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2025.05.12
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Marigold Rising Spirit2025
2025年5月10日(土) 大阪府・176BOX
(観衆325人)
試合詳細レポート
タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
---|---|---|
○勇気みなみ | 9分30秒 リストクラッチ式バックドロップ→エビ固め |
橘渚● |
南小桃 | 咲村良子 |
試合前には4人しっかり握手を交わし、小桃と橘の対面でゴング。ロックアップからリストの取り合い、グラウンドでの首の取り合い、バックの取り合いと丁寧な攻防を展開。クリーンブレイク後に小桃が低空ドロップキックからヘアホイップを見舞っていくが、橘も怒りのヘアホイップ連打で反撃。ボディスラムを狙うが、小桃がボディスラムで投げて逆エビ固め。橘もボディスラムで返して咲村にタッチ。
咲村は小桃にドロップキック4連撃からボディスラム。小桃がすぐに起きてエルボー合戦へと誘い込み、足を止めての打ち合いに。咲村が足を取ってアンクルホールドに捕らえ、そのまま変形させて弓矢固めへ。続けて串刺しジャンピングニーを狙うが、小桃が回避。そこへ勇気が飛び込んできて串刺しドロップキック。小桃も串刺しドロップキックで続き、ロープに飛んで低空ドロップキック。勇気にタッチ。
勇気は咲村へクロスアーム式巻き投げ3連撃から低空ドロップキック。咲村もニーリフト連打で反撃するが、勇気はドロップキックで追撃。勇気が投げようとするが、咲村はスモールパッケージで切り返し、さらにオクラホマ・ロールから蜘蛛絡み。これは小桃がカット。咲村&橘が2人で勇気をロープに振ってダブルドロップキック。橘にタッチ。
橘は勇気にドロップキック4連撃からボディスラム。さらにエルボー連打も、勇気が強烈な一撃でふっ飛ばしてロープに振る。橘はクロスボディでやり返すが、ロープに振ろうとしたところを勇気が首極め腕卍。これは咲村がカットするも、勇気の河津落とし+小桃のドロップキックの合体攻撃が決まる。橘は回転エビ固めや変形ビクトル投げ、ラ・マヒストラルと粘るが、ロープに飛んだところを勇気がすくい上げてスパインバスター。最後は勇気がリストクラッチ式バックドロップで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
南小桃&勇気みなみ
勇気「チーム南が勝ったぞ~!小桃さんは私のデビュー戦の相手もしてくださって、同じ24年デビューで一緒に練習させていただいていて、今日一緒に勝てたことがすごく嬉しくて。今度小桃さんともシングルしたいです!」
小桃「うん、やろー!今日は渚も闘志が溢れてて、咲村ちゃんもドロップキック、前より強くて。2人にも負けてられないなと思いますし、勇気とのシングル、最初は正直うっとうしいなと……」
勇気「私はすごく嬉しかったです!!」
小桃「正直……」
勇気「小桃さんと試合ができること!!」
小桃「最初はね?新人王ね、シングルやりたいって言ってくれて。最初はちょっとウザいなと思ってたんですけど、欠場機関の勇気の試合を見て新人王になった理由もわかりますし、シングルやりましょう。私が勝ちますけど」
勇気「私が真の新人王だって証明します!」
咲村良子&橘渚
橘「また負けてしまいました。ごめん。でも、でも気持ちは強いよ!一生懸命ぶつかりに行った」
咲村「練習が、ウチらまだ足りてないってことだよ。がんばろ」
橘渚「がんばろ。ありがとうございました。頑張ります!」
シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
