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2025.05.20
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Marigold Rising Spirit2025
2025年5月17日(土) 北海道・ガトーキングダム サッポロ(昼)
(観衆354人)
試合詳細レポート
タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
---|---|---|
○瀬戸レア | 9分16秒 かんぬきスープレックス・ホールド |
ハミングバード● |
田中きずな | 翔月なつみ |
バードとレアの対面でゴング。ロックアップからリストの取り合いとなり、バードがヘッドロックで捕らえながら自軍コーナーに連れ帰って翔月にタッチ。
翔月はレアの髪を掴んでコーナーに叩きつけ、ロープの反動を使ったダブルニードロップ。バードと2人でレアを踏みつけてから2回目のダブルニードロップ。バードにタッチ。
バードがロープに振るも、レアはドロップキックで反撃。さらにバードのマスクの羽を掴んでヘアホイップで投げ捨て、きずなにタッチ。
きずなはコーナーに詰めながら串刺しローキックを連打し、脇固め。バードにブレイクされると、きずなは再び脇固めも翔月がカット。バードはコーナーに誘い込んでぶら下がり式腕十字を決め、ドロップキックで追撃して翔月にタッチ。
翔月はきずなにサッカーボールキックを連打していき、ロープに飛ぶもきずながフライングネックブリーカーからフィッシャーマンズ・スクリュー。さらにドロップキックで追撃してレアにタッチ。
レアはランニング・ネックブリーカー・ドロップから翔月の蹴り足を取ってアンクルホールド。ロープを目指して張って行く翔月の顔面にきずながスライディングキック。なんとか翔月がブレイクすると、レアはロープへ飛ぶ。翔月はカニバサミで倒して迎撃し、ロープへの串刺し蒼魔刀。さらにコーナーへの串刺し蒼魔刀を見舞い、バードにタッチ。
バードは翔月とともにサンドイッチ式低空ドロップキックを見舞い、バズソーキックを発射。これをかわしたレアは低空ドロップキックを見舞い、エルボー合戦を制してドロップキック。さらに脇固めで絞り上げるが、バードは必死のロープブレイク。レアはロープを使ったアームロックから腕への串刺し低空ドロップキック。きずなもドロップキックで追撃し、レアが腕へのカーブブランディングからかんぬきスープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
田中きずな&瀬戸レア
きずな「今日はレアさんと2度目の同期タッグで、レアさんのおかげで勝つことが出来ました。レアさんとはライバルでもありますしもっと闘ってもいきたいんですけど、こうやって組むのも楽しいなって思いました。そして今日は昼夜で夜の大会もあって、代々木、皇希さんの復帰戦、私、隣に立たせていただくんですけど、代々木で対戦する勇気が夜の部では相手にいるので、しっかり、今日からもう代々木でも絶対負けないっていうのを勇気にもお客さんにも伝えられるような試合をしたいと思います」
レア「ヒサビサノドウキタッグ……久々、でもないか……。ありがとうございました。アシストがあっ、あってこその、勝利だと思います。対角になつみさんとハービィさん、次の代々木大会の対抗戦のメンバーでもあるんですけど、対抗戦に向けて言えることは、全部私に任せてください!全部私が、ハイッ!全部私が勝ちにいきます!自分が勝ちに導きます!任せてください!」
翔月なつみ&ハミングバード
翔月「自分はバードとこの連戦よくタッグを組む機会があって。そして代々木の団体対抗戦に向けて熱量を上げて勝っていこうって話をこの前もしたんですけど、今日も負けてしまって。なんかレアの気迫、気持ちが結構すごい。負けてられないなと。味方としては心強いんですけど。自分たちももっと、夜もあるんで、頑張って盛り上げていこう!なっ!」
