出来る。ということで小川さん、ポスターがダメなら、ちょっともう1個いいですか?ロッシー小川のXのアイコン。なんか青野未来とツーショットなんスよ。あれなんスか?自分とのツーショットでいいと思うんですけど。どうですか?付き合いは自分のほうが長いんで」

ロッシー「たしかに。まあ付き合い長かったんだけど、新しい子に目が行ったっていうか」

ハミングバード「じゃあ次私ですよね?翔月なつみじゃなくて」

翔月「このベルトは会社との闘いだとも思ってるんで。ホントに。相手ももちろんですけど、私はロッシー小川とも闘っていきたいと思ってます」

▼ツインスター選手権試合 301本勝負

【王者組/ミライサク】MIRAI&桜井麻衣vs【挑戦者組】ビクトリア弓月/田中きずな

※初代王者組は3度目の防衛戦。

 

 まずは調印式が実施。5者が調印書にサインを行い、各選手からのコメントへ。

 最初に王者組からのコメントが促されるが、これを遮って弓月が口を開く。

 

弓月「いや、挑戦者側の私たちから行かせていただきます。突然なんですけど、私たち、ついにタッグ名が決まりました。タッグ名は……Selene Flora(セレーネフローラ)です。私たちはずーっとずーっと言い続けてきたツインスターのベルト、このタイトルマッチ、ついに決まって、私は素直にすごく嬉しいです。私は……いや、私たちは、ミライサクから獲ることに意味があると思ってます。だから、必ずこのタイトルマッチでミライサクからベルトを獲るのは私たち、Selene Floraです」

 

きずな「私は泣いてばかりの弱い自分から変わりたくて、大きな覚悟とたくさんの希望を持ってマリーゴールドに移籍してきました。復帰戦のとき、正直リングに上がることが怖かったり、不安な気持ちだったり、そういうのもあったんですけど、弓月が隣でそんな気持ちをすべて吹き飛ばしてくれて。私はあの日弓月と2人でベルトを巻きたいと強く思いました。弓月となら、叶わない夢は無いと本気で思っています。ミライサク、負ける気がしていません。必ず勝ちます」

 

桜井「YouTubeを御覧の皆さん、ごきげんよう。リングのシン・超貴婦人、桜井麻衣です。まずミライサクは誰の挑戦でも受けると言っています。でも、正直、DREAMSTARのリーグ戦で2人は私たちに負けてる。私は普通だったら断ってるかなって思うんですけど、この挑戦を受けた理由、それは私が若手のときにタイトルマッチにたくさん挑戦して、その経験があるから今があると思ってます。だから、2人には本当のタイトルマッチを味わわせてやります。そして、ベルトはそんなに簡単に獲れないってことを教えてあげるよ」

 

MIRAI「マリーゴールド、ミライサクのMIRAIです。前回の後楽園ホール大会のときに2人が挑戦表明してきて、そのときに自分たちは日付とか場所とかはどこでもいいから決めさせてやるよってことを言わせてもらったんですけど、それでこの後楽園ホールに日付が決まったみたいで。『おぉ、気合入ってんな』って思ってたんですけど、なんか挑戦表明してきたときには『マリーゴールドのになりたい』って言ってたり、昨日のマイクでは『マリーゴールドの未来になりたい』って言ったり、なんかちょっと2人の意見が食い違ってるんじゃないかな?本当に大丈夫なのかな?って思ってるところがあります。てか弓月。昨日『ミライサクの弱点見つけた』みたいに言ってたけど、アレ、嘘っしょ?弱点、言えるもんなら言ってみろよ」

 

弓月「嘘じゃねーよ。そんな知りたい?知りたい?言ってやるよ。ミライサク、結構ずっと組んできてると思うけど、実は仲悪いんじゃねーの?どーなの?どーなんだよ?どーなんだよ?仲悪いんじゃねーの?どーなんだよ?仲悪いんじゃねーの?」

 

MIRAI「どこをどう見て仲悪く見えた分からないけど。悪くないけど?見つけた弱点それ?弱点ってそれ?」

弓月「……はい」

MIRAI「仲悪いとか言ってるけど、そっちのほうがヤバいじゃない?弓月の主張はすごく感じるけど、正直きずなの方は主張弱いなって思う。しかも京都大会なんて、高橋奈七永と組んで『隣が弓月だったら勝てる』とか言って。それは高橋奈七永にも失礼だし、弓月任せすぎるんじゃないかなっていうのも感じる。きずなは素晴らしいパパママを持ってるけど、ちょっとそこに甘えすぎてるんじゃない?あのパパママだからこそ経験できることはいっぱいあるけど、そこを活かしきれてないと感じます。なんか、ぬくぬくと、弓月の隣で生き過ぎなんじゃないかなと思う。きずなはなんか主張無いの?」