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○フライング・ペンギン | 8分39秒 キャメル・クラッチ |
メガトン● |
試合前にペンギンが握手を求めるが、メガトンは「ガオーッ!」と威嚇して拒否。
ゴングが鳴ると、メガトンがロックアップをスカして「ガオーッ!」と威嚇。3回もやられてイラついたペンギンが尻へのミドルキックを見舞うとメガトンが怒りのショルダータックル連打。7回ぶつかってもペンギンは倒れず、メガトンはバテバテに。8回目を狙うも、足がもつれて転んでしまう。
息が上がって起き上がれないメガトンを、ペンギンが逆片エビ固め。さらにコーナーに振ろうとするが、メガトンが振り返して串刺しボディスプラッシュ。さらにサードコーナーからのドラゴンリングインを決め、「ガオーッ!」と威嚇。ペンギンは容赦なく張り手から低空ドロップキック。さらにボディスラムを狙うが、メガトンがつま先を踏みつけて脱出し、ボディスラムからメガトンエルボー(※エルボードロップ)を発射。これは3回連続で失敗。メガトンプレスもかわされる中、ペンギンが動きを真似してペンギンプレス。互いにかわされて自爆が延々と続き、ダブルダウン。
両者膝立ちになりながらエルボーを打ち合い、メガトンが左右の袈裟斬りチョップからメガトン波。さらにメガトンプレスを決め、サードコーナーからのメガトンプレスを発射するが、かわされて自爆。ペンギンがキャメル・クラッチに捕らえると、メガトンは即座にタップ。
<試合後コメント>
フライング・ペンギン
「勝ちました!まだまだメガトンには負けません。今日1こ気づいたことがあります。多分メガトンはぶたまんの妖精だと思います。彼女はこれからもぶたまんを食べて強くなっていくと思うんで。強くなってからどう勝っていくかを考えていきたいと思います」
メガトン
「グエッ、ガオー……ペンギンか、キャメルクラッチ、相当効いたぜぇ……勝たないといけないのに、あんな鳥に負けるなんて……。次、明日、明日、絶対勝ってやるから、見とけよ、ガオー……」
6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
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ギガトン | 10分0秒 アルゼンチン・バスター→片エビ固め |
ハミングバード● |
○CHIAKI | 後藤智香 | |
野崎渚 | 翔月なつみ |
後藤とギガトンの対面でゴング。後藤が手4つを求めると、ギガトンが応じて腕力で押し勝つ。さらにスペース・ローリング・ワハハからラ・シージャを決め、「ワハハハ!」と高笑い。怒った後藤がロープに飛ぶが、エプロンからCHIAKIが捕獲。ギガトンのランニングエルボーはCHIAKIに誤爆し、後藤が串刺しランニングヒップからアトミックドロップ。バードが低空ドロップキック、翔月がダブルニードロップで追撃し、後藤がジャイアント・スイングを狙う。ギガトンは下からサムソンクラッチを決め、ショルダータックルでふっ飛ばして野崎にタッチ。
野崎はCHIAKIとともにトレイン攻撃を決め、エプロンからおしゃれキック。さらに奈落式ブレーンバスターを狙うが、後藤が振り払い、翔月が飛び込んできて串刺し蒼魔刀。後藤がスライディング・ラリアットを決めるが、野崎は右ストレートを顔面に叩き込んでトラースキック連打。CHIAKIにタッチ。
CHIAKIは後藤にスピアーから顔面かきむしり。ロープに飛ぶも、バードが飛び込んできてドロップキック。その間に後藤は翔月にタッチ。
翔月はCHIAKIにランニングニーから蒼魔刀を狙うが、エプロンから野崎がミドルキック。怯んだところへCHIAKIがコードブレイカーを決めるが、コーナーに振ろうとしたところを翔月が振り返して串刺し蒼魔刀からフィッシャーマンズ・スープレックス。翔月がバードにタッチ。