バード「メチャクチャ、レアさんの攻め、毎回大会をやるごとに上がってるんで、こっちもギア上げてもっと攻めて攻めて、夜は絶対勝つんで」
翔月「こんなよくわかんないスケジュールを代々木の前に組んだのマジ誰って感じなんですけど、そんな疲れもふっとばして、夜も、そして明日の函館もバンバン盛り上げていきましょう!おっしゃ!やったろうぜ!」
バード「OK!EZIGENプロテイン飲みましょう!」
3WAYマッチ 15分1本勝負 | ||
---|---|---|
○ちゃんよた | 7分12秒 ジャックハマー→体固め |
橘渚● |
※もう一人は南小桃
ゴングが鳴ると、3人での手4つから三つ巴のエルボー合戦を展開。小桃&橘がちゃんよたに集中攻撃をかけ、交互にドロップキックからサンドイッチ式ドロップキック。2人でロープに振るが、ちゃんよたがダブルのショルダータックルでふっ飛ばし、小桃を場外へ排除。
ちゃんよたは橘にボディスラムからスリーパーホールド。さらにその後ろから小桃がちゃんよたにスリーパーホールドをかけていくが、ちゃんよたが振り払ってショルダータックル。ちゃんよたは小桃にアルゼンチン・バックブリーカーも、小桃が回転エビ固めで切り返して低空ドロップキック。
小桃はちゃんよたにソバットからDDT、後頭部への低空ドロップキックと連撃。カバーに入ろうとしたところを橘がスクールボーイで丸め込み、そのまま小桃へドロップキック4連撃。さらに橘が小桃にボディスラムから逆エビ固めを狙うが、小桃が回転エビ固め。橘もこれを返してクロスボディを決まるが、ちゃんよたがカットしてブレーンバスター。小桃が飛び込んできてちゃんよたにアームロックDDTを決めるが、橘がカットして小桃にボディスラム。
ちゃんよたがこれをカットし、橘とエルボー合戦を展開。橘が猛連打で突っ張ると小桃がちゃんよたに突撃。ちゃんよたは下からすくい上げて小桃をアルゼンチン・バックブリーカーに捕らえるが、橘がドロップキックで2人まとめて吹っ飛ばす。
橘はちゃんよたに串刺しドロップキックからロープに飛んでドロップキック。続けてスクールボーイ、バックスライド、ラ・マヒストラルと丸め込みで翻弄していき、不知火式RKO。これを小桃がカットするが、橘がドロップキックで排除。橘がロープに飛ぶが、ちゃんよたはカウンターのラリアット。最後はジャックハマーで叩きつけて橘から3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ちゃんよた
「勝ったぞ!勝利者賞、いただきました。ありがとうございます。今日は初めて闘うお2人で、しかも私3WAY苦手だから大丈夫かなと思ってたんですけど、全然そんな心配いらなかったです。勝ちました!もっと今ベルトとか全然絡めてないんですけど、もっともっと強い相手と闘っていきたいと思うので、これからも頑張ります。パワーッ!」
橘渚
「今日はじめましてのちゃんよたさん、3WAYでまた、またしても負けてしまいました。やっぱりあれくらいの筋肉つけないと、もっともっと強くなって、あんな筋肉つけて、誰よりも、誰よりも強くなって、絶対に勝ちます、次は」
南小桃
「札幌、昼、3WAY、渚は明日シングルマッチがあるので、今日も勝って、明日も勝ってっていうところにしたかったんですけど、ちゃんよたさんのパワーに、すべてに圧倒されてしまいました。私はすごく小さいですけど、ちゃんよたさんのようなパワーのある選手にもなりたいので、これからもっともっと頑張りたいと思います」
タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
---|---|---|
松井珠紗 | 13分10秒 ケンカキック→片エビ固め |
勇気みなみ● |
○野崎渚 | 後藤智香 |