 

きずな「……私は弓月がいないと何も出来ないんじゃなくて、『弓月の隣なら何でも出来る』って言ってるだけです。(※涙ぐんで)パパママがスゴいとか、そんなのデビューしたときから……デビューする前からたくさん言われてきましたけど、私はそんなのに負けないし!今回のタイトルマッチ、必ず弓月と2人で勝って、私たちがマリーゴールドの新しい風景を作ります。ミライサクの時代はもう終わりです!」

 

 きずながイスを蹴飛ばしながら立ち上がり、イスが弓月に当たる。面食らう弓月を無理矢理引っ張っていってSelene Flora2人が退場。

 

――不仲説について。桜井選手から何もコメントが無かった

桜井「(※終始かなり早口で)あっ、すみません。全然不仲なんて無いんで。敢えて何もコメントしなかったんですけど、でも違う環境で生きてきた人間がこうやって組んで、ぶつからないと言ったら嘘になりますよね?ぶつかるときももちろんありますよ。でもぶつかるときもあるし仲いいときもあるし、それぞれの、どっちも、なんて言ったらいいの?ぶつかるときもあるし、仲いいときもある。それも含めて私たちは仲いいと思ってます。ハイ」

 

――前回、今回と挑戦者組に厳しい言葉を投げかけている。その中でどのようなタイルマッチを見せたいか

桜井「やっぱり私も若手のときにタイトルマッチを経験して、タイトルマッチって、普通の試合もいつも全力なんですけど、より全力で練習に、そのためにもっともっと意欲が湧くこともあると思うんですよね。そういう経験をしていくことって大事だと思うので。タイトルマッチって経験しないとわからないと思うから、それを経験させて厳しさを教えてあげたいと思います」

 

 記念撮影を行う段階で弓月が嫌がるきずなを強引に引っ張ってきて写真撮影を行った。

▼ユナイテッド・ナショナル選手権試合 301本勝負

【王者】青野未来vs【挑戦者/ダーク・ウルフ軍】野崎渚

※初代王者は2度目の防衛戦。

 

 まずは調印式が実施。両選手およびロッシー小川代表が調印書にサインを行う。

 

青野「初代ユナイテッド・ナショナルチャンピオン、青野未来です。今回防衛戦が決まりまして2度目の防衛戦ですが、107日、後楽園ホール大会で野崎渚から直接負け、そして昨日の渋谷大会でも試合は負けてしまいました。チャンピオンとして本当に不甲斐なく、野崎渚から2度も見下されて、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。自分に足りないもの、それをすごく痛感していますし、真正面からぶつかっても勝てない選手がいるっていうのも分かっています。でも、私はマリーゴールドを背負っていく。その気持ちに嘘はないので。私は、今のままでダメなら新しい自分で闘って、そして1024日、このベルトを防衛し、もっともっとマリーゴールド、このユナイテッド・ナショナルチャンピオンとして盛り上げていけるように、そしてマリーゴールドの象徴となれるように、私は皆さんに青野未来を見せたいと思います。そして1024日は私が野崎渚を必ず見下します」

 

野崎「いやぁ~、真面目なコメントでしたねぇ(笑)新しい自分?ならなくていいよ。青野未来は残り9日でどうせ変われないから。アンタはそのまま24日を迎えて、当日もノザキ様に見下されろ。白いベルトは私がいただく。てかさ、汚れてね?ベルト。私昨日言ったよね?『磨いとけ』って。あと9日、そのベルトと別れを惜しみながら、毎日キレイに磨けよ」

 

――青野選手、前哨戦を経て、野崎選手のどんなところに強さを感じているか

青野「そうですねえ。身体の大きさもそうですし、11発の重みがあるのも試合を通じて感じています。あとは態度がデカい。その余裕っぷりもすごくムカつきますね」

 

――チャンピオンとしてどう上回って勝ちたいか

青野「1番はこのベルトにかける思い。マリーゴールドを思う気持ちで勝ちたい。キャリアも野崎選手がだいぶ上なんですけど、そういった格上と思われてる選手に勝ってこそチャンピオンの強さを見せられると思うので、そういうところを見せていきたいです」

 

――野崎選手、この純白のベルトを獲ることでどういうベルトにしたい、どう風景を変えていきたいかというビジョンはあるか

野崎「昨日ボジラが言ってた通り、ダーク・ウルフ軍でベルトを総取りしたら面白いんじゃないかなって思うから。まずは白いベルト、必ずノザキ様が獲らないなと思ってます」

 