翔月のダイビング・ダブルニードロップからバードがドロップキック4連撃。CHIAKIは顔面かきむしりからアイアンクロー・スラムを狙うが、バードが絡みついてスタンド式の胴絞めスリーパーホールド。CHIAKIがコーナーに叩きつけて脱出するが、バードはコーナーでぶら下がり式腕十字を狙う。CHIAKIはこれをぶっこ抜いてバスターし、ギガトンがボディプレスで追撃。CHIAKIもギロチンドロップを決め、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらにアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、バードが着地してエルボー連打。後藤が飛び込んできて510-Nを見舞い、後藤がバードをファンタスティック・フリップでCHIAKIに投げつける。バードは旋回式バズソーキックからレッグロールクラッチも、これはギガトンがカット。野崎が後藤&翔月をダブルのドロップキックでふっ飛ばし、野崎&CHIAKIがバードにサンドイッチ式ビッグブーツ。最後はCHIAKIがアルゼンチン・バックブリーカーからムーン・ウルフを決めて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
翔月なつみ&後藤智香&ハミングバード
翔月「代々木のカードが発表されて、自分とバードは団体を背負ってマーベラスと闘うというときに、ダークネスにまた私たちは負けてしまって。メチャクチャ、もうヒールっていう言葉に最近イライラしてて。マーベラスのマゼンタもヒールじゃないって言ってたけど、ああいう感じになっちゃって、チャラチャラチャラチャラしてるだけで強くなったと思われたらほんとに悔しいので、バード、まだ時間あるから絶対この負けを取り返して、絶対対抗戦を私達が勝とう!」
バード「はい……」
後藤「私は、白の、UNのタイトル戦が決まってるんです。来週。そして皇希の復帰戦も決まってる。まだまだ加速していかなきゃいけない。だから、今日も勝たないといけなかった。明日も絶対に勝つ!とにかく勝つことにこだわって自分もまだまだどんどん強くなってUN戦、そして代々木に向けてパワーアップします!」
バード「翔月なつみ……いや、なつみさん!私たち奇しくも代々木までメチャクチャ一緒に組むんですよ。私にもっと闘いを教えて下さい。私、心は折れてません!」
翔月「その調子で、ウチらパッション引き継いで、絶対にマリーゴールドの底力、そして一致団結してるとこを見せつけてやろう!」
3人「「「シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!」」」
翔月「行くぞッ!」
野崎渚&CHIAKI&ギガトン
ギガトン「ワハハハハハハ!!ウワハハハハハハハ!!」
野崎「……なんかいつにも増して笑ってない?今日(笑)」
ギガトン「ヌヮイスタッグワークだったぬぁ!ウワハハハハハハハ!」
CHIAKI「あ~……まあ、ね?もう1人の方に比べたらね?てかなんか今、アイツらの話聞いてたけど、長ったらしくベラベラ言ってたけど、やれることいっぱいあると思うんだよね。口だけっていうか、そんな奴らに対抗戦とかね。せいぜいがんばってくださいよ。話になりません」
ギガトン「次は頭をかち割ってやる!ウワハハハハハハハ!!」
シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
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○青野未来 | 8分30秒 スタイルズ・クラッシュ→エビ固め |
松井珠紗● |
青野が入場してリングインしようとしたところを、先に待ち受けていた松井が奇襲。場外乱闘となる中でゴングが鳴る。
松井が青野のガウンで殴りつけたり観客席へ叩き込んだりと大暴れしていき、リングに放り込んでからスリーパーホールド。さらに喉輪からのSTOで叩きつけ、顔面を小刻みに蹴りつけて挑発。ロープに飛ぶも、青野がアスレチックプレックスで迎撃。