後藤と松井の対面でゴング。ロックアップからヘッドロックの奪い合いとなり、松井がロープワークで翻弄しつつクロスボディを発射。これをキャッチしてボディスラムで叩きつけた後藤がビッグブーツで追撃し、勇気のドロップキック+後藤のビッグブーツの同時攻撃。
代わる勇気が松井にボディスラムを狙うが、松井が逆にボディスラムから野崎にタッチ。
野崎は勇気をコーナーに詰めてブレイジング・チョップを連打し、ロープを絡めてのスタンド式キャメルクラッチから貫通ビッグブーツを見舞い、おしゃれキックで追撃。さらにダブルレッグロックからクロスフェイスを狙うが、決まり切る前に勇気がロープへ。野崎が松井にタッチ。
松井は勇気の頭をグリグリと踏みつけてからボディスラムを見舞い、連続エビ固めでスタミナを削る。さらにロープに振るが、勇気がドロップキックで反撃して後藤にタッチ。
後藤は松井にショルダータックルからヘアホイップ、串刺しヒップアタックを見舞う。野崎がカットに入って2人で向かっていくが、後藤はダブルラリアットでなぎ倒して2人にまとめて串刺しヒップアタック。さらに後藤は松井のカサドーラをキャッチしてリバース・ジャイアント・スイング。そのままフェイスバスターを狙うが、松井が回転エビ固めで切り返してからのフットスタンプを連打。低空ドロップキックでふっ飛ばし、ミサイルキックを見舞って野崎にタッチ。
野崎は後藤にブレーンバスターから串刺しビッグブーツを狙うが、かわした後藤が逆に串刺しビッグブーツ。後藤が510-Nを、野崎がドルミルを狙う攻防からエルボー合戦となり、これを制した後藤が飛行機投げ。野崎は右ストレートでぶん殴ってロープに飛ぶが、後藤がすくい上げて510-N。勇気にタッチ。
勇気はドロップキック3連発から首極め腕卍に捕らえるが、野崎は余裕を残してロープへ。続けて勇気の河津掛け+後藤のラリアットの合体攻撃を決めるがカウントは2。勇気はリストクラッチ式バックドロップを決めるが、松井がカット。ならばと勇気はミサイルキックを狙ってコーナーに上るが、野崎がデッドリードライブ。すかさず松井がダイビング・フットスタンプで追撃し、野崎が素早くドルミルへ。これは後藤が必死のカット。
野崎は膝立ちの勇気にニーバッドを連打。後藤が突っ込んできてビッグブーツを見舞うと、勇気がスクールボーイもカウントは2。勇気&後藤がダブルのブレーンバスターを狙うが、野崎が振り払ってブレイジング・チョップ。そこへ松井がダイビング・クロスボディで飛んできて2人まとめて圧殺。野崎&松井がサンドイッチ式トラースキックを見舞って後藤を排除。
野崎は勇気にランニング・ビッグブーツからザキゴェを叩き込んで3カウントを奪った。
<試合後コメント>
野崎渚&松井珠紗
野崎「札幌、昼!まず、松井、お誕生日おめでとう~!」
松井「ありがとうございまぁ~す♪」
野崎「ノザキ様からの勝利のプレゼントということで、受け取ってください(笑)」
松井「頂戴いたします(笑)」
野崎「試合自体はね、楽チン。でも中々連携も良かった気がすんだよね、私と松井の。いい感じ。普段からコミュニケーション取ってると良くなる!チームワークも良くなって、どんどん強く楽しく、最高のダークネス・レボリューション担ってるんじゃないかと思います!」
松井「ノザキ様ともツインスター狙えるんじゃないかと思ってるんですよぉ」
野崎「おっ、行っちゃう?(笑)考えとく。いいねいいね。でも今日はこのお金でお誕生日会やろう!」
松井「やった!北海道で……」
野崎「遊ぶぞ~!」
後藤智香&勇気みなみ
後藤「札幌、昼、負けてしまいましたけど、勇気とのタッグ……(※うつむく勇気へ)下向かない!」
勇気「はいっ!」
後藤「代々木に向けて連携もたくさん考えてるし、どんどんパワーアップしてるはずだから、負けて凹まない!」
勇気「はいっ!」
後藤「次の試合を考えて」
勇気「はいっ!夜、全力でセコンドつきます!」
後藤「ありがとう!絶対に私がこの札幌の地で白いベルト巻いてみせます。喉が潰れようが関係ない。絶ッ対最後に3獲るのは私、ゴチカなんで!しっかり見といてください!」
タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
---|---|---|
青野未来 | 8分41秒 STK→片エビ固め |
メガトン● |
○桜井麻衣 | CHIAKI● |
ゴングを待たずにCHIAKI&メガトンが奇襲し、場外乱闘となる中でゴング。観客席に乱入しながらダークネス・レボリューションが暴れまわる。
メガトンが桜井をリングに放り込み、串刺しボディスプラッシュ連打からエルボー合戦を展開。これを制した桜井が低空ドロップキックを見舞い、両者タッチ。
CHIAKIは青野にサミングから髪を掴んで引き倒し、ギロチンドロップ。続けてアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが青野が振り払ってローキックからショットガン・ドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックからサッカーボールキックを連打。さらにPKを発射も、CHIAKIがかわしてスクールボーイから顔面へ低空ドロップキック。CHIAKIがロープに飛んでスピアーを発射も、青野はこれをキャッチしてそのままスタイルズ・クラッシュを狙う。CHIAKIが暴れて脱出すると青野がロープに飛ぶが、CHIAKIはパワースラムで迎撃。
CHIAKIがアルゼンチン・バックブリーカーからムーン・ウルフを決めるも、桜井がカット。桜井は青野を鼓舞してCHIAKIをダブルブレーンバスターで叩きつけ、青野がスライディング・ラリアット。これはメガトンがカット。青野がドロップキックでCHIAKIを青コーナーまで吹っ飛ばすと、出番を待ちかねていたメガトンが勝手にタッチして試合権利を得る。
メガトンが突っ込んでいくが、青野は余裕を持ってカニバサミで倒し、ボディを蹴り上げてから39ロック。これはCHIAKIがカット。メガトンは青野をボディスラムで叩きつけてメガトンプレスを発射も、案の定かわされて自爆。青野がドロップキックでふっ飛ばして桜井にタッチ。
桜井はメガトンの顔にビッグブーツをめり込ませ、串刺しバックエルボーから顔面ウォッシュ。メガトンも負けじと袈裟斬りチョップで反撃し、CHIAKIによるードブレイカーのアシストを受けてからスライディング・クロスボディ。そのまま桜井の身体の上をゴロゴロと転がってダメージを与えてからメガトンプレスを成功させる。
メガトンが袈裟斬りチョップを放つも、桜井はかわしてコブラツイストで絡みつき、そのままグラウンドコブラ。これはCHIAKIがカットし、2人で桜井をロープに振ってダブルのショルダータックル。メガトンがCHIAKIを背負う形での合体メガトンプレスが決まるも、青野が必死のカット。
青野&桜井はCHIAKI&メガトンのタックルを誤爆させ、メガトンへサンドイッチ式スライディング・ラリアット。これもCHIAKIがカットするも、青野がラリアットで排除。青野がメガトンにハイキックを食らわせ、桜井がシャイニング式延髄斬り。最後はSTKで叩きつけて3カウントを奪った。
<試合後コメント>
桜井麻衣&青野未来
青野「大好きな北海道で勝利を飾れて最高に嬉しいです。今日、桜井はこのベルトをかけて夜はタイトルマッチだけど、きっと今の桜井は全然心配ないですね。どちらかというと後藤智香の頑張りを期待してますけど。どこまで行けるか。でもしっかり防衛してください」
桜井「そうですね!北海道!大好きな北海道に来れて本当に嬉しいです!そして大好きな未来さんとの同級生タッグで無敗記録伸ばしました!夜は後藤智香とこのベルトをかけて闘います。このベルトは青野未来から勝ち取った。私の執念がこもってるんですよ。だから後藤智香の執念に負けるはず無いんで、必ずV5達成してみせます」
CHIAKI&メガトン
CHIAKI「おい、ここはどこだ、メガトン?」
メガトン「さっぽろ……」
