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2025.03.11

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2025年3月9日 Marigold Spring Victory Series2025

Marigold Spring Victory Series2025

2025年3月9日(日) 愛知県・中日ホール

(観衆265人)

試合詳細レポート

3月11日に怪我からの復帰戦が決まった田中きずながオープニングに登場。
復帰戦に向けての抱負を語った。
「(欠場中は)もう毎日プロレス早くしたいなって思ってたので、やっと明後日復帰できることがすごく楽しみです。(対戦相手の野崎渚は)ずっと自分が1番対戦したいって思っていたのが野崎選手なので、すごく高い壁なことはもちろんわかってるんですけど、自分の今出せる力を全部出し切って、出し切って終わりじゃなくて、その上もっともっと頑張れるように頑張ります」

タッグマッチ 15分1本勝負
瀬戸レア  5分50秒
ダブルアーム・スープレックス片エビ固め
咲村良子●
○石川奈青 勇気みなみ

 勇気が石川に、咲村がレアに、ゴングが鳴る前にドロップキックの奇襲攻撃を加える。と同時に試合開始のゴング。すると、石川が勇気に、レアが咲村に、逆にドロップキックのお返し。そしてレアが咲村をへアホイップでコーナーに投げると、コーナーで待っていた石川もヘアホイップ。再度、レアが咲村をヘアホイップで投げると咲村をロープに固定して、エプロンに出た石川とレアがジョジョポーズ。咲村をリング内に戻すと、レアが咲村にキャメルクラッチ、ボディスラム。ボディスラム2発目は、咲村が踏ん張って逆にボディスラムを返す。そして咲村は勇気に交代。
 勇気は、ダブルハンマー投げからドロップキック。エルボーを放つが2発目をレアが返し、逆にレアがドロップキック。そして脇固めはロープブレイクになるが、ロープを使って腕を攻める。串刺しの低空ドロップキックは中途半端な形になるも、レアは石川にタッチ。
 石川は串刺しスプラッシュからダブルアーム・スープレックスを狙うも、勇気も踏ん張る。すると石川は勇気をコーナーに振り、咲村を牽制。コーナーに詰まる勇気にレアが串刺しドロップキック。そこへ石川が串刺しスプラッシュ。フォールはカウント2になり次の攻撃に以降しようとすると、勇気がハンマーロック式フロントネックロックからスイング。そして「やったー」と叫んで咲村にタッチ。
 咲村はドロップキック、リバースの首4の字。そこへレアがカットに入るも勇気が入りレアに首極め腕卍。2人でポーズをとって、勇気と咲村は石川にダブル・ドロップキック。咲村が石川に蜘蛛絡み。レアがカットに入ると勇気が入り、エルボーを打ち込みながら咲村を誘う。勇気がレアを、咲村が石川をロープに振るが、レアと石川が、ガットショットからフェイス・クラッシャー、ドロップキックをそれぞれに打ち込む。そして石川が咲村を抱え上げ、レアがフェイス・クラッシャーのダブル攻撃。石川は咲村をダブルアーム・スープレックスで投げると3カウントが入り、石川が勝利。

<試合後のコメント>
石川奈青&瀬戸レア
石川「いやあ、グラビアアイドル?余裕でしたね」
レア「はい。自分、石川奈青さんがもう大好きなんですよ。奈青さんと自分、タッグ組める事がほんとにほんとにいつも嬉しくって。もう今日はもう勝てて、これからも奈青さんと勝利を掴んでいきたいと思います」
石川「もっともっと強くなって。頑張ってもっともっと強くなって」
メガトンが乱入。
メガトン「お前何やってんだよ、いくぞ!」

勇気みなみ&咲村良子
勇気「あー!勝ちたかったです。今日が今日は2回目のタッグだったけど。でも私たちずっとずっと一緒にいるじゃん。でも、今日も入場の立ち位置が違う、どちらこうだとかケンカもしたし。でも、絶対、私は咲村と一緒に強くなりたいから。これから次絶対勝ちたい」
咲村「絶対勝とう!私の最初の白星はみなみと獲る!」