青野はサッカーボールキック3連打からPKを放つも、松井が回避。青野は619で追撃し、串刺しドロップキック+低空串刺しドロップキックの得意のコンボ。さたにキャプチュードを狙うが、松井が着地してソバット。ロープに飛んだところを青野がカーフキックで足を刈り取り、ニークラッシャーからの39ロック。松井はなんとかロープブレイク。
青野がロープに飛ぶも、松井はカサドーラ・フットスタンプで迎撃。さらに串刺しスライディング・クロスボディからコーナーに上ってダイビング・クロスボディを放つも、青野がミドルキックで撃ち落とす離れ業を見せる。青野が引き起こそうとするも、松井はリング隅に置いてあった雑巾を引っ掴んで青野の顔面をゴシゴシ。青野が思わず怯んだところで素早くコーナーに上ってミサイルキック。松井はトラースキックからブサイク・ニー。さらにコーナーに上ってダイビング・フットスタンプを見舞い、MKDを狙う。青野が振り払うと、松井はエルボー猛連打。青野も耐えてハイキックからのラリアットを決め、ダブルダウン。
先に起きた青野が串刺しラリアットからスライディング・ラリアット。松井はこれをキャッチして十字架固めからマ・ツイカワイストラルを決めるもカウントは2。ロープに飛ぶも、青野が捕獲してダブルアーム・スープレックスで叩きつけ、タイガー・ドライバー、バズソーキック、スタイルズ・クラッシュと畳み掛けて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
青野未来
「大阪、ダークネス・レボリューション入した松井とは初シングルだったんですけど、初っ端、まあまあ油断してたのかな。結構場外で、結構キツくやられてメチャクチャ腹立ちましたね。でも私はやられればやられるほど私のパッションはどんどん燃えてくんで。逆に燃えさせてくれてありがとう。私は5月24日、高橋奈七永の引退試合の相手に極まりました。私は今持ってるすべてをぶつけて、高橋奈七永のすべてを受け止める覚悟なんで。この短い時間ですけど、もっともっと自分のパッション、燃え上がらせていきたいと思います。見ててください」
松井珠紗
「いやぁ~、青野未来、つよぉ~。全部、1個1個が重すぎて。私もテンション上がりました。結果は悔しいけど、メチャクチャ楽しかったんで。また遊びましょーね」
6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
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瀬戸レア | 12分36秒 ミラマーレショック→エビ固め |
田中きずな● |
桜井麻衣 | ビクトリア弓月 | |
○MIRAI | 林下詩美 |
弓月とレアの対面でゴング。ロックアップからリストの取り合い、ロープワークの応酬を制した弓月がアームドラッグからの低空ドロップキック。きずなにタッチ。
詩美&弓月が飛び込んできて目まぐるしい連携攻撃を決め、きずなの低空ドロップキックから詩美が弓月をボディプレスの形でレアに投げ落とす。さらにきずながクロスボディからボディスラム。詩美にタッチ。
詩美はレアをコーナーに振って串刺しバックエルボーからショルダータックル。続けてボディスラムから弓月にタッチ。
弓月は「来いよ」と両手を広げてレアに好きなようにエルボーを打たせる。レアも必死の連打からドロップキックを決め、桜井にタッチ。
桜井は弓月に串刺しビッグブーツから顔面ウォッシュ。さらにコブラツイストを決めるも詩美が即座にタッチ。2人でロープに振ろうとするが、桜井はまとめてDDTで突き刺して切り返し、低空ドロップキックで2人とも吹っ飛ばす。弓月がロープに飛ぶも、桜井は飛びついてグラウンドに引き込みながら胴絞めスリーパーホールド。これをブレイクされるとロープに振るが、弓月がコルバタからシングルレッグ・ドロップキック。詩美にタッチ。詩美は桜井を相手コーナーにスローし、「MIRAI、来いよ!」と挑発。