――12月にも別の団体でのタイトルマッチが決まっていて二冠チャンスでもある。今どこが調子がいい、どこがノっていると感じる部分はあるか

野崎「それは試合見てくれたら分かるでしょ。なにからなにまで、今、私絶好調です!」

 

 質問が終わり、写真撮影を促されると青野が口を開く。

 

青野「ちょっと待ってください。写真撮影の前に、野崎さんにプレゼントを用意してきました」

野崎「あァ?」

青野「ダーク・ウルフ軍なんかにこの純白のベルトは絶対に似合わないですよ」

野崎「ハァア~~?!」

青野「野崎渚に純白は絶対に似合わない。なので……この純白のワンピースを着てそれを証明して撮影できたらと思います。どうぞ」

野崎「なに?今着るの?わざわざ用意したの?」

青野「はい。用意してきました」

野崎「わっざわざよ~いしちゃってぇ~(笑)ただ、オメーが用意した服なんて誰が着るか!」(※野崎がワンピースを床に叩きつけて踏みにじる)

青野「人が用意してきた服……踏んでんじゃねーよッ!」

 

 青野がエルボーを見舞うと野崎もエルボー猛連打で応戦。野崎が赤ペンでワンピースに「LOSER」(負け犬)と書き込み、青野の眼前に突きつける。

 

野崎「お前はこの言葉通り、“LOSER”だ!24日、楽しみにしとけよ」

 

 野崎が荒々しく去っていき、髪も着衣も乱れた状態でワンピースを握りしめて呆然と座り込むという未亡人感溢れる風体の青野が1人残される。

 

青野「……まあ、野崎には似合わないから、こうやって汚れた服が似合うんですよ、アイツには。だから着ないんでしょうね。24日、楽しみにしててください」

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 301本勝負

【王者】Sareee vs 【挑戦者】ボジラ

※初代王者は初防衛戦。

 

 まずは調印式が実施。両選手およびロッシー小川代表が調印書にサインを行う。

 

Sareee「マリーゴールド・ワールドチャンピオンのSareeeです。私のプロレス人生はライバルに恵まれて、ライバルたちと闘うことによって、『絶対負けたくない!』って気持ちが私は一番強くて、私はここまで来れたんだなと思ってます。正直、最近は新しいライバルというか、思い切りリングで感情をぶつけ合ってやり合えるような選手がいないなって、なんかつまんないなって思ってたときに、このボジラっていう強敵が私の眼の前に現れて。それで私はマリーゴールドで初の黒星をボジラに付けられて。なんかすごい、メチャクチャ悔しいのはもちろんなんですけど、危機感を感じて。でもこの赤いベルトをかけて闘うってことで、これを乗り越えたときにまた新しいなにかが見えてくるんじゃないかなって今すごく楽しみな気持ちです。私は必ずボジラから勝って、Sareeeのプロレス道に新たな扉を開く日に必ずしたいと思ってます。このベルトはまだまだ誰にも渡しませんよ。ディス・イズ・マイ・チャンピオンベルト!」

 

 ボジラは立ち上がってテーブルの前で身振り手振りを交えながらコメント開始。

 

ボジラ「私のことをまだ知らない人間もいるかもしれないが、この私がボジラだ。私は今まで日本に来た外国人レスラーの中で最大・最強・最悪、そして最も頭がキレる“モンスター”だ。そして私がSIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だということの体現者だ。私は友だちを作りに日本に来たわけではない。私はプロフェッショナルのレスラーとして、そしてマリーゴールドを支配するために来た。私にはそれが可能であることを既に証明した。DREAMSTAR GPSareeeに完璧な勝利を収めたのを皆も知っているだろう?24日の後楽園ホールではまた同じ光景が広がることだろう。SIZE DOES MATTERは単なるキャッチフレーズではない。これは私からの声明なのだ。後楽園ホールでは悲惨なことになるだろうな。これは私からの最後の警告だ。私は皆の頭に“SIZE DOES MATTER”という真理を刻み込むことになる。Sareee、お前の時代はもう終わりだ。これからは真紅のベルトを巻いた私によるボジラ・タイムが始まるのだ。分かったか?分かったなら今すぐそのベルトを寄越せッ!」

 

 ボジラが突然Sareeeにテーブル越しのダイビング・ボディアタックを見舞い、マウントを取ってボコボコに。既に会見を終えた選手勢が総出でボジラを引き剥がし、なんとか控室へと引っ張っていった。

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