シングルマッチ 15分1本勝負
○ボジラ 5分25秒
ハイアングル・パワーボムエビ固め
リアラ●

 リアラが「リアラコール」の中、ロックアップで挑むがボジラが軽く吹き飛ばす。次にリアラは、エルボーで挑むが、これもボジラがエルボー1発で打ち倒す。ボジラは、串刺しスプラッシュ、ショルダータックルからブレーンバスター。リアラがなんとかカウント2で返し、再びエルボーで挑むも、エルボー1発で倒される。ボジラがボディスラムからセントーンにいくと、リアラがこれを避けスリーパー。ボジラはおんぶで持ち上げコーナーに打ち付ける。リアラは、執拗にスリーパーを狙い、締め上げる。そして串刺しドロップキック。2発目を狙うと、ボジラがリアラをキャッチしてパワースラム。
 立ち上がるとリアラはエルボーを打ち込むが威力が弱く、これもボジラがエルボー1発で倒す。リアラはコーナー下に置いてあったシャンペンボトルを手にして殴りかかるがボジラが取り上げる。そのボトルをレフェリーが取り上げようとする、そこへリアラがドロップキック、スクールボーイ、エルボー。エルボーは通じずボジラが平手を放つと微妙に掠って、リアラはダウン。リアラはなんとか立ち上がって、コーナーに走りセカンドロープからドロップキック。しかし、ボジラは倒れない。そしてベアハッグで締め上げる。リアラがエルボーで逃げるてロープに飛ぶと返ってきたところをボジラがキャッチし両足を抱えてパワーボム。カウント2になると、ダメ押しで、今度はシットダウン式ハイアングル・パワーボム。これが決まり、ボジラが勝利。

<試合後のコメント>
ボジラ「おいおい、どうってことないぜ。私がマリーゴールド・ワールドチャンピオンだと思っている。それが何を意味するか分かるだろう。私は勝つつもりだ。私は偽物のレスラー全員をやっつけるつもりだ。なぜか分かるだろう、私はボジラであり、偉大なボジラだからだ。サイズは重要だともう一度見せつけてやる。彼女は何も試みなかった。彼女が私に勝てると思ったか、地獄に落ちろ。私が次のマリーゴールド・ワールドチャンピオンになるのを見ていろ」

リアラ「頭が重い。何が起きてるんだ。最後わからなかったんですけど。実は私は、闘う前には、本人には言ってないんですけど、マリーゴールドの旗揚げ戦を私は観客席で見ていて、そのマリーゴールドの、その最後に勝った人が勝ち名乗りを挙げている人が、詩美さんでもなく、ジュリアさんでもなく、ボジラさんだったんです。そのボジラさんを1年後、私がこのマリーゴールドにいて、ボジラさんとシングルできたっていう経験は、ほんとにあの時だったら、何も、ほんとに1ミリも思ってなかったことだったんですけど。多分、人間って、多分無理だろうな、ダメだろうなって思うんじゃなくて、思いを強くして、いつかこの人と闘いたいとか、この人を越えたいとかっていう憧れをもって、憧れをでも捨てて闘っていくんだろうなと思うし、私を見てる皆さんが、私も日々いろんなことと闘っていますけども、何か私の試合を見て感じてもらえることがあったら嬉しいです。みんなの学校とか仕事、頑張ってほしいと思います。これからも私は挑戦し続けます。ありがとうございました」