CHIAKI「札幌。北海道。そうだよなあ?はるばる北海道まで来て、お前なに負けてんだよ!」
メガトン「がお……」
CHIAKI「いつまでそうやって足引っ張って引っ張って、お前はいつ変わるんだ?オイ?」
メガトン「がお……CHIAKI様とタッグ組ませてもらって、変わったって思ったんだよ。だけど正直、負けた」
CHIAKI「おう。今日メガトンは1つだけ違ったことがあって。絞り技にも頑張って耐えた。それは今日の試合で俺が思ったことだな。これに満足せず、お前はもっと変われるんだろ?口だけじゃねーんだろ?」
メガトン「かわれる。くちだけじゃない」
CHIAKI「ならやってみろよ!」
メガトン「やってやるよ!明日も!夜も!明日もォ!見ててくれチアニキ!」
CHIAKI「わかったわかった。メガトンに期待しててください」
メガトン「ガオーッ!」
パッションカウントダウン 20分1本勝負 | ||
---|---|---|
○高橋奈七永 | 17分26秒 冷蔵庫爆弾→エビ固め |
山岡聖怜● |
パッション親子の最初で最後のシングルマッチは、試合前の固い握手から始まる。
グラウンドでのバックの取り合いから奈七永がアームロックから脇固めと捕らえるが、聖怜が素早くロープブレイク。再びグラウンドの展開となると聖怜がマウントを取りつつ腕十字を狙うが、奈七永が下からスリーパーホールド。聖怜が再びロープブレイク。
奈七永が小刻みに顔面を蹴りつけていき、サッカーボールキックからエルボードロップ。さらにレッグロックからリバース・インディアン・デスロック。聖怜もエルボー連打からロープに飛ぶが、奈七永がキャッチしてサイドバスター。聖怜が立ち上がるたびに奈七永が強烈なエルボー一発でなぎ倒していくが、聖怜も下から低空タックルで組み付いてダブルレッグロック。
聖怜はエルボー連打からドロップキックで奈七永をふっとばすことに成功するも、奈七永がコーナーに叩きつけてマシンガンチョップ。聖怜もリバースしてエルボー連打も、奈七永が胴絞めフロントネックロックからマウントエルボー連打。聖怜もリバースしてマウントエルボー連打。奈七永がリバースして上から左右のビンタの雨あられから逆エビ固めも、聖怜は必死のロープブレイク。
奈七永はブレーンバスターからエルボー合戦に誘う。奈七永が延髄斬りを発射するも、聖怜がかわしてぶっこ抜きの俵返し。さらに変形横三角絞めに捕らえるが、奈七永はロープへ。聖怜は水車落としを狙うが、奈七永が振り払ってラリアットを発射。聖怜はこれをエルボーで撃ち落とし、真っ向からのビンタ合戦を挑んでバチバチ打ち合う。
これを制した奈七永がバックドロップで叩きつけてラリアットを狙うが、聖怜がカウンターのスピアーから水車落としを決め、全女式押さえ込みで奈七永を追い込む。さらに聖怜が「冷蔵庫爆弾!」と叫びながらの冷蔵庫爆弾を見舞い、必殺のジャーマン・スープレックス・ホールドを狙う。奈七永はこれを回転エビ固めで切り返し、聖怜のエルボー連打を受けきってラリアット。さらにブルーサンダーからラリアット、冷蔵庫爆弾と畳み掛けて3カウントを奪った。
奈七永「北海道~!パッションしてますか~ッ!?パッションしてますか~?!パッションしてますか~?!パッションしてますか~?!おい、新人時代から何度も北海道にやってきました。その北海道の試合も、今日と明日で最後になります。新人のときはキツくてキツくて、もう毎日逃げたかった。北海道のとき。ずっとさ、試合が続くからさ。ヤバいでしょ。でもさ、そんな経験も今の私の糧になって、ここまでやって来ることが出来ました。聖怜!最初で最後の親子喧嘩、なんかずっと隣りにいたから、対角にいるのがすごい不思議で……」
聖怜「泣くなよッッ!!」
奈七永「お前に言われたくねーよ!(笑)」
聖怜「汗だよッ!」
奈七永「汗か!(笑)よくここまで私の隣で食らいついてきてくれたと思う。本当にありがとう。(※奈七永が握手を求めると聖怜が両手でしっかり握り返す)」
聖怜「私はいつまで経っても、パッションも!高橋奈七永も!大好きだッ!」