詩美とMIRAIの対面。ショルダータックルの正面衝突が続き、MIRAIはバックドロップを、詩美はアルゼンチン・バックブリーカーを狙うスリリングな攻防。ラリアットの正面衝突から先にMIRAIがラリアットをクリーンヒットさせるが、詩美も即座にラリアットで反撃。再びの正面衝突からダブルダウン。先に起きた詩美がジャーマン・スープレックスを決め、きずなにタッチ。
きずなはMIRAIへミサイルキックからバズソーキック、体固めからの脇固め、腕十字と続けるが、レア&弓月がカット。きずなはフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、レアがカットして低空ドロップキック。きずなも怯まずMIRAIにハイキックを決めるが、MIRAIも倒れずバックフリップ。MIRAIは串刺しラリアットからひねりを加えたリバース・スプラッシュ式セントーン。MIRAIはエルボー合戦でも圧倒し、きずなを引き起こしながら起き上がり小法師式ラリアットを連打。詩美&弓月が飛び込んできてカットし、詩美のバックフリップ+弓月のトラースキックの合体攻撃。きずながロープに飛んでランニングニーを叩き込み、フィッシャーマンズ・スクリューからRe:Dreamを狙うが、耐えたMIRAIがSSコロンビアwithミケーレ。さらにロープに飛んでラリアットを放つが、きずながキャッチして脇固め。全体重をかけて反り上げるがMIRAIはブレイク。
きずながロープに飛ぶが、MIRAIがカウンターのラリアット。さらに桜井とのダブルSTKを決め、ミラマーレ・ショックで叩きつけて3カウントを奪った。
MIRAI「本日の林下詩美との前哨戦、勝ったぞ~!瀬戸レアと桜井麻衣の力を借りて今日白星を掴みました。けどけど、まだまだ当たりたりねーよ。5月24日はもっともっとぶつかり合って、もっとぶん投げて、そしてぶっ倒して、そのワールドベルトはMIRAIが巻くからな」
詩美「私だってまだまだぶつかり足りないよ。代々木では私がMIRAIをぶん投げてぶん投げてぶん投げて!このベルトを絶対防衛して見せる。5月24日、代々木は皆さんなんと!土曜日!みなさんも来やすい曜日ですね!ここにいる皆さんぜひ私のこのベルトをかけたMIRAIとの試合、絶対防衛するんで見に来てください。MIRAI、まだまだぶつかり合おうや!」
詩美とMIRAIがベルトを挟んで睨み合う中、弓月が詩美からマイクをひったくる。
弓月「赤が盛り上がってるとこすみません。スーパーフライも5月24日の代々木大会でタイトルマッチ決まってるんですよ!皆さん5月24日代々木、自分の憧れている岩谷麻優さんとのタイトルマッチ、是非会場に見に来てください。私はそこで麻優さんを、憧れ超えを果たします。ぜひ見に来てください」
<試合後コメント>
MIRAI&桜井麻衣&瀬戸レア
レア「今日はMIRAIさんと桜井さんと組めて、私はマリーゴールドの中でもMIRAIさん、桜井さんは憧れの存在で。2人と組めたことが嬉しいですし、ただ、次は組むことがあったら自分が勝利に導きたいなって。もっともっと強くなります」
桜井「レアと私は初めて組んだんだけど、レアの成長が最近著しくて頼もしいなって思ったのと、個人的には5月24日に心希のデビュー戦をさせていただくんですけど、これはね、私にとっても大事な1戦なんですが、17日に後藤智香とこの白いベルトをかけた防衛戦があります。絶対に、絶対とは言い切れないけど、後藤智香に負けるわけはないと思ってるんで、しっかり防衛して代々木に臨みたいと思ってます」
MIRAI「今日の前哨戦は瀬戸レアと桜井麻衣の力を借りて白星獲ることが出来ました。田中きずなはいいタイミングでいい関節入ってくるね。今日林下詩美とやり合って。でもまだまだぶつかり足りない、投げ足りないので、このあとの前哨戦もしっかり白星。絶対勝ちたいし、5月24日は『私の赤いベルト』って言ってたんですけど、5月24日はMIRAIの赤いベルトになるんで。今日来てくれた大阪の皆さん、今日は残念ながら見に来れなかった大阪の皆さん、そしてこれを見てくれている日本の皆さん、世界中の皆さん、ぜひ5月24日は代々木に大集合して、自分の赤いベルトを巻く姿を、そしてマリーゴールドの試合を見にきてください」