8人タッグマッチ 15分勝負
山中絵里奈 10分24秒
蒼魔刀エビ固め
メガトン●
後藤智香 松井珠紗
○翔月なつみ CHIAKI
青野未来 野崎渚

 ダークネス軍が奇襲をかけると試合開始のゴング。そして後藤を捕まえロープに固定してポーズ。続いてCHIAKIが後藤に顔面ウォッシュ。後藤もエルボーを返すも、CHIAKIが水平チョップ、ギロチンドロップ、スピアーと連続攻撃。このスピアーを後藤が捕まえスイング。そして後藤は青野に、CHIAKIは野崎にタッチ。
 青野が野崎のボディにキックを入れ、串刺しドロップキックにいくとコーナーに詰まった野崎に、翔月、山中の順にニーキックを入れる。そして野崎に対しダブル攻撃を狙うが松井が入り、青野と山中をロープに振る。すると青野が野崎に、山中が松井にドロップキック。そして青野が野崎をボディスラムで投げようとするも、野崎が膝を入れ、ドルミルへ。ロープブレイクになると野崎がおしゃれキックに。しかし青野が寸前でかわす。すると野崎はロープ越しのカッター。これに対し青野はボディへのキックからキャプチュード。そして山中にタッチ。
 山中はトップロープに上がり、ダイビング・ボディプレス、前後開脚式ギロチンドロップからロープに飛ぶが野崎がニーで食い止め、おしゃれキック。顔面へのキックから松井にタッチ。
 松井はトップロープに上がり、ミサイルキック。山中を敵軍コーナーに飛ばし翔月に出てこいと挑発。そしてガットショットからドロップキック。さらに胸を突き出し回し蹴りを受ける。翔月は3発入れるも松井も倒れない。翔月がロープに飛ぶとエプロンからCHIAKIが蹴りでカット。そこへ松井がドロップキック、変形フィッシャーマンズ・スープレックス。これを山中が入りカット。両軍入り乱れる中、青野が松井にラリアット、翔月が松井に蒼魔刀、後藤が松井にヒップアタック、翔月が松井にニーキックと波状攻撃。カバーに入るがCHIAKIがカット。翔月は松井にフィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2で返されると翔月はトップロープに上がり次を狙う。そこへ、場外からCHIAKIが椅子を投げつけ制止、そのまま翔月の足を引っ張り場外へ引き出す。
 リングに残った松井に、青野と山中がダブル攻撃を狙う。しかし松井はロープを掴んで止まる。すると野崎が入り青野と山中にドロップキック。青野と山中は場外へ。青野組4人を捕まえたダークネス軍。松井が場外プランチャを狙うが、足を滑らせ自ら転落。ひと呼吸置いて仕切り直して、プランチャ。そこから両軍が場外乱闘。CHIAKIが後藤に椅子攻撃。青野がメガトンを鉄柱にぶつける。リングに戻ったのは翔月と松井。
 松井がブサイク・ニー。翔月が自軍コーナーに向かいタッチを求めようとするも、コーナーには誰もいない。メガトンが翔月にランニング・ボディプレスからメガトンプレス。メガトンチョップを入れると翔月が平手打ちで返す。そしてランニング・ニー。これを松井がカット。そこへ後藤が入り、ビッグブーツ。CHIAKIが入り後藤にスピアー。山中が入りCHIAKIに旋風脚。野崎が山中にビッグブーツ。青野が野崎にラリアット。野崎が青野にノアールランサー・ハイ。リングに残ったのは翔月とメガトン。
 翔月は旋風脚からパッション・ビンタ(マウント・ビンタ)、そして蒼魔刀。これが3カウント入り翔月が勝利。

<試合後のコメント>

青野未来&翔月なつみ&後藤智香&山中絵里奈
翔月「ほんとにさ。何なのあいつら。ほんとにもう、舐めてんのマジで!最後のメガトン、なんだあいつ、マジで。あ、昨日、私は高橋奈七永選手にパッション入れてもらったばっかなんで、ああいうふざけた連中、ほんとにムカつきますね。なので最後はパッションビンタ。えー、決めてやったんだけど、もうちょっとね、心に響けよっていう。ほんとに。うん。ただ悪いことやって楽しいことやってるのがプロレスだよっていう。ほんとにムカつくんで、もうもっともっとボコボコにしましょう。せっかくせっかく絵里奈さんが初めての名古屋、マリーゴールド来て初めての名古屋、もっともっと活躍してほしかったのに。なんだあいつら。ほんとになめた口ばっかりききやがってよ。態度もでけえし、体もでけえ。メガトン。ふざけんなよマジで」
後藤「でも、そんなメガトン、しっかり、なつみさんスリー取ったの、なつみさん」
翔月「当たり前だ」
後藤「勝ちは勝ちだ。その間しっかり、私たち、ダークネスのあいつら」
翔月「タッチ行こうと思ったら誰もいないんだけど」
山中「いやちょっと野崎さん。私初めて会いましたけどね。いや、強烈でしたね。一緒にお散歩してました」
翔月「散歩すな」
青野「でもダークネスレボリューション、ちょっとボロ出てきてるんじゃないですか。人数、増やすだけ増やして全然うまくいってないですよね。私たち昨日も勝ってるんで。はい」
後藤「ユニットじゃなくても勝てるんです」
青野「ほんとに全然ね。悪いことに頼ってるだけ、凶器に頼ってるだけなんで。しっかりこの先もしっかり退治していきたいと思います」
翔月「正義が勝つんだよ。覚えとけよ!おい、やってやろう!」