奈七永「山岡聖怜、お前はもっともっと本気になれば、すぐにでもトップ取れる……とは言わないけど、もっと近くにはいけるだろう。それを私は親としてずっと見てるし、この今日見てくれたお客さんも見てくれますよね?聖怜の成長を!近いうちに必ずベルトを獲れ。約束!」
聖怜「取ってやるよッ!(※奈七永と指切り)」
奈七永「ずっと見てるからな!期待してるよ!ありがとう!パッションッ!」
<試合後コメント>
高橋奈七永
「聖怜と組んで5ヶ月くらいかな。デビューしたキャリアそのまんまが私とのタッグの歴史であって。それって普通に考えたらすごくしんどかったと思う。キャリア28年の先輩に、パッションパッション強要されて、もっとやれ、もっと頑張れ、ときには厳しく言ったし。でもすごくたくさんの時間をここまで過ごしたことによって出来た絆はかけがえのないものだし、こんなにもマリーゴールド来て1年ですけど、旗揚げして1年ですけど、こんなにパッションを引き継いでくれる選手が現れたことがメチャクチャ幸せだし、これからは私が隣りにいないから何も強要されることも無いので、パッションが必要なときはパッションしていってほしいし、ベルト獲るの約束って言ったけど、そこまで気負わず楽しくプロレスをやってほしいって気持ちもあるし。聖怜はすぐ自分のことを追い込んじゃうから。そんなときは私が遊びに連れ出して『楽しくやりなさい』って言ってあげられるような存在にもなりたいなと思います。母なので。本当に……(※涙で声を詰まらせて)貴重な、経験を、パッション親子でさせてもらいました。……おう!泣かない!北海道最後でしたけど、泣かない!ラスト1週間、高橋奈七永、5月24日までマジで駆け抜けて、ダッシュでまた通り抜けていくから!みんなついてこいよ!パッションッ!」
山岡聖怜
「最初で最後の高橋奈七永さんとのシングル、ありがとうございました。最後だと思いたくない。ずっと思ってました。このときが絶対来るってわかってたんですけど、やっぱりいざ来ると……引退してほしくない。でも現実はそう甘くない。私は今後ずっと全力パッションして、絶対シングルのベルトを獲って、それを獲ったら一番最初に見てほしいのは奈七永さんだってずっと言えるような選手になって、ずっとパッションパッションしていくから、絶対みんなも待っててください。パッションも奈七永さんも大好きです!」
タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
---|---|---|
岩谷麻優 | 17分18秒 ラリアット→片エビ固め |
ビクトリア弓月 |
○MIRAI | 林下詩美● |
詩美とMIRAIの対面でゴング。リストの取り合いからヘッドロックの攻防、グラウンドでの首の取り合いからクリーンブレイク。両者タッチ。
弓月と岩谷の対面。ロープワークとアームドラッグの応酬から岩谷がソバット。ロープに飛ぶも、詩美がカットし2人でロープに振ってコンビネーションドロップキックから合体ボディプレス。MIRAIがカットに入って弓月にトレイン攻撃を見舞い、ダブルの低空ドロップキック。岩谷が弓月に首投げからサッカーボールキックからボディスラムで叩きつけ、MIRAIにタッチ。
MIRAIは弓月をロープ際で踏みつけ、エルボー猛連打からロープに振るが、弓月がティヘラからフットスタンプ。詩美にタッチ。
詩美はMIRAIに串刺しバックエルボーからドロップキック。腰へのエルボー連打からロープに飛んでラリアットを放つが、MIRAIがキャッチして変形バックフリップ。岩谷にタッチ。
岩谷が詩美にドロップキックを見舞い、カットに来た弓月もろともアームドラッグで放り捨ててダブルのドロップキック。さらに詩美へノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うが、詩美が無双で切り返して弓月にタッチ。