林下詩美&ビクトリア弓月&田中きずな
弓月「5月24日代々木大会、赤も盛り上がってるかもしれないけど、私の持つスーパーフライのベルトもタイトルマッチ決まってるんで。こっちが赤よりも盛り上げていきたいと思っています。そして必ず麻優さん、貴女をこの5月24日代々木で憧れ超えを果たします」
きずな「前回の仙台大会に引き続き詩美さんとMIRAIさんの赤の前哨戦のカードに自分も組んでもらったんですけど、こないだも今日も自分が負けてしまって悔しい気持ちでいっぱいです。パートナーの弓月もチャンピオンとしてすごくすごく先を行かれてる状況だし、私もいつまでも負けてられないので、しっかり1つ1つ今自分に必要なものをクリアしていって弓月のところまで追いつきます」
詩美「私は今日も前哨戦、今日はあっちに勝ちを譲ってしまう形になったんですが、まだまだぶつかりたりません。MIRAI、代々木でたくさんたくさん、これまでで一番になるくらいぶつかり合って、ぶん投げ合おう。5月24日、どこよりも誰よりも私たちの試合が一番って思わせる試合を見せます。代々木大会、5月24日は土曜日です。大事なことなのでもう1回。土曜日です!皆さん来やすい曜日となっているので是非会場に、私たちに会いに来てください。お待ちしてます」
ツインスター選手権試合 30分1本勝負 | ||
---|---|---|
<挑戦者組> | 19分12秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め |
<王者組> |
Maria | 山岡聖怜● | |
○川畑梨瑚 | 高橋奈七永 |
※第4代王者組の高橋奈七永&山岡聖怜が4度目の防衛に失敗。川畑梨瑚&Mariaが第5代王者組となる。
聖怜とMariaの対面でゴング。Mariaは正面から組み合わず、聖怜を相手コーナーに叩きつけて「お前はお呼びじゃねーんだよ!」と奈七永との対面を要求。聖怜は素直に応じずエルボー連打からドロップキックを放つも、Mariaが回避してドロップキックを発射。聖怜もこれをかわすと、奈七永が飛び込んできて2人で逆水平チョップ連打からダブルショルダータックル。さらに2人でロープに振ろうとするが、Mariaがダブルのドロップキックで吹っ飛ばす。Mariaは聖怜の腕を固めながら蹴り上げ、川畑にタッチ。
川畑は聖怜にボディスラムからアームブリーカー連打。聖怜はエルボー連打も腕が痛んで思うように威力を出せない。川畑は薄ら笑いを浮かべながら受けきり、強烈なエルボー一発でふっ飛ばしてMariaにタッチ。
Mariaはボディスラムから脇固め。これは奈七永がカット。Mariaはショルダーアームブリーカーで追撃し、エルボー連打で粘る聖怜の顔面にビッグブーツ。さらに奈七永に見せつけるように腕固めで絞り上げて挑発。キャメルクラッチに切り替えると、川畑が顔面への低空ドロップキックで追撃。Mariaがロープに飛ぶが、聖怜がスパインバスターで迎撃して奈七永にタッチ。
奈七永はMariaをショルダータックルでふっ飛ばし、コーナーに詰めてマシンガン・チョップ。さらに串刺しラリアットを放つも、Mariaが回避してビッグブーツ。川畑も入ってくるが、奈七永がラリアットでなぎ倒し、聖怜がMariaをドロップキックでふっ飛ばした先でキャッチした奈七永がジャーマン・スープレックス、シャイニング・ウィザードと連撃。奈七永がラリアットを狙うが、Mariaが逆打ちで切り返す。奈七永もスライディングDを放つが、Mariaがキャッチしてベイブスネイク。さらにスワンダイブ式フットスタンプを見舞うが、奈七永が被弾しながらもキャッチしてアンクルホールド。さらに足4の字固めにとらえて絞り上げるが、Mariaは必死のロープブレイク。