野崎渚&CHIAKI&松井珠紗&メガトン
野崎、CHIAKI「どうした、どうした、どうした。松井どうした」
松井「私、滑りました」
野崎「あんな姿、初めて見たよ。でも、諦めないで転がって。私も何度もやられそうだったけど、頑張りましたよ。なんかそのままさ、面白すぎてさ、場外乱闘やっちゃったけどさ。気づいたらさ」
松井「メガトンしかいなかった」
野崎「お前、何やってんだよ。みんなが場外やってる間」
メガトン「盛り上げてた」
松井「何してんだよ」
野崎「あともうちょっとさ。試合ちゃんとやろうか。なあ、ちょっと。せっかくね、ダークネスレボリューションに入って変われるチャンスだからさ。今のままも、お客さん、楽しんでくれてるかもしんないけど。もう1個上のメガトン見せたら、もっと面白くなるんじゃないの」
メガトン「変わる。これを機に変える。松井を助けられなかった。みんなを助けられなかった。変わる」
CHIAKI「言ったな」
メガトン「任しとけ」
松井「もう滑らない」
メガトン「ガオー!翔月なつみ、覚えとけよ」

シングルマッチ 15分1本勝負
桜井麻衣 15分00秒
時間切れ引き分け
MIRAI

 急遽決まったミライサクのパートナー対決。
 両者、試合前の握手を拒否、ゴングが鳴っても睨み合いが続く。徐々に近寄って睨み合うとMIRAIが観客に拍手を要求。そしてエルボーを打つ。桜井も強烈なエルボーを返す。そしてエルボーの打ち合い、バックエルボーの打ち合い、激しく髪の毛を掴み合ってMIRAIがヘアホイップで投げて桜井をコーナーに詰める。顔面に蹴りを入れ、対角コーナーに振ってラリアットを狙う。桜井がかわし、MIRAIもかわす。桜井のビッグブーツをキャッチしMIRAIがラリアット。そして桜井を場外に押し出す。
 MIRAIは場外で桜井の頭部を鉄柱にぶつけ、張り付けにしラリアット。桜井もビッグブーツで対抗するもローキックを返される。リング内に戻るとMIRAIは桜井の足を鉄柱にぶつけ、足首を極める。太腿へのキックに桜井はエルボーで対抗、そしてビッグブーツ。MIRAIがラリアットを狙うと脇固めで返す。MIRAIが何とかロープに逃れると、腕をロープにひっかけドロップキック。さらにミサイルキック、庶民征伐、腕ひしぎ十字固めへ。MIRAIも極めさせないと抵抗。桜井は再度、脇固めへ。ロープブレイクになるとMIRAIの頭部をロープに押し付け串刺しビッグブーツ。そこから、再び場外戦へ。
 桜井が場外でボディスラムで投げると、コーナートップに上がり、場外へ飛ぼうとする。MIRAIがいち早く立ち上がり、駆け上がるとブレーンバスターの体勢に。桜井がこれを踏ん張り、張り手からヘッドバット。MIRAIにヘッドバットを返すと両者場外へ落ちてダウン状態。場外カウント18でリングに戻る。
 桜井がSTO、シャイニング・ケンカキック、ダイビング・エルボードロップからSTFにいく。するとMIRAIが体勢を入れ替えSTF。桜井がなんとかロープに逃げる。するとMIRAIは桜井の背後から串刺しラリアット、バックフリップ。これに桜井がレッグラリアット。MIRAIが膝下へ低空ドロップキック。桜井がビッグブーツ。MIRAIがラリアット。もう一度ラリアットを狙うと、桜井が体勢を入れ替えバックドロップ、ビッグブーツ。STFを狙うもMIRAIが外してバックドロップ、ラリアット。フォールいくがタイムアップのゴング。時間切れ引き分けとなった。