弓月はミサイルキックから顔面へのスライディングキック。さらに貫通ドロップキックを狙うが、岩谷がカウンターのドロップキック。両者真っ向からエルボーで打ち合っていくが、岩谷が圧倒的に優勢。弓月の猛連打を受けきった岩谷がバカタレスライディングキックからロープに飛ぶが、弓月がカウンターのドロップキックから貫通ドロップキック。弓月がジャーマンを狙うが、逆に岩谷がジャーマン。弓月もバックドロップからトラースキックを見舞うが、岩谷も倒れずトラースキック。両者タッチ。
詩美とMIRAIがショルダータックルで正面衝突。これに打ち勝った詩美だったが、MIRAIは即座に起きてショルダータックル連打で倒す。MIRAIが詩美の串刺し攻撃をかわすと、岩谷が飛び込んできて串刺しドロップキック。MIRAIが旋回式リバース・スプラッシュから足をロックしての変形ミラマーレに捕らえるが、弓月がカット。MIRAIがミラマーレ・ショックを狙うが、詩美が着地してアルゼンチン・バックブリーカーからのバックフリップ。さらに弓月とも合体コウモリ吊り落としからジャーマン・スープレックス・ホールドも、岩谷がギリギリでカット。詩美がハイジャック・ボムを狙うも、岩谷がトラースキックでカット。弓月が岩谷にトラースキックも、岩谷は倒れずハイキック。4人全員が大の字になるクアドラプルダウン。
詩美とMIRAIがラリアットで打ち合っていき、MIRAIがバックドロップ、詩美がジャーマンと決めていく。さらに詩美がラリアットを狙うが、MIRAIがハリケーン・ドライバーで迎撃しラリアット。右手でのラリアット。さらに左手でのレインメーカーからロープに飛んで渾身の左ラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。
MIRAI「林下詩美に勝ったぞ~!ワールドベルトの前哨戦、今日自分が勝って、お互い4勝4敗。五分五分だなあ。皆さん、自分たちのタイトルマッチ、気になって気になって仕方なくなったんじゃないですか?!残念ながら5月24日はMIRAIが勝って、このワールドベルトの新チャンピオンになります。そして自分が先頭に立ってマリーゴールドを引っ張っていきますんで、応援よろしくお願いします!」
詩美「おい、MIRAI。今日は私が負けたけど、お前なんだ?もうチャンピオン気取りか?もうすぐだなあ、代々木大会。私たちのタイトルマッチ、今日の結果と同じにはさせねえよ。お前にだけは絶対に負けたくないから。このベルト、お前から絶対守る。そしてこのマリーゴールド、皆さんに最高の景色を見せ続けるのはこの林下詩美です」
MIRAI「いやいやいや。MIRAIがベルト巻いたほうが面白くなるっしょ!5月24日も、左腕で、首掻っ切ってやるよ!……岩谷麻優がなんか喋りたさそうな顔してたんで、喋ってもらおうと思います(笑)」
岩谷「ありがとう、ありがとう(笑)……ほっ!……札幌の皆さん!こんばんは!改めまして、マリーゴールドににゅうだにゅ……あっ。マリーゴールドに入団しました、背番号219番、岩谷麻優です!ありがとうございます!弓月、今日1年ぶりに試合したけど、成長したねえ!すごい成長したねえ!バックドロップ、過去一番効きました!あんな……あんな技、やってたんだ……。でもね、岩谷麻優のパクリの技をやったところで、自分の100%の完成度でお返ししてあげます。岩谷麻優の壁は高いよ?超えさせないし、入団して一発目のタイトルマッチ、そのベルト、私がいただきます。そして!また年に1回じゃなくて、2回、3回と来れるように、皆さんこれからもマリーゴールド応援よろしくお願いします!」
弓月「麻優さん、パクリ……まあ、確かに。パクリ……、まあ……。でも、でも、私もマリーゴールドに来てこの1年、マリーゴールドで過ごしてきて、相当成長した。もうあの新人のときの黒髪の弓月じゃないんですよ。5・24代々木大会は、麻優さん、貴女を必ず超えて、憧れ超えを代々木大会で果たします。そしてこのベルトを私が必ず守り抜いて、私がこのベルトの価値を上げていくんで。よろしくお願いします」