Mariaがエルボー連打も、奈七永は真っ向から受けきって逆水平チョップ&エルボー連打。Mariaが自軍コーナーに振ると、川畑がハイキック。Mariaがハーフネルソン・スープレックスで叩きつけ、ドロップキックで追撃して川畑にタッチ。
川畑は奈七永にミサイルキックから串刺しランニングニー、串刺しトラースキックと連撃。「終わり!」とムーンサルト・プレスを狙うが、聖怜が足にすがりついて妨害。奈七永が雪崩式ブレーンバスターで切り返し、コーナーに上って冷蔵庫爆弾を狙う。これをMariaがカットし、川畑が地対空ハイキックで撃ち落として串刺しニーリフト。奈七永はラリアットで叩き伏せ、ナナラッカを狙うも川畑がウラカン・ラナ。さらにかかと落としからハイキックを狙うも、奈七永がビンタで止めてバックドロップ。続けてスライディングDで追撃し、聖怜へタッチ。
聖怜は川畑にサイド・スープレックスも、Mariaがカット。聖怜はドロップキックでMariaを撃退し、川畑にジャーマン・スープレックスを狙う。川畑は腰投げで切り返して側頭部へトラースキックからフィッシャーマンズ・スクリュー。さらにライオンサルトを狙ったところをエプロンから奈七永が捕獲。聖怜がハイアングル・ジャーマン・スープレックスで叩きつける。聖怜はダブルアンクルホールドに捕らえるもMariaがカット。川畑がパントキックを見舞うも、聖怜は耐えてジャーマンの体勢。耐える川畑へ奈七永が延髄斬りを放つが、これが聖怜に誤爆。
Mariaのゴリーボム+川畑のフェイスクラッシャーの合体攻撃からMariaの串刺しドロップキック、マゼンタの合体スイング式ドロップキック、Mariaのシングルレッグ・ドロップキックと連撃が続くも奈七永がカット。Mariaが奈七永を抑えている間に川畑がムーンサルト・プレスを発射も、聖怜が回避。奈七永が川畑にバックドロップを決め、聖怜がジャックナイフもカウントは2。
奈七永のラリアット+聖怜のスピアーの合体攻撃から奈七永が冷蔵庫爆弾。聖怜も「冷蔵庫爆弾!」と叫んで同技を決めるも、Mariaがレフェリーを場外に引きずり出してカウントを妨害。聖怜が必殺のジャーマン・スープレックス・ホールドを決めるが、レフェリーがリングに戻るのが遅れて返されてしまう。
聖怜はマウント掌底連打からロープに飛ぶが、川畑がカウンターのトラースキックからジャーマン・スープレックス・ホールド。さらにバズソーキックから顔面へのトラースキック、バズソーキックと3連撃。最後はムーンサルト・プレスを決めて3カウントを奪った。
川畑「あ~、ツインスターのベルト、マゼンタがいただいちゃいましたぁ~♪さぞ屈辱的だろうねえ、マリーゴールド。アハハ(笑)私達は心が広いんで、いつでもどこでも挑戦を受け付けますよ?」
Maria「(※誰も上がってこないのを見て)だぁ~れも、ビビっちゃって上がってこれないんだぁ(笑)クソダセー。高橋奈七永、私も梨瑚も過去にアンタにパッション注入されてんだよ。パッション注入されて、今こうしてタイトルマッチできて良かったでしょ?少なくとも私は引退前に高橋奈七永とこのベルトをかけて試合ができて本当に良かったと思ってます」
聖怜がマイクを奪い取って奈七永と向き合う。
聖怜「奈七永さん、ごめんなさい。自分が負けちゃいました。悔しい!だから絶対にそのベルト、私が自分の手で取り返します」
奈七永「最後の大阪で、パッションを叫んでくださったみなさんありがとうございました。パッション親子、ベルト持ったまま引退っていうことは叶えられなかった。すごい悔しい。悔しい!聖怜!でも!この悔しさを忘れないで、人生は負けてからが勝負だ。やられてもやられても立ち上がる。それがプロレスラー。だからこそ、みんなに見てもらえることだから。聖怜、負けたことがいつか大きな財産になるから、これからも聖怜、そしてマリーゴールドに期待してます。ありがとうございました」
川畑「はいはいはいはい。そういう熱いのいいから、早く帰ってくれない?ウチら勝ったから、ニューチャンピオン様が大会締めるんで。お帰りください」