桜井「MIRAI!MIRAIとの試合は、やっぱりすっごい楽しいよ。ベルトを掛けなくても、こんなに熱い闘いをできるあなたと出会えて、私は本当に良かったと思ってる。でもね、私はまだMIRAIに1回も勝ったことはないんですよ。だから次闘う時はこのベルトを掛けて闘いましょう。うん。やっぱりね、私はMIRAI、あなたに勝たないとね、チャンピオンも始まらないんですよ。だから、いつか、このベルトを掛けて闘いたいと思ってます」
MIRAI「チャンピオンが始まらないって。あ、何言ってんだよ。今日、闘って思ったよ。桜井麻衣はめちゃくちゃ強くてかっこいいよ。すごく立派な白いベルトのチャンピオンだと思いました。MIRAIにとってさ、桜井麻衣ってやっぱり特別なんだよ。だから今日の試合すごい楽しかったし、でも悔しいし、なんかこう感情ぐちゃぐちゃだけど、桜井麻衣の想い、試合ですごく受けて止めました。だから次シングルやる時は、最高の舞台でやりましょう」
MIRAIが退場すると山中がリングイン。
山中「これがマリーゴールドの闘いというのをしっかり目に焼き付けさせていただきました。桜井麻衣、あなたとそのベルトを掛けて闘うのが、ますます楽しみです」
桜井「私は、まだあなた、あなたのことをよく知らないけど、でも、どんな相手が来ても、私はこのベルトを絶対に守る。3月30日の後楽園で、このベルト掛けて闘うの、どうですか」
山中「後楽園ホール、光栄です。さっきMIRAIさんとベルト掛けたい、掛けてやりたいっておっしゃってましたけど、それはいつになるんでしょうね。もしかしたらその日、来ないかもしれないですね。3月30日山中絵梨奈全てをかけて闘わせていただきます」

<試合後のコメント>
MIRAI「決着つかず引き分けでした。桜井麻衣の強さも、かっこよさも美しさも、全部を感じてすごく嬉しかったし、でもすごく悔しいし。なんかこう、感情が今よくわかんない感じだけど、なんかね、タッグパートナーって隣りにいるっていうイメージが、まあ、皆さんあるかなと思うんですけど、自分たちは隣りにもいるし、対角にもいるし、隣りは隣りでわかること、対角は対角でわかることがあるので。そういう経験を今までずっと積み重ねてきてるから。ミライサクっていう素晴らしい特別なタッグがあるのかなと自分は今日改めて実感しました。でもこのままじゃ悔しいからさ、次は特別な場所で、しっかり決着つけたいなと自分は思ってます。それがいつになるのかわかんないけど、自分はそれまで、もっともっと強くなります。MIRAIの成長は止まりません。以上です」

桜井「はい。MIRAIとのシングルは、約2年ぶりくらい。なんか前、闘った時よりも、さらにお互いパワーアップしてるなって感じたし。なんかあの時は、すごく私はMIRAIに引っ張ってもらってた。でも最近のMIRAIはなんか悩んでる。そう感じる。でもタッグパートナーだからこそ、そんな時、なんだろうな。私は今、白いベルトを巻いて絶好調な時。だからこそ、そんな今のMIRAIを。なんだろう。私が昔引っ張ってもらった、あの時のMIRAIみたいに、私が今度は引っ張る番だと思ってる。うん、それは言い過ぎかもしれないけど。でもやっぱりMIRAIとの試合はほんとに楽しかったんだよ。だからね、また大きな舞台で、このベルトを掛けて闘おう」

シングルマッチ 15分1本勝負
○林下詩美 13分47秒
ハイジャック・ボム片エビ固め
ビクトリア弓月●

 セミに続いてメインもパートナー対決、姉妹タッグの王者対決となった。
 手四つからバックの取り合い、グラウンドでの攻防からヘッドロックの取り合い。一呼吸おいて仕切り直すとロックアップから、弓月がコルバタにいくが詩美がキャッチ。弓月がもう一度コルバタにいくと成功。詩美が場外に降りると弓月が場外プランチャを狙う。しかし詩美はリングに上がり弓月をファイヤーマンで抱え上げる。弓月はそれを逃れロープに飛ぶが、詩美がショルダータックルで倒す。ボディスラムからコーナーに振ると刺しバックエルボー、低空ドロップキック、キャメルクラッチで締め上げる。
 立ち上がると弓月がエルボー、ドロップキック。詩美もドロップキックを返す。弓月がもう一度ドロップキックを決めると、詩美は場外へ。そして弓月が場外プランチャで飛ぶ。リングに戻ると弓月がフェイスロック。ロープブレイクから弓月がダブルリストをとる。詩美も投げられまいと踏ん張る。弓月はエルボーから再度ダブルリストを取るが投げれない。すると詩美が軽々とブレーンバスターで投げる。そしてスライディング・ラリアット。
 弓月も脇固めからナガタロックII、それを詩美が持ち上げコーナーにぶつける。しかし弓月もガットショットからコルバタ、そして再びナガタロックIIを極める。詩美がロープに近寄ると変形グラウンドコブラに移行。なんとかロープブレイクになると弓月は串刺しドロップキック、ダブルリストアームサルト、ミサイルキック、「終わり」と叫びムーンサルトを狙う。しかし詩美が立ち上がってアルゼンチンで抱え上げる。そして、そのままバックフリップ、コウモリ吊り落とし、ミサイルキックを狙う。これは弓月がサイドキックで返し、串刺しハイアングル・ドロップキック、トラースキック、コーナー下にセットしムーンサルトプレス。カウント2からクロスアーム・ジャーマンを狙うも詩美がラリアット、投げっ放しジャーマン、ラリアット。弓月がカウント2で返すと詩美はハイジャック・ボムを狙う。弓月がこれを逃れ、ローリングアロー。詩美がカウント2で返しアルゼンチンで抱え上げそのままジャーマン・スープレックス。そして、ハイジャック・ボムで投げ捨てる。これが3カウント入り、詩美が勝利。