岩谷が握手を求めるも、弓月が荒々しくはたき落とす。MIRAIが詩美&弓月の退場を促し、再びマイクを取る。
MIRAI「今日勝ったのは自分なんで。帰ってください。帰ってください。帰ってください。(※中々帰ろうとしない詩美へ)早くしろよぉ!帰れ!(笑)……戻ってくるなよ?はい!ということで、自分たちも、岩谷麻優たちも、これが最後の前哨戦。を!勝つことが出来ました!そしてそして、今日はなんとなんと、夜もここでやるんですけど、皆さんもちろん見に来てくれますよね?!見に来てくれますよね?!じゃあまた後ほど、夜ここに集まってください。そして自分たち、まだマリーゴールドのシングルのベルトを持ってないですけど、必ず5月24日に勝って新チャンピオンになります!そしてマリーゴールドをもっともっと最高の団体にしていきたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします!じゃあ皆さん立ってください!自分たちがシャイン・フォーエバー!って言ったら、マリーゴールド!ででっかい声でお願いします。……ちょっとまだ魂こもってないね。いいですか?!いーですか?!シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!ありがとうございました!」
<試合後コメント>
岩谷麻優&MIRAI
MIRAI「札幌大会!勝ちました!」
岩谷「おしゃっ!初めてのタッグだね(笑)前哨戦ということでMIRAIが勝ってくれました。どうですか?」
MIRAI「前哨戦、全勝するつもりでいたんですけど、今日まで負け越して、負の数のほうが多かったのでちょっとヤバいなと思ってたんですけど、今日本人から3取ったんで。5月24日もこの調子でベルト取りたいと思ってます」
岩谷「久しぶりに弓月と闘って、技の威力がすごく増してるなと思ったのと、バックドロップがね、ヤバかった」
MIRAI「えげつないんですよ……」
岩谷「ヤバいね(笑)」
MIRAI「ヤバいんですよ。首、ズーン!って……」
岩谷「今までに食らったこと無いような衝撃で、ちょっとやべーなって思いましたね。もちろん同じような技っていうのはクオリティでは自分が負けることはないと思ってるんですけど、ちょっと気をつけて闘いたいのと、久しぶりに試合したから、ちょっとコンディション戻さないといけないなって思った。ちょっとマリーゴールドのリング、デカいんで」
MIRAI「デカいです」
岩谷「デカいんで、まだあそこにちょっと慣れてないって部分もあるから、早めに体を慣れさせたいと思った次第であります!まあ24日、代々木、この2人が新チャンピオンとなって新しい景色を見せていきたいと思います!シャイン・フォーエバー!」
2人「「マリーゴールド!」」
林下詩美&ビクトリア弓月
弓月「5・24代々木大会までの麻優さんとの前哨戦、今日が最初で最後。あのときの弓月とは違う、成長した弓月を今日この1日でも麻優さんに刻み込めたんじゃないかと私は思ってます。でも5・24代々木大会は、もっともっと、もっともっと違うビクトリア弓月を麻優さんに見せつけるんで。麻優さん、覚悟しといてください」
詩美「今日、この大会、昼の大会が最後の前哨戦。最後でちょっと取られたのは非常にまずいですね。でも、これはタイトルマッチじゃないんで。言うても前哨戦なんで。負けたのはチャンピオンとして痛手ですけど、5月24日代々木大会、このベルトを絶対MIRAIから守るんで。札幌の皆さん、北海道の皆さん、そして全国の皆さん、ぜひ会場で私、林下詩美、そして弓月、チャンピオン2人の応援に来てください。今日は夜の大会もあるんでね。昼は昼。夜は夜。気持ちを切り替えて私は初の岩谷麻優とのタッグ、楽しみなので色んな感情があります。気持ち切り替えて、夜も頑張ります!」
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