奈七永&聖怜が退場。
川畑「対抗戦中、ベルト獲られちゃって、マリーゴールド絶体絶命だねえ。大丈夫かなあ?心配だよお?いつでもどこでも挑戦を受けるって言ってるのに誰一人として上がってこれないマリーゴールドなんかとの対抗戦、ウチらの勝ち逃げでいいんじゃないかな?優しいから、挑戦したい人はinfo@marvelcompany.co.jpにお問い合わせください。今日は大阪大会、ありがとうございましたぁ~。じゃあいつもの締めで終わりたいと思いまぁ~す。シャイン・フォーエバー!マーベラ~ス(笑)」
<試合後コメント>
高橋奈七永&山岡聖怜
奈七永「なんかもう、信じられない。こんなんで終わるなんて。パッション親子らしくないっていうか、なんか、負けてもスッキリするとかじゃなくて、負けてなおモヤモヤモヤモヤする!クソッ!クソーッ!」
聖怜「すみません、奈七永さん……」
奈七永「謝るな謝るな!2人の負けだ!2人の負けだ!」
聖怜「私たちでずっとベルトを守って、引退するときまでずっと巻いてほしいって思ってて、それが自分のせいで叶わなかったのがとても悔しいです」
奈七永「クソッ!引退のときベルト持って、っていうことが人生ってこうやってどうしようもできないことがあるんだなって。プロレスはホントにいろんなことを教えてくれるなと。悔しいけど。もう取り戻せないのが悔しいけど、また私生まれ変わってもプロレスやるから。そしたらまたやろうよ」
聖怜「次は(私が)パッション親子の親になるので、子になってください。それまで続けます」
奈七永「これ見てる人も覚えとけよ。みんな生まれ変わって、前世の取り返して、プロレスの物語は続いていくからね。生まれ変わっても、その先も、また親子で」
聖怜「パッションしましょう!」
奈七永「パッションしましょう!聖怜はまだまだ続くから、絶対取り返してよ!マーベラスにずっと負けてんだよ、マリーゴールド!しかもあんなやる気があんだかないんだか分かんない奴らに負けて、内容も納得いってないから。その思いだけは引き継いでよ!」
聖怜「絶対私が自分の手で取り返します!」
奈七永「両国も、匠に負けんな」
聖怜「代々木です」
奈七永「あっ、そうだ。ごめんなさい」
聖怜「代々木は絶対負けないです」
奈七永「代々木、私も負けない。そこでパッション親子、勝って、笑顔で見送ってくれ!」
聖怜「絶対笑顔で見送ります」
奈七永「ありがとう、聖怜!(※2人でしっかり抱き合う)」
Maria&川畑梨瑚
川畑「第5代ツインスターのベルト、獲っちゃいましたぁ~♪どんな気分なんだろ。対抗戦のさ、高橋奈七永が『顔じゃない』とか言ってたタッグチームにさ、獲られちゃった。リングに上がることも、挑戦表明することも出来ない?」
Maria「だぁ~れも上がってこないし(笑)」
川畑「これが、なんやかんや言ってマーベラスとマリーゴールドの差なんじゃないかなと思います。別にSNSがすべてとは言いません。言わないけど、そこも別に特に何も反応しない。一丸となってるって言ってる割には、『頑張って!』とかがあってもいいのに、そういうのもなく。そういう見せかけ、メッキの仲良しこよしは剥がれてきちゃいますよ、こういうところで。なので、優しいおねーさんたちがしっかり教えてあげるんで。練習もね?」
Maria「見てあげるよ(笑)」
川畑「頭を下げに来れば見てあげてもいいですよ?(笑)」
Maria「そこまでしてきたら逆に良いと思う」
川畑「確かに」
Maria「そこまでしても強くなりたいっていう頭の狂ったヤバい奴がいたら、教えてあげてもいいかな?」
川畑「今後楽しみな人が出てくることを、私たちチャンピオンはまっておりまぁ~す。さよーならー。あっ、ロッシー小川。新幹線代、よろしく~」
Maria「行き帰り分な?」
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※日程は変更される場合もありますので、ご注意ください。