詩美「ちょっとみんな、弓月、すご過ぎませんか!愛知が産んだ宝、お前、ホントすごいな。私がまだキャリア1年ちょっとですよ。私がこの頃全然できてなかったよ。私と比べて弓月ってほんとにすごい。マリーゴールドの大事な大事な宝だと思うんですけど、皆さんもそう思いませんか。弓月、私はちょっとだけ体が大きいから、そのベルトには挑戦できないけど、いつか弓月と私のこれ掛けて試合したいなって今日すごい思ったよ。ほんとに楽しかった。ありがとう、妹!」
弓月「詩美さん。私は最速であなたを越してやる。そのベルト、私も興味があるんです。だから、それを掛けて闘う時は、今よりも、もっともっと強い私になって闘いたいです。それと私、明後日、高橋奈七永とシングル、パッションカウントダウンがあるんです。私は詩美さんを抜くって言ったけど、高橋奈七永には最短で橋奈七永越えをします。みなさん、見ていてください」
詩美「今日は本当に最高の日だな。姉と妹の絆が、グッとグッと強くなった、そんな1日になりました。こんな素敵な日は皆さんと最高の締めを一緒にしたいので、ぜひご起立ください。皆さん、もうさすがにそろそろ、わかるでしょう。マリーゴールドの締め、わかんないって方いますか。いない。優秀、ありがとうございます。それでは元気で大きな最高の声を、私と弓月に聞かせてください。準備いいですか。シャインフォーエバー、マリーゴールド!」

<試合後のコメント>
詩美「今日はこの赤いチャンピオン。そしてハイフライのチャンピオン。そんなシングルでした。そしてそして、姉と妹、姉妹タッグのシングル対決。姉妹タッグでのシングルできることも嬉しいし、何より今のハイフラインのチャンピオンがどんなものか。そんな気持ちで、シングル。いやほんとすごいよ。すごすぎる、弓月。誇らしい妹だなって思いました。私が1年ちょっとの頃は、そんなことできなかった。私だって早く動いて、めちゃくちゃ飛んで、そんなプロレスラーに憧れたし、決まったけど。まあ体がね、ちょっとだけ大きいから、そんなことはできないけど。私のやりたかったことも全部託して、弓月には、どんどんどんどんそのベルト防衛して、私の隣でたくさん成長してほしいなと思います。今日はめちゃくちゃ楽しみにしてたシングル。でもアームカバーつけるの忘れて。私もどこかでチャンピオンとシングルっていうのは緊張しちゃったのかもしれないです。私には、まだまだ山が残ってるんで。次は新宿の試合ありますけど、しっかりこのベルト、ボジラ相手に防衛していきます」

弓月「はい。いつも隣に立って姉妹タッグとして闘っている詩美さん、そして赤のチャンピオン、マリーゴールドを象徴するエース、詩美さんとのシングル。隣りで闘って学ぶこともたくさんあります。だけど、今日は対角で闘って、隣りで闘ってるだけでは、学べないこと、たくさん今日1日で学べました。私もそのベルト興味あるし。今はこのベルトに集中してるけど、必ずそのベルト私も獲りにいくし、狙いにいくし。詩美さんと、そのベルトを掛けてシングルをまたやりたいです。でも、私は詩美さんに負けているだけじゃダメだから、もっともっと自分を成長させて、強くなって、また闘いたい。姉妹タッグとしても、まだまだタッグ力強めて、もっとマリーゴールドのタッグ、1番強いタッグとして、マリーゴールド最強になっていきたいです。詩美さんはどう思うのか、わかんないですけど。私は姉妹タッグとしても、まだまだやっていきたいです。またタッグとしても、シングルとしても、私と闘ってください。ありがとうございました